【#Real Voice】 「見える景色」 3年・中村亮介
こんにちは。
今回の部員ブログを担当する3年の中村です。
ここから本文に入ります。
「彼らがどうあるかではなく、それはすべて、我々がものをどう見るかにかかっている」
これはユングという心理学者が言った言葉である。
本当にこの通りだなと思う。
自分のその時の感情で景色の見え方全て変わってしまう。
仲間、チーム、スタッフ、評価、自分の将来。
自分が調子良かったり、周囲から認められると景色を肯定的に見ることができたり、
自分がダメだとネガティブな感情に引っ張られて、周りが見えなくなっていくことがある。
心の中ではわかっている。
周りからの評価に一喜一憂してモチベーションが上下することとか意味のないことだって。
でも気にしないようにしても、体が思うように動かない日もある。
気分が下がる時もあるし、言い訳したくなることもあるし、チームの成功を心から喜べないこともある。
ただ、こういう自分から目を背けないことは重要だと思う。
これも人間らしさだし、大事な感情だから。
この感情のなぜを追求していくと、自分の本当の感情やこうありたいという姿が見えてきたりする。
人はダメな時に真価が問われるってよく言うけど、本当にその通りである。
うまくいかない時にこそ一度冷静になって自分を、組織を見つめ直せる。
来年はそんな人間になろうと思う。
そんなこと考えているとア式って尊敬できる人がいっぱいいる。
大事な試合でメンバー外れてめちゃくちゃ悔しいはずなのに、笑顔で頑張れって仲間に声かけて、ライバルの成功を心から喜べたり、
自分にとって不都合なお願いでも顔色変えずに取り組むことができたり、
怪我しても、全力でリハビリに取り組みながらチームのサポートしてくれたり。
本当に尊敬できる。
そういう姿がチームを支えている。
皆尊敬できるところがあって、頑張らなきゃなって思える。
こういう人たちに出会えたことは自分がア式にきてよかったと思う1番の理由だと思う。
少し話は変わるが、俺はサッカーが好きだ。
最近、心からそう思うことが増えてきた。
おそらく大学までサッカーを続けてきている人は皆好きだと思う。
大学でサッカーを続けている理由は他にもあるし、目標とかも人それぞれだと思うけど、ここは変わらないところだと信じている。
でも毎日のようにグラウンドに来てサッカーをすることが日常になっている間に、気がついたら何が好きだったのか忘れてしまうことがある気がする。
サッカーを何年もやっているとよく起こる現象だと思う。
ただ思うことは自分の「好き」という感情を大事にしたほうがいいなということ。
自分も大事にして頑張っていきたい。
最後に
ア式での3年間を振り返ると、多くの人から与えられてばっかりだなって感じる。
来年でラスト。
謙虚にひたむきに取り組んでいきたい。
全力で大好きなサッカーを楽しんでいきたい。
自分も誰かの挑戦や努力のきっかけになれるように。
取り留めの無い文章でしたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
◇中村亮介(なかむらりょうすけ)◇
学年:3年
学部:人間科学部
前所属チーム:静岡学園高校