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【#Real Voice 2024】 「鍛錬千日之行、勝負一瞬之行」 新4年・山市秀翔
今シーズン主将を務めます。
4年山市秀翔です。
日頃より早稲田大学ア式蹴球部へのご支援をして下さる皆様、本当にありがとうございます。
チャプター(個人)
昨シーズン、チームとしては2部残留、個人としては3回の怪我、とても悔しすぎるシーズンとなった。
5月末、個人としての調子も上がらずプロの練習参加へ行き、帰ってきたら自分のポジションは無くなっていた。
フラストレーションを溜めながら途中出場した拓殖戦。
そこで怪我をし、人生で初めて長めの離脱をする。
兵藤監督(兵藤慎剛監督)や玉井さん(玉井智久コーチ)に自分の思っている想いをぶつけてしまった。
自分は他人に対してベクトルが向いていた事に気付いた。
関東リーグで1部に昇格もさせられていない、全日本大学選抜にも入れていないような選手が何を言ってるんだ。
冷静になった時にそう思った。
早稲田には沢山のいい選手がいる。
でも、そこと比べるな。
自分の持っている長所を最大限に出す事に集中しようと。
そこから肉付けで色々な事にチャレンジし怖い選手になろうと思った。
そして無事復帰したものの、後期、ここからだという時にまた怪我をした。
自分の練習に対しての準備が甘かった。
身体づくり、気持ちづくり、その準備が招いた結果だ。
だが収穫もあった。
それは目の前の一つにこだわる事の大切さに気が付けたことだ。
怪我をしてチームのサポートをしていて、周りの選手をよく観察して見ていた。
一つ一つにこだわって俺はやっていたかとふと思った。出来ていなかった。
またここでも自分の甘さに気付かされた。
目の前の一つにこだわれない、そんな選手が2部優勝・1部昇格をさせたり、プロになったり、活躍したりすることは出来ないなと思った。
だから目の前の一つにこだわろうと思った。
試合に勝ちたい。
それなら目の前の一つの球際、空中戦、駆け引きに勝とうと。
そう思えるようになった。
どの考え方が合っているのかは俺には分からないし、誰にも分からないと思う。
けど俺はこの考えを大切にしたいと思う。
チャプター(チーム)
今、早稲田があるのは自分達の力ではなく、歴代の先輩方が創り上げた結晶。
この受け継がれたバトンを俺たちも後輩達に示し、託していかなければならない。
俺は勝ち続ける強い集団になりたい。
本気で2部優勝、日本一を獲りたい。
森保さんが前に練習に来て下さりこう仰っていた。
「日常にこだわって下さい。」と。
その日常とは早稲田の仲間とでしか創り出せないもので、
みんなの一人一人の意見、行動が日常を変え、チームを強くするのだと思った。
だからもっとこだわろう。
昨シーズンに痛感した、
あのシュートが入っていれば、
あの場面の球際に勝てていれば、
あの失点がなければ、
あの試合の入りが無かったら、
こんな想いをするのはもう嫌だ。
早稲田を活かすも殺すも自分達次第
その練習に対する姿勢が隣のやつの成長を加速もさせられるし、落とす事もできる。
1人のこだわる姿勢が、1人の妥協がこの組織を良い方向にも悪い方向にも持っていける。
早稲田を強くする想いを全員が持ち、もっと全員がこだわらないといけない。
そのこだわりが、どんどん伝染していきチームを強くする。
だから早稲田にいる事に対してもっと全員が責任と覚悟を持とう。
俺が早稲田を引っ張るんだと、
俺が早稲田を強くするんだと
みんながその気持ちを持って日常に取り組もう。
やり続けた先に必ず2部優勝・日本一が見えてくる。
気持ちには引力がある。
全員が強い気持ちを持ち、ギラついてやってやろうぜ!
大好きなア式のみんなで掴み獲ろう。
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◇山市秀翔(やまいちしゅうと)◇
学年:新4年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:桐光学園高等学校
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