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【#Real Voice】 「成長と恩返し」 1年・光田脩人
自分は小学校3年生からサッカーを始めてきて10年が経とうしています。
この10年間は、自分はただがむしゃらにサッカーだけをしてきました。
サッカーだけの成績で見たら、全国優勝を経験したり、U-17ワールドカップのメンバーに選ばれたり、順風満帆だったかもしれません。
でも自分自身に精一杯で、サッカー以外に目を向けることがあまりにも少なく、プレイヤーとしての自分しか知りませんでした。
今までサッカーに携わる中でもちろん、「感謝の気持ちを大切にしなさい。」と何度も教わりました。
でもそれを本当の意味で体現できていたかと思うとそうではないと思います。
だからこそ自分はこの大学4年間、そしてア式蹴球部で活動していく中で、人として成長し、色々な人への恩返しをしたいと思っています。
そして今自分は大学1年生になり、あと少しで今シーズンが終わろうとしています。
人として成長し、恩返しをしようと強く誓ったのにも関わらず、試合の運営を全て自分たちが行ったり、ユニフォームの準備と片付けがあったり、そのほかにもやるべきことがたくさんあります。
今まで経験したことないことばかりで、正直辛いことが多かったです。
でもそれと同時に、自分が今までサッカーをしてこられたのは、本当に色々な人が関わり、支えられているからだと身に沁みて感じました。
だからこそ今まで、ただサッカーをしてきただけの僕が今サッカーを支える側に周り、ほんの少しだけどにチームに貢献できればいいと思うようになりました。
それだけでなく、チームが掲げている、熱量、感受性、礼儀の3原則というものがあります。
その中でも感受性というのはとても深い言葉だと思います。
感受性とは簡単に言えば、周りに気を配り感じ取る力です。それは僕が1番劣っていると感じた部分でもあります。
ア式蹴球部に入部した当初は、練習の前後や合間でもぼーっと突っ立ってることがほとんどでした。
しかし先輩達の、チームに対して良い影響を与えるために常に考え行動している姿や、周りに気を配っているを見て、自分の同期が明らかに変わってく姿を感じて、このままじゃダメだと思いました。
そこから、自分にない物を周りから吸収しようと日々努力しました。そうしていくうちに、少しずつ今まで見えなかった部分に気づけるようになりました。
それはサッカーにも繋がってくると思いました。これがア式蹴球部に来て初めて実感できた成長だと思います。
最後に、自分が考えた最大の恩返しとは、やっぱりプロサッカー選手になり、小さい頃からの夢であるA代表としてワールドカップに出ることです。
そのためにこの4年間で人として成長し、自分を磨き続け、誰かに勇気を与えられる強い人間になれるよう、これからも日々努力をしていきます。
◇光田脩人(みつだしゅうと)◇
学年:1年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:名古屋グランパスU-18