【#Real Voice 2022】 「サハシ トウマ」 1年・佐橋杜真
早稲田大学スポーツ科学部1年佐橋杜真です。
初回ということで少しでも自分を知ってもらえたらなと思います。
私は3歳の頃にサッカーをはじめ、約15年間サッカーをしてきた。中高は名古屋グランパスでプレーさせてもらった。高校3年の時にクラブユースで優勝し、日本一になった。もちろん、プロになるためにこのア式蹴球部に入部した。
しかし、誰よりもサッカーが好きかと聞かれたらそうではない。私よりサッカーを好きな人は山ほどいるだろう。プロの試合も見ないし、オフの日にサッカーをしようとも思わない。プロを目指す選手がなにを言っているんだと自分でも思う。甘い考え方だということは自覚している。
ただ、サッカーをすることは大好きだ。詳しく言うと、仲間とサッカーをすることが大好きだ。毎日の練習も仲間がいたから乗り越えてこれたのだと強く感じている。
これまで数え切れない程の人とサッカーをしてきたが、どれも良い思い出しかない。良い人に囲まれ、恵まれた環境で育ってきた。だからこうして15年間もサッカーができているのだと思う。
大学に進学する際、6年間共にプレーした仲間と離れ寂しさもあった。だが、同時にどんな仲間に出会えるんだろうというワクワクもあった。期待通り素晴らしい同期に出会い、素晴らしい先輩に出会うことができた。そのおかげで今も楽しくサッカーができている。
「俺は誰よりも上手い」
こんな言葉世界のトップレベルの選手が使っても批判されるだろう。例えメッシだろうが批判の声はあると思う。しかし、こう思うのは自由だ。私は、プロでもなければ選抜に入っている訳でもない。それでも、心の中ではこんな馬鹿げたことを常に思っている。自信過剰にも程があるが、このおかげで自信を持ってプレーすることができるし、なんだかんだ上手くいったりする。だが、もちろんそんなわけは無いので、日々努力してこの自信がピッチの上で表現できるように精進していきたい。
「なんとかなる」
私はポジティブな人間だと思う。なにがあっても「なんとかなる」と思ってしまう。羨ましいと思われることもあれば、考えなさすぎと言われることもある。だが、この考え方でこれまで損したことは1度もない。なんとかなると思えばなんとかなる。そう思っている。実際になんとかなってきた。ポジティブに生きた方が人生は楽しくなるだろう。こんなことが言えるのは学生までなのだろうか。
「家族」
私は家族が大好きだ。家族で旅行に行くことが何よりも楽しい。兄は社会人だが今でも一緒に旅行に行ってくれる。
冒頭で約15年間サッカーをしてきたと書いたが、これは紛れもなく家族のおかげだ。伸び伸びとサッカーができる環境があるということは決して当たり前のことではない。サッカーをするにはお金も時間もかかる。妹には産まれた時から自分のサッカーで時間を奪ってしまい申し訳ないと思っている。両親も同様だ。それでも、嫌な顔せず送り迎えし、試合を楽しみに待ってくれる家族には感謝しかない。サッカー選手である以上、プレーで恩返ししたい。
ここまで見ていただきありがとうございます。
これからの活躍に期待してもらえればと思います。
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