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WASKアニメ大賞2024夏

どうもお久しぶりです。広報長Sです。
先日は早稲田祭へのご来場、弊サークルの企画に参加していただきまして、誠に感謝申し上げます。早稲田祭も無事に終えることが出来ました。

しかし、早稲田祭も終わってようやく落ち着いてきたと思ったら、毎クール恒例WASKアニメ大賞の記事を出していなかったことを思い出しました。忙しすぎて発狂しそうです。助けてください。

なんか毎回こんな前置きな感じで申し訳ないのですが、今年はなんか結構忙しくてアニメ大賞に回してる時間がなくて…
とか言いつつ早稲田祭終わってから2週間ぐらい放置していたのはヌンプルに自分が怠惰なだけなんですけどね(トホホ)

そういえば去年は思いっきり早稲田祭の数日前とかまでアニメ大賞の記事書いてて、「みんなが仕事してるなかアニメ君出来てる俺無敵だろ!」とかほざいていたのですが、今年はやっぱり無理でした。徐々に体力の低下を感じています。
(👆この文章書いてて思ったんだが、ワイはもうアニメ大賞をメインで書き始めてから1年以上経過してるらしい。そろそろ後輩にこの役回りを譲り渡す時が来ているのかもしれない…(譲り受けてくれるオタクがいるのは分かりませんが…))

というわけで、そろそろアニメ大賞に入っていこうと思います。
前述したように、そろそろ私の引退も近くなってきているようなので、今回は手伝いを申し出てくれた後輩の力も借りて、WASKアニメ大賞、お送りしていきたいと思います!

追記:気づいたら大晦日になっていてこれ。ギリ年明ける前に終えられてよかったですね…


※ネタバレを含みますので、ご注意ください。


※同率9位の作品につきましては、今回はご紹介のみとさせていただきます。

同率9位 烏は主を選ばない 

同率9位 しかのこのこのここしたんたん

同率9位 小市民シリーズ

同率9位 黄昏アウトフォーカス

同率9位 FAIRYTAIL100年クエスト

同率9位 僕のヒーローアカデミア第7期

第8位 疑似ハーレム

  • 七倉凜ちゃんとケコーンさせてください。

  • 私はツンデレチャン一択です。 早見沙織さんのボイスが聞けるだけで素晴らしいのに、まんま雪ノ下雪乃が出てきてよかったですね。

やはり、妹一択ですな。

演劇部の女の子が様々なキャラクターを演じ、1年上の先輩である主人公をからかいながらもイチャイチャする、声優は早見沙織である。これだけ聞いて萌えでないわけがないのである。

私が好きな七倉 凛のキャラクターはツンデレちゃんなのであるが、そのキャラを演じる際、わざわざ髪型をツインテールに変えるところは思わず称賛の拍手を送ったほどだ。そのほかにもクールちゃん、甘えん坊ちゃんなど様々なキャラクターを演じ分けるのだが、やはり早見沙織様、演技の幅の広さに脱帽である。(クールちゃんがあまