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早稲田大学からフジテレビに入る方法

まず追記をさせて欲しい。(2021/1)そもそもこのノートは201x年入社であり、現在も再現性があるか薄い。執筆時は2018年である。2019年に本ノートを購入していただいた人からはまだこの方法が取れることは確認できたが、それ以降の大学や社会はもちろん、テレビ業界を取り巻く環境も大きく変化した。有用性が薄まった可能性もあるので購入はそのあたりを考慮したうえでお願いしたい。また現在は放送業関係にはいるものの、第一線にはいないこともご了承いただきたい。

ノートの有用性も拙の説得力もかけた今、このノートに残されたものはないように思われる。しかし放送業界や早稲田大学という枠に囚われない、希望へのヒントとして使うことはできる。大学生という生温い環境にいるからこそ、自分へのハッパをかける一材として使っていただけたら幸甚に存じる限りである。



べつに方法はたくさんあるが、僕がとった裏道を聞いてほしい。バズると身バレの危険性があり嫌なので金額は高めに設定させていただいた。早稲田大学1〜3年生に届けばいい。届かなくてもいい。少なくとも1年以上はかかることである。つまり、本気でテレビ局で働きたいと思っている君に送る。

学生諸君の3時間分の労働に値するかの価値の有無は、死んだばあちゃんに誓って”ある”といえる。君の安い人生を変えるために、地獄の業務の合間に書いているのだ。文学部卒ではないし、校閲や編集が入っているわけでもない。読みづらかったり、脱線が多いのはご容赦していただきたい。

どこの誰なのかもわからぬ私に安からぬ金額を払って読んで来れる方が想像以上にいた。非常にありがたい限りだ。

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高校生のころ「早慶レベルの大学なら、テレビ局に行くコネがある」と思っているかもしれないが、実際に入ってみると、そんなことはないことにすぐ気がつく。

放送業界を志望する諸兄にありがちなのが「将来を考えて、〜〜サークル!早稲田は〜〜系強いからね!」という安直とも言える理由から、某巨大サークルというぬるま湯につかり内輪向けコンテンツを制作。たかが数百・数千人の視聴者に向けたコンテンツ作りで得た手応えを感じる。自分の実力を勘違いし、1次面接敗退がいいところである。(この限りではないが、見たことがある。)

内定者時代の幾度か内定者訪問、働きだしてからはアナウンサー志望の学生のOB訪問を受けた。うかる人間は分からないが、うからない人間はすぐに分かる。

”受からない人間は、テレビに入る直接的な行動を何もしていないのである。”

受からない人間に共通しているものは、「〜〜研究会で、企画のディレクションをしていた」とか、「〜〜研究会で映像編集をしていた」など、サークルレベルのものばかりである。テレビ局の制作志望では、まず入社の段階でいきなり映像編集の技術は重要でない。むしろ辞めないという保証が必要である。

どんなテレビであれ、1本30分のバラエティを撮るのに1年や3年かけるのであれば別に体力や効率は必要ない。週1ともすれば週2のえげつないスパンでテレビを作っていくからこそ、体力や限られた時間の中での実戦経験が必要なのである。

にも関わらず、クオリティが数字として如実に出るわけでもなく、多くの人的資源と時間をかけて作ったサークルの成果物など、実際が優れていようと、面接官は「放送研究会で」「広告研究会で」というワードを聞いた瞬間一切の聞く耳を持とうとしない。結果一次面接敗退なのである。

ではテレビ局に入りたいのであればどうすればいいのであろうか。ここからが本題であろう。しかし残念ながらここからは課金である。もちろん私は課金し、この先をじっくりと読みその日のうちに行動する早大生のために書いているわけで、ここまでの内容に反発し、べらぼうめ!とTwitterでリンクとともに「くだらね」とつぶやく人間のためには書いていない。のでそのタイプにはおすすめしない。Twitterアカウントもつくる。課金してくれた方はぜひともコンタクトしてくれ。時間を見つけて返答する。OB訪問は身バレ防止と何より時間が取れず、受けられない、申し訳ない。僕が如何にフジテレビの体育会系人事や某スカッとバラエティのお偉いと知り合い、面接を突破したかをお教えしよう。このnoteの肝は心構えではなく、道なので、こんな奇天烈なnoteにぶち当たる方な時点で、もしかしたら「知ってるわ!」あるいは「やっとるわ!」という方がいるかもしれないが、そこは間違っていないということでご容赦いただきたいと思う。

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