【#Real Voice 2024】 「はじまりとおわり」 4年・駒沢直哉
ついに回ってきました最後のブログ
過去3年分のも合わせて読んでもらえるとより自分のことを知ってもらえると思うのでぜひ。
長かった4年間もあと2週間(必ず入れ替え戦にいくので)で終わる。あっという間な気もするけど、長かったと思う。それほどまでに濃密な時間を過ごせたからだろう。
ア式でのはじまりはどんなだっただろうか。
ちょうど4年前の11月、自己推薦で受験し合格した。リアルに人生の嬉しかったことトップ3には入るぐらい、嬉しかった。
あの時に感じた、早稲田でサッカーができること、早稲田に通えること、東京で生活できることの胸の高まりは今でも忘れない。
そして迎えた上京の日、石川は大雪やったのに東京はちょっと暑いくらいでびっくりした。
上野駅でビルを見上げながら歩いていたら、ちょうどその時にゲキサカで早稲田大学新入部員の記事が上がって、
見出しは「早稲田大が入部予定選手発表!選手権得点王MF安斎、U-17W杯代表FW光田、CB神橋、MF伊勢、GKヒルら才能集結!!」
そこに自分の名前はなかった。
駒沢直哉の名前は記事の最後にちょこっとだけ。
強者揃いすぎていきなり挫折した気分だった。
石川県ではお山の大将のようにやれてた自分も、実際にア式の門を叩くときはかなりビビっていた。
あの時の自分は今の自分を見てどう思うのだろう。
まぁ出来た方なのか、全然まだまだなのか。それは自分にも分からない。
ただ、今の自分がハッキリ言えることは
早稲田で成長できたということ。
この4年間でほんとに色んなことを経験できた。
成長したこと、学んだこと、楽しかったこと、悔しかったこと、知れたこと、変わったこと。感じたこと、忘れられないこと、忘れたいこと、誇れること、挙げればキリが無い。ここでは書けないようなこともちらほらと。
1年の時は大学サッカーに慣れるので必死だった。
部活やア式という特別な組織。関東のレベルの高さ。未体験の連続だった。その中で自分の特徴やスタイルみたいなものを少しは確立していけたと思う。初の早慶戦で決めたゴールは一生忘れることはないだろう。
2年生は1番苦しかった。
ほとんどの試合に出させてもらったのに結果はさんざん。降格した原因は自分にも多くあると思うし、あまりにも試合に勝てなくてサッカーの楽しさを忘れそうにもなった。当時のブログにも書いてあるけど、出口の見えないトンネルをひたすら走り続けていた。チームもバラバラで、自分たちの学年は4年生と意見が食い違い、反省走を行うこととなった。
3年生は大きく成長出来た年だと思う。
2年で学んだチームと個の在り方が活きた。
1番大切なのは自分が活躍することじゃ無い。チームが勝つこと。チームが勝つためにするプレーが、結局は自分が活躍するための近道で正解であることに気づけた。
綺麗事のように聞こえるけど、そういったプレーをできるようになれたことが1番の成長だったし、得点ランクトップやプロ内定という活躍に繋がった。
そしてラストシーズンの4年。
おわりの年。
1番、楽しく苦しく充実している年。
副将を務めさせてもらって、より責任を感じるようになった。
だからこそ、勝ったときはめちゃくちゃ嬉しいし、
負けたときはめちゃくちゃ悔しい。
みんなに支えてもらってばっかりやけど、最高の年だと思う。
ただ、まだ終わってない。
俺らには残されたミッションがある。
あと2つ勝って必ず昇格しよう。
まだまだこんな長さじゃ収まりきらんくらい長い4年間でした。
けど1番悔しかったのは、日本一を獲れなかったこと。
日本一を何度夢見たことか。
でも、自分には日本一の支えがいる。
何不自由なくサッカーが出来る環境を作ってくれた両親。
お父さん
小学生の頃は土日にサッカーを教えてくれたり、観に来てくれたりする友達のお父さんが少し羨ましかった。でも誰よりも家族のために仕事をしてくれていたことを知っています。幾度となく大きな病気に打ち勝ち、駒沢家を支える姿に勇気をもらっています。これからも健康第一に!
お母さん
負けず嫌いな性格は絶対にお母さんゆずり。ものすごい距離の送り迎えをしてもらったと思います。面倒見が良すぎる時もありますが、もう少し息子を信じてください。まだまだ迷惑かけることになりそうやけど、活躍して夫婦海外旅行奢ります!
4年間切磋琢磨した同期
尖った性格なのでみんなには気を使わせる時あったと思うけど、やっぱりみんなとのサッカー、時間が楽しかった!特に今年は同期の大切さ、素晴らしさに気付けました!本当にありがとう!!!これからもよろしく!!!
4年間同部屋の航(伊勢航 / ガンバ大阪ユース )
キャプテン伊勢はカッコよかった。
気の使い方や周りを見渡せる能力、ピッチ内外で自分には無いもん持っとって刺激受けてました。
2人の夢はいつか必ず叶えよう。
最高の親友たち(美川、高校のみんな)
サッカーを始めるきっかけとなった友達、ずっと競い合ったライバル、今でもライブで関東見てくれる友達、早慶戦駆けつけてくれる友達。
俺は東京でも石川弁を貫き通したぞ!
恥ずいけど、みんなの存在が原動力です。
指導者の皆さま
自分にとって皆さんが日本一の指導者です。成長させてくださりありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
日本一の支えがいる。
だからこそ、負けっぱなしじゃ終われねえ。
絶対に日本一になる。
自分のサッカー人生はまだまだ続きます。
必ず日本一を獲る。
日本一のストライカーになる。
日本一の選手になる。
そして次は自分がみんなの
日本一の息子、日本一の仲間、日本一の親友、日本一の教え子となります!!!
長くなりました、これからもよろしくお願いします!!!!!!
次のブログはマキヤ(成定真生也・日本大学藤沢高校)です。
副将で、1個上で、2個下でもあるマキのブログは僕も楽しみです。お楽しみに。
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