【#Real Voice 2024】 「表現する」 新4年・森田大智
今回、部員ブログを担当するスポーツ科学部3年の森田大智です。
新4年生トップバッターとして、真面目に綴りたいと思います。
最後まで読んで頂けると幸いです。
ラスト1年。
ア式に来て、あっという間に3年が過ぎた。
ランテストでフライング失格となった暖(3年・瀧澤暖)が4年生に文句を言っているのを、昨日のことのように覚えている。※暖は入学時から既にセコかった
今年も佐久間(3年・佐久間真寛)のスプリントくらい早く終わるんだと思う。
だからこそ、1分1秒を全力で生きたい。
今年は
「表現する」
をテーマに過ごしていきたいと思う。
ア式で活動できる最後の1年間、何を表現したいか。
それは、主に2つある。
1つ目は、プレー。
ピッチ上で、自らのプレーを表現し続けたい。
どれだけ足が速くても、
どれだけ身体が強くても、
どれだけ技術があっても、
試合に出ないことには、表現することはできない。
プレーを表現するためには、試合に出なければならない。
昨年は、その機会を増やすことができなかった。
たくさんチャンスはあった。
ゲバ(紅白戦)でスタメン組にいることは多々あったし、トレーニングマッチでも1本目に出ることは何度もあった。
でも、気づけば自分のネームマグネットはAサブの方に戻っていた。
それは何故か。
完全に弱気だった。失うものはないはずなのに、
「絶対に何かやってやる」
ではなく、
「Aサブに戻されないようにしよう」
というマインドになっていた。
練習では安牌なプレーを選択し、自分の良さが消えていたと思う。
この経験を学びへと変え、練習から違いを出せるように取り組みたい。
でも、試合に出れば「表現できる」と自信が付いた1年でもあった。
9月に行われた総理大臣杯。
3試合全てにスタメンで出場した。
試合を重ねるごとに、試合勘とキレが戻ってきたように感じた。
自分の武器は負けていないと確信した。
結果は準々決勝で筑波に0-1負け。
試合を通して押し込みながら、仕留め切ることができなかった。
筑波戦までは自分の力がどれだけ通用するか未知数だったが、
このような試合で決定的な仕事がしたいと、目線が1つ上がった気がした。
昔から試合になると、何でもできる気がする。
実際に総理大臣杯や新人戦など、試合に出れば手応えを得ることができた。
自分のプレーは自分にしかできない。
今年は試合に出続けて、自分らしさを表現し続けたい。
2つ目は、感情。
喜怒哀楽を表現したい。
ア式に来てから、感情を表に出すことが少なくなった。
負けん気を前面に押し出すわけでもなければ、
声を出すこともあまりなくなった。
その代わり、
冷静にプレーができるようになった。
自分を客観的に観ることができるようになった。
何があっても動じなくなった。
多分、感情の振れ幅が少なくなったんだと思う。
いや、振れ幅を少なくしているんだと思う。
でも、何か違う。
試合で負けるたびに大号泣していた自分
奪われたボールを必死で取り返そうとする自分
毎試合13キロは走っていた自分
はどこに行ったんだろう。
そういえば、
自分を見失っていた大学1年時、
「感情をピッチで表現できるようになったらいいね」
と恩師に言われたことを思い出す。
今年は内に秘めているものを表現したい。
観ている人に想いや熱量が伝わるプレーがしたい。
ピッチで感情を表現できるようになった先に、
更に成長した自分が待っていると思う。
⚠️武沢(2年・武沢健伸)のような表現は控えたい。
今年は進路を選択する上でも大事な1年になる。
プロサッカー選手という幼い頃からの夢を叶える年にしたい。
だけど、とにかくア式のために闘いたいと思う。
昨年までは自分のことしか考えられていなかったが、もう最上級生。
スポーツ推薦で入学させてもらったにも関わらず、まだ何ひとつチームに貢献できていない。
最後の1年、
自分がア式に来た意味をプレーで表現する。
最高の同期と
・日本一
・2部優勝、1部昇格
を絶対成し遂げます。
自分が早稲田を勝たせます。
次回はまさしげ(宮寺政茂・早稲田実業学校高等部)です。
ピッチ内では、強靭な内転筋を武器にゴラッソを連発します。2年時まではDFだったものの、今ではICCサッカーイベントの自己紹介で「I am FW.」と発言するほど、FWとしての自覚が芽生えています。ピッチ外では、そろそろ結果が欲しいところです。大学ラストイヤーはピッチ内外でゴラッソを叩き込んでくれるでしょう。
皆さん、是非お楽しみに!!
【過去の記事はコチラ↓】