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【#Real Voice 2022】 「幸せじゃだめな俺の人生」 3年・平川功
みなさん、こんばんは。
マネージャーの平川功です。
ア式YouTubeのチャンネル登録はお済みでしょうか。
昨年も主に動画制作、最近ではJ SPORTSさんのドキュメンタリー番組の制作に学生として携わらせていただきました。
【YouTube】
【ドキュメンタリー The REAL なぜア式でサッカーをするのか〜早稲田大学ア式蹴球部の1年〜】
そんな、マネージャーという肩書きから飛び出して大学サッカー×コンテンツ制作というところにワクワクを感じ、活動しております。
ただ、今年の部員ブログはあまり書きたくなかった。
私自身何も成し遂げていないし、何か変わったわけでもないし、まだまだ夢を掴み取る途中に過ぎないから。
そこで「最近何を思うのか」という視点から自分のあるべき姿を探ってみようと思う。
最近すごく感じるのは、自分の心の叫びがないこと。
浪人時代にあれだけあった、心の奥底から湧き上がってくる叫び、世間の偏見に対する反骨心が自分から失われつつある。
ただこれはとても幸せなことでもある。現状に満足して幸せに生きている証拠だから。
一方で、心の豊かさを失っている気もする。
かつては、浪人を馬鹿にしていた友人に「今に見とけよ」と必死に勉強したり、2浪というコンプレックスを背負い、必死に自分の価値を探していたり、今の自分より新しくなろうと毎日、一歩二歩と邁進し続けていた。
2022年は冒頭の活動含め、多くの活動に尽力してきたが、ただ楽しくただひたむきにやるべきことをただやってきた1年だったのかもしれない。
そう振り返ると、今年は身の程を知った現実志向の何も面白くない学生の1年を過ごしてしまったと自責の念に駆られる。
野心はあったが、挑戦することが減ったのは確かだった。
だが一方で、周りを見渡すと、野心すらも持たない若者が多いような気もする。
「将来は安定した仕事に就いて、ある程度のお金があればいいや。」という人が多い。
時代性をここで語るような講釈を垂れるつもりはないが、“金持ちになりたい”という言葉すら少し発言するのは恥ずかしい気持ちになってしまうのは確かだ。
もちろん日本の経済状況や置かれた環境などが影響した時代性だと思うが、
この1年いつの間にか自分もチャレンジし続けることを避け、新しいことをやらずに今やるべきことを淡々とやり続けることに満足していたのかもしれない。
冷静に振り返ると見えてきた自分が失っていたモノ。
それは挑戦なのかもしれない。
後ろを見ると私の人生、挑戦の連続だった。
高校時代、強豪校でGKに転向した際も。サッカーで出なかった“結果”を追い求め、浪人した際も。1浪目失敗し、仮面浪人しながら2浪した際も。文構に行きたくて転部した際も。存在意義を探してYouTubeをやる際も。
そんな私のアイデンティティである“挑戦”が昨年はなかった。
人は現状に満足すると不満を抱かなくなる。
今年はある“程度”で幸せを感じ満足したが故に、必死に挑戦し続ける人生の“豊かさ”を失ってしまったのだろう。
ただ幸せじゃだめなんだ。
泥臭く目標を諦めずに何度も壁をよじ登ってきた私の人生。
いつまでも初心を忘れずに邁進し続け私らしくありたい。
将来番組を制作する作り手となり、多くの人を笑顔にさせたい。
そのためには毎日進歩し続け、夢をでっかく持ち、どんなことにも恐れず立ち向かい、いつまでも泥臭く挑戦し続ける、“そんな幸せな”人生でありたい。
「あいつってかっこいいよな」と言われるような生き方ができるようラスト1年、頑張ります。
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◇平川功◇
学年:3年
学部:文化構想学部
出身校:岡山県作陽高校