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新体制幹部が語る、”特別な2020シーズン”への意気込み 【前編】

先日、ア式蹴球部の新チームが始動した。
最終節にまでもつれ込んだ熾烈な残留争いを制し、”1部リーグで優勝した翌年に2部リーグへ降格する”というジンクスを破ったものの、不本意に終わった2019シーズン。この1年を経て、チームはどのように強くなっていくのか。
2部リーグ優勝、1部リーグ優勝、1部リーグ残留争い…という激動の3年間を過ぎしてきた新4年生は、最終学年となる今シーズン、どのような未来予想図を描きながらチームビルディングをしていくのか。
新シーズン主将の杉山耕二、副将の山田晃士、新人監督の阿部隼人、小野寺拓海。
新チームを核となって支える幹部の4人に、2020シーズンへの意気込みを聞いた。

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○俺たちについてこい!

ーー4人から、新シーズンの指標となる組織理念の説明をお願いします。

杉山:ビジョンは『日本をリードする存在になる』。これは去年から引き続き掲げました。早稲田大学ア式蹴球部には歴史と伝統があって、これまで日本サッカー界をリードしてきたと言える存在。しかし近年、時代の流れが高速化して社会から求められる人材も変化し多様性や個性が尊重される時代になってきた中で、我々早稲田大学ア式蹴球部からどんな組織でも活躍できる人材を輩出する、というのを1番大きなビジョンとして掲げました。

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杉山:さらに、早稲田の哲学をもう一度強調しました。『WASEDA the 1ST〜サッカー選手としても、人としても一番であれ〜』です。この哲学はア式蹴球部らしさでもあって、自分たちがビジョンやミッションを達成しなければならない理由にもなります。常に頂点を目指し続けることや、自立した人間であり続けることを示しています。

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山田:これを踏まえた上で我々が掲げたミッションが『究極の当事者意識を持つ』『明日への活力となる』ことの2つです。『究極の当事者意識を持つ』こととは、自分自身に徹底的にベクトルを向けてチームの目標や課題を常に“自分ごと化”する、という意味です。『明日への活力となる』ことは、誰かに力を与えること、誰かに影響を与えること、誰かの心を動かすこと、といった言葉の意味になっています。

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阿部:目標は、『日本一』『リーグ制覇』。Aチーム、Bチーム、社会人チームの全てで成し遂げます。

小野寺:スローガンは『Drive2020』。これは、これまでの2年間で掲げてきたスローガン『Drive』とは少し意味合いが違っています。過去2年間の捉え方と我々の捉え方は違っていて。我々は、“進取の精神”や“早稲田らしさ”が『Drive』という言葉に詰まっていると感じているので、これまでの『Drive』にプラスαとして、“俺ららしさ“も言葉の意味に付け加えていけたらなという意図はありました。

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ーー新シーズンの幹部はどのように決まったのでしょうか?
また、決める過程の中でいかにして自分自身の中に「幹部をやろう」という自覚が芽生えてきたのでしょうか?

杉山:まず、自分たちが目指すべく場所を掲げました。これまで3年間様々な経験をしてきた中で、自分たちの代になった時のビジョンやミッションを決めようという話になりました。その決めたビジョンやミッションに向かうに当たって、誰が主将としてふさわしいいのか、誰が副将としてふさわしいのか、誰が新人監督としてふさわしいのかを当てはめ、学年全体で話し合って決めていきました。
この話し合いは昨年の9月初め頃から、1週間に1・2回ほどミーティングの時間を設けて、本当に長い時間をかけてやってきました。なので、自分たちが4年生になった時の体制に関しては、自信を持って今シーズンを迎えられているというのはあります。


ーーその話し合いの中で最終的に学年として導き出した、主将・副将・新人監督にそれぞれ求められる素質とは何だったのでしょうか?

杉山:求められる素質に当てはめて決めた感じではなかったかな。

山田:ビジョンやミッションについて話している時に、“4年生としての姿“の話にもなり、『4年が1番泥臭い』姿が必要だよね、という話が出ました。その上で誰がトップに立つか、というのを考えた時に、泥臭いこともできるし、泥臭さを持って他の人に影響を与えられる人は誰なのかを考えました。
新4年生は全部で24人しかいないし、その中から選ばなければいけない中で、誰が1番「こいつがトップだったらついて行こう」と思えるか、という話をしていく過程で決まっていった感じかな。
あとはサッカーの組織だから、サッカーにおける強さや影響力も鑑みた部分はもちろんあります。でも、主将は一発で決まりました。


ーーそれは自薦ですか?他薦ですか?

