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【#Prologue2】 「まだまだ」 成定真生也

新シーズンがスタートして、3ヶ月。

チームとして良い時期も悪い時期もありながら、総じて、少しづつ良い積み上げができていると感じている。

練習の振り返りでは、「良い強度、良い雰囲気」という言葉を何度も聞くことがあったし、
2月の中旬で怪我人となってから、「本当にこの練習に自分が混ざれるのか」と不安に思わされるくらい、外から見ていて、練習には活気と強度の高さがあった。

昨シーズンの悔しさをバネに、ピッチ内から大きくチームは変わろうとしている。

怪我人として客観的に見れた2月の明治戦。
あの雰囲気は決して練習試合の1試合ではなかったし、闘うチーム、勝負へのこだわり、一人ひとりが勝ちにいく姿勢を感じた。ハーフタイムを側から見ていて、正直圧倒されたものがあった。

その後の島原遠征から帰ってきたらチームの雰囲気の良さも、練習を見てすぐにわかったし、関西学院戦のアップからも違かった。

これからもっと強くなれる。
そして強くならないといけない。
そう思えた。

そんな良い積み上げの中で、
舩越(新4年・舩越嶺 / 市立浦和高校)のブログにもあるように
チームとしてミスが続いてしまった。
 
そしてチームのミスを防ぐどころか
自分がミスをして、迷惑をかけた。
自分はまだまだの人間で、まだまだの選手で、まだまだ何もできていない副将。
自分の奥底にある甘さを痛感しました。

あまりの自分の情けなさに、正直落ちてしまう部分もあったが、
厳しい声をかけてくれた同期に、感謝をしたい。ありがとう。
本気で、変わりたいと思う。
このままでいいはずがない。
少しのことからでも、変えていきたい。

ここが変わる時、そう信じて取り組もうと思う。
 
今までは、なんとなく、上手くやり過ごせていた。
チームの雰囲気も良くて、ピッチ内でも、ピッチ外でも自身の役割があった。
そんな状況に甘えていたんだと気付かされた。
 
もっと高い基準じゃないといけない。
サッカーに対する向き合い方も、チームに向き合う姿勢も、こんなものではいけない。
 
そしてこの取り組みは、
この時期だけ行うものでは決していけないし、チームの目標がある限り、続けていこうと思う。

4年生となり、この時期になり、サッカーではないことからも、落ちそうになることがあった。
でも今回はそんなものとは全く違くて、
チームがあって、向き合ってくれる同期いるから、落ちるところからむしろ「やらないといけない」し「もっと取り組んでいこう」という気持ちにさせてくれた。

私には責任がある。
まだまだ足りない。
もっと厳しく、高い基準で、同期のみんなには向き合ってほしい。
チームがより良いものになるなら、ずっと厳しくていい。

チームが変わるタイミングだと信じて、取り組み続ける。
そしてチームに促すことだけでなく、
自身の能力向上にも注力する。 

毎日に最大で向き合うこと。
サッカーの準備から変えていく。
 
そしてこれは全部、口だけにしてはいけない。
だから行動で示さないといけない。

ここをきっかけにチームがより良くなったと言えるのは、全て行動次第。

責任を持って取り組み続けます。

そして今年は勝負強いチームになりつつある。
今までとは違い、終盤で追いつくことも、勝ち越すことも増えてきた。

幸いにもリーグ開幕にはまだ時間が残されている。

もっと強くなれる。
勝つチームになれる。

大きな目標は常にぶらさない。

でもまず大切になることは、目の前にある1つ1つを積み重ねていくこと。

責任と覚悟を持って、地に足をつけて、取り組み続ける。

そして開幕戦は絶対に勝ち点3。

1戦1戦を大切にして、1を積み上げていこう。


◇成定真生也(なりさだまきや)◇
学年:4年(副将)
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:日本大学藤沢高校

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