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【#Real Voice 2024】 「表現」 2年・山田皓生

本日の部員ブログを担当します2年の山田皓生です。
ぜひ最後まで読んで頂けたら嬉しいです。







みなさんは自分のことをどれくらい表現できていますか。







私は昔から感情を出さない、何を考えているのかわからないと言われる。
たしかに自分でも目標や想い、考えを口にすることは少ないと感じる。
喜怒哀楽は表現するが、感情的になることもあまりない。






そんな私はよく「やる気がない」「気合がない」などと言われる。




ただ、自分では全くそんなつもりはない。
練習の前にはその日何を意識するかを考えるし、日々の練習には全力で取り組んでいる。
試合の前は良い準備を心がけるし、大事な試合の時はより一層気合いを入れてプレーする。





しかし、多分これは周りには伝わっていない。
小さい頃から父にはもっとガツガツプレーした方がいいと言われていたし、高校の監督が試合後のインタビューで私について聞かれた時、「皓生は飄々とプレーする」と答えていた。



これは私があまり自分のことを表現できていない証拠である。





だから、日々の練習から常にチームを鼓舞し続ける山市くん(3年・山市秀翔)や試合に勝てなかった時に引退する4年生よりも悔しがっている陽良(2年・柏木陽良)を見るとすごいなと思うし、誰が見ても気持ちが伝わってくる。
彼らを見て「やる気がない」「気合がない」という人はいないだろう。






自分の中でどれだけ頑張っても評価をするのは常に他人である。




いいプレーをしたと思っていても、
高い意識で取り組んでいても、
熱い想いを持っていても、




結局、伝わらなければ評価されない。
だからこそ相手に伝わるくらい表現しなければならない。







ではなぜ私は、あまり自分のことを表現できないのか。







それはたぶん自信と覚悟がないから。




目標を言わないのは達成する自信がないから。
意見を言わないのは責任を負うのが怖いから。
感情を出さないのは周りの目を気にしているから。



全て自分を守るため。
失敗することを恐れていたのだと思う。





これを書いていて1つ思い出したことがある。
シーズンの初めに兵藤監督(兵藤慎剛監督)に目標設定シートを送る。その今シーズンの目標に10ゴール10アシストと書こうとしたが、達成する自信がなくてやめた。



まさしく今の私を表している。





これが今の私の弱さであり、このままではこれ以上の成長はないし、上にもいけない。





まきくん(4年・成定真生也)のブログにあった言葉がまさに今の自分に当てはまった。


「ほんとはこんな人間じゃないとか、
黙々と取り組むタイプとか、
関係ない。」



その通りだと思った。
変わらなければ先はない。






だからこそサッカー選手として、人として、ありのままの山田皓生を全力で表現する。





プレーで、結果で、言葉で、姿勢で、





私に関わる全ての人に伝わるまで。









その第一歩として、来シーズンの目標をここに記して終わろうと思う。



来シーズン早稲田大学ア式蹴球部は「一部昇格」「日本一」を達成する。
そこに私のプレー、結果で貢献する。


そしてもう1つ。
今シーズン逃げた「10ゴール、10アシスト」
これを必ず達成する。









次の部員ブログは、まさがき(正垣創太・早稲田大学高等学院)です。
圧倒的なフィジカルと左足のシュートを武器にピッチに立てば何かやってくれると思わせる彼ですが、怪我で離脱した際のリハビリへの取り組みはイマイチだとか。野生児と呼ばれる彼がどんなことを書くのか、ぜひお楽しみに!


◇山田皓生(やまだこうせい)◇
学年:2年
学部:社会科学部
前所属チーム:前橋育英高校

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