山田:それは両方あって。全員の他薦も聞いた中で、スギ(杉山)も自分で出てきてくれて。満場一致で主将は決まりました。


ーー杉山選手が主将をやろうと思ったきっかけは?

杉山:まず、伝統と歴史のあるア式蹴球部の主将ができるのであれば、俺はやりたいと思ったし、1年生の時から試合に出させてもらって、早稲田大学ア式蹴球部のエンブレムを背負って戦ってきた背景があるから、それなら自分がやるっていう使命があるのかなと感じました。
もう1つが、俺にとっては同期の存在が大きくて。同期から「スギがやるなら」「スギに任せたい」という言葉もあったし、これまでの3年間苦楽を共にしてきて、本当に俺は同期に誇りを持っていて、全員リスペクトしている。そんな存在の先頭に立ってチームを引っ張れるのであれば、俺がやりたいなというのがあったかな。

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山田:(自薦他薦の)同じ方法で副将と新人監督を決めようとなった時に、俺とキング(阿部)が自分から名乗り出て、他薦ではデラ(小野寺)がすごい票が入って、それにプラスで1・2票入ったのが数人いた感じ。票の数と自薦他薦のバランスを考えた時に、この3人(山田、阿部、小野寺)に絞られてきて。デラも不安や懸念が大きくて、1番最初は迷っていたんだけど、(やると)決断して「自分もやりたいと思う」って言い出してくれて、この3人が副将と新人監督のどこに入るかという話になりました。それで、最終的に主将のスギがオーガナイズした感じです。

杉山:最終的にはこの3人だったら誰がやっても俺は任せられる、どの役職に就こうが任せられる、ってなったから、最後はどうやったら組織がうまく回るかも踏まえた上で俺が決断して、それを3人に伝えました。


ーー杉山主将が副将に求めていることは?
3人の中から副将に山田選手をピックアップした決め手となった理由は?

杉山:そこに関しては圧倒的にあって。今年新しい早稲田を作り上げるという目標がある中で、大事になってくるのは想いを言葉にすることだったり、それを伝えていくこと、それによってチームの意思統一をすることだと思っていて。それをするためには、山田のそういう能力が俺に足りないものを補ってくれると思ったし、そこは協力して欲しいなと思って、山田にやってもらいたいとお願いしました。

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山田:みんなの前でもこういう話はしていたんだけど、最終的に決める日に(杉山選手が)風邪で休んで(笑)。

一同:(笑)

山田:みんなで『どうする?どうする?』ってなったんだけど、最終的に電話がつながって、電話越しで言われた。
その日の前日までには副将と新人監督の候補をこの3人に絞れたんだけど、どこに配置するかが決まらなくて。3人にはそれぞれ武器があって、どこにはめてもそれなりに発揮のされ方があって、みたいな。そんな感じでその日は決まらなかったから、「次の日にもう1回話し合おう」ってなったんだけど、次の日に(杉山が)いなくて…(笑)。
ミーティングで最終的には「結局はスギがどう思うかじゃない?」ってなって、スギが電話で「〇〇にはこの役職をやってほしい、理由は〜」という感じで言ってくれました。

杉山:役職が決まったのは12月の頭くらいだよね。シーズンが終わって残留が決定した後。残留するかどうかも俺たちの中では大きかったし、それが決めるまではミーティングも少し置いてきたから、残留して少し一息ついた後にって感じ。


ーー結構時間をかけたんですね。

杉山:役職のメンバー決めっていうよりも、チームの大枠を決めるのにすごい時間をかけた。役職の候補はある程度絞られていたから、あとは最後(誰を配置するか)決めるだけっていう状況の中で決まったって感じかな。



ーー阿部選手は学年リーダーとしてこれまで3年間、新4年生を見てきたわけですが。

阿部:今まで学年リーダーがキャプテンをやるという流れがあったけど、去年も一昨年もそうじゃなかったし、そういう流れは終わったと思っているから、(自分がキャプテンでないことは)そんなに気にはしていないかな。スギも寮外生リーダーとして、俺とコミュニケーションをとりながらお互いやってきたから、「俺がやらないといけない」というプライドは特になかったし、(主将を自分が)任されるのであれば「ありかな」くらいに思っていた。
でも、3年間学年リーダーとしていろいろ経験してきた中で、責任のある何かしらの役職には就きたいとは思っていたから、副将と新人監督の候補には両方手を挙げて、スギが最後の判断で山田を副将に選んだから、俺とデラが新人監督になることになった。枠は主将1人、副将1人、新人監督2人で元々決めていたから、副将が決まったタイミングで新人監督になることにはすんなり納得できたかな。

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ーー新人監督を2人にした意図は?

杉山:新人監督の負担が圧倒的に大きいなとはこの2年間で感じていて。1年生の指導や入部の大事な判断の責任を1人で負いきるのは大変だし、1人ではどうしても見切れなかったり管理しきれない部分があるなっていうのが課題として俺は感じていたから、そこは2人でできるだけやったほうがいいかな、というのがあったかな。

小野寺:俺たちが1年生の時の4年生は(新人監督が)2人だったというのもあって。その時に2人からいろいろ教わったり、自分たちに厳しい言葉を投げかけたりしてくれたのが自分たちの印象に大きくあった。だから、そういう姿が今年あってもいいのかな、とは思っています。

山田:副将が2人の案も出たんだけど、副将と新人監督を2人ずつにすると人が余るだろうなという話があって。どちらかを1人でもう片方を2人にすることになって、役割を考えた時に新人監督が2人に決まったね。



ーー小野寺選手は、新人監督に就任するのを決断するまでに相当悩んだと聞いたのですが。

小野寺:俺は1年生の時からア式蹴球部に食らいつく立場にいたから、組織がどうこうっていうよりも自分のことに精一杯で駆け抜けてきた3年間だった。「もう4年生になるんだな」という思いはあったけど、自分に期待を寄せてくれる同期も結構いるのを聞いたときはびっくりしてしまった部分があって、「責任を負わせてもらっているのに自分は何をしているんだ」という葛藤があった。そこで泰平(工藤泰平・新4年)に、「迷っているようだけど、お前このままでいいの?自分のことに精一杯のままでいいの?」みたいな言葉を投げかけてもらって、自分を問いただした時に「あ、このままじゃダメだな。4年間を自分のことに精一杯で終わらせてしまうのはもったいない。チームのために捧げたい。」と思うようになって、やる決意を固めました。

杉山:デラって圧倒的な体現ができるじゃん。本人はそんなに感じていないんだけど。学年を超えて、誰が見ても「小野寺と言えば〜」っていうところが圧倒的にあるじゃん。”Mr.早稲田”。分かるでしょ?この感覚。

阿部:仮入部から10日でのア式史上最速入部だからな〜。

山田:監督のプッシュだからね。

杉山:俺たちの学年の象徴が役職に就かないは違うなと。象徴として君臨してほしいなというのが1番あったかな。

小野寺:恐れ多いな。

山田:サッカーの組織と言っているのに、サッカー以外の部分でこれだけ多くの信頼を勝ち得ているというのは本当にすごい。段違いだよ。

阿部:1年の時とか永遠にボード板の前でボール蹴ってたよな。

小野寺:3時間くらい蹴ってた(笑) 内転筋が終わるまで蹴ってた(笑)

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○”特別なア式の4年生の時間”は「未来の自分ための今」でもあり、「過去の自分のための今」でもある

ーープレッシャーに負けて自分が小さくなってしまう怖さはないですか?

杉山:ないって言ったら嘘になるし、いくら話し合ってもそういう不安は消えないけど。ただ、それを超えるだけの3年間を過ごしてきたし、そのために同期とたくさんぶつかってたくさん干渉しあってきたから、「どんなことがあってもこの同期となら」って思えたのが、俺が主将をやろうと思ったきっかけにもなったし、そこは自信を持ってやれる感覚はあるかな。

小野寺:今スギも言ったように、この同期っていうのは特別で、この4人だけじゃなくて他の選手も組織を引っ張るに値する取り組みをしていたり、強い信頼を得ていたり。4年生はひとつにまとまっていく強さがあるから、スギもキャプテンをやる決断ができたんだろうなとは思ってる。



ーー同じ22歳でも、高卒でプロに進んだ選手はまだ若手ということでチームビルディングに携わることはほぼないと思うのですが、大学スポーツだと最上級生としてチームビルディングに大きく携わります。4年生としての時間は、サッカーや就活などの自分のために費やしたくなりがちだと思うのですが、“特別な大学4年生”の時間を幹部としてア式に捧げる意味や価値とは何なのか教えてください。

阿部:「ア式の4年生は、自分のことだけをやっていればいい4年生じゃないよ」というのは、今までずっと言われ続けてきたから頭の中に刻み込まれていて。「4年生だからこそやらなくちゃいけない」という想いが芽生えているから、それがどこに行っても離れていかない。自分のことをやっていてもア式のことはいつも考えているし、自分の中に根付いているものがある。

小野寺:自分のことに全てを捧げたいという想いはあんまりなくて、そこに葛藤はそんなにない。俺は、むしろア式に全てを捧げるじゃないけど、自分がこの先どうなるかはそこまで考えていなくて。いや、考えていないわけじゃないけど、葛藤はあんまりないかな。

杉山:俺の感覚なんだけど、今までの3年間の経験で大きかったと思うのは、ただ自分のことをやって得られるものと、ア式のためにアクションを起こして得られるものだと、ア式のためにアクションを起こして得られることの方が大きいっていうのを学年全員が理解できていること。それがあるからこそ「ア式のために」って思えるかなとは思う。

山田:チームビルディングのためにここまで細かく考えてやるのは、早稲田大学ア式蹴球部だからこそだと思うんだよね。他の大学もやっているとは思うんだけど、ここまでビジョンやミッションは規定していないと思う。それがア式蹴球部の価値だとか、ア式蹴球部に来た意味だと思うのね。そこから逃げた時に、ア式蹴球部じゃなくてもいいことになっちゃうし、逃げて得られることは少ないんだよね。ア式蹴球部がそういうベクトルにいるのに自分だけ逃げていても、最初からそっちのベクトルにいる人の方が強いわけじゃん?
これは俺個人の話だけど、(通うことになった)大学はなかなか変更できるものじゃないし、自分が選んでここに来て、そこに価値を作るためには、既に決められた環境で生き切ることが自分の過去の選択を後悔しないために重要なことなのかなって。文化に則らないのは、昔の自分を否定することになっちゃうから、その文化で戦えないことほどもったいないことはないでしょ、って思ってやっている。

阿部:過去という話もあったけど、未来の自分のためでもある。チームを作って運営していく責任は、高卒プロになった選手は22歳だと持てないじゃん。高卒でプロに行っても2年くらいで戦力外になって引退したってなったら、俺たちの方が得ている力だとか、経験は絶対に多いと感じていて。そして4年目でチームを運営できて、サッカーの結果も残さないといけない、チームとしても価値を高めていかないといけない中で感じる責任感、大学で4年間やり切ってしかも早稲田大学でチームを作っている経験は、その先自分にどう生きていくかはやってみないと分からないけど確実に生きると思っているし、(幹部になった)その判断は正しかったのかなと今は思っている。
どう生きるかは正直分からない。それを成功にするのはこの先の選択次第だと思う。

杉山:この先の人生の圧倒的な自負になることは間違いない。その自負があれば自信を持って生きることができると思うから、「未来の自分のための今」でもあるし「過去の自分のための今」でもあると思う。

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阿部:将来、いくらきつくて苦しんでいる自分がいても「大学時代の方がきつかったよね」とか「もっと責任感持って仕事してたよね」って思ったら、絶対そっち(未来)の方が楽勝だなって思えたり。そういう経験がつながるんじゃないかな。

杉山:そこを考えられるまで俺たちを導いてくれるア式の組織としての偉大さは4年になってめちゃくちゃ感じている。「うわ、ア式すごいな」って。俺たちがそうしようとしてやったっていうのも少なからずあるんだけど、「そうしなきゃダメだよ」って導かれた感じはあった。4年生になった時に、自分たちが1年生の時に4年生にかけられた言葉がポンポン出てきて。「あれってこういうことだったんだな」って。

阿部:だから先輩って大事なんだよ。言われてウザいと感じるかもしれないけど。

小野寺:浅はかだったよね。

杉山:「4年になった時に何もできないぞ、どうするの?」みたいなことはずっと問われてきたんだけど、「何言ってるんだよ…」ってずっと思ってたんだよ。でも、それが全てだった。




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次回は、4人を大きく成長させた”これまでの3年間”について掘り下げていきます。
激動の3年間で得た経験が4人にどのような影響を与え、それを”今”や”未来”にどのように生かしていくのか。
次回もぜひお楽しみに。

(インタビュー:林隆生)

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杉山耕二(2020シーズン主将)♢
学年:新4年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:三菱養和SCユース(中央大学杉並高校)
山田晃士(2020シーズン副将)
学年:新4年
学部:社会科学部
前所属チーム:浦和レッズユース(埼玉県立与野高校)
阿部隼人(2020シーズン新人監督)
学年:新4年
学部:社会科学部
前所属チーム:横浜F・マリノスユース(神奈川県立岸根高校)
小野寺拓海(同上)
学年:新4年
学部:政治経済学部
前所属チーム:専修大学北上高校

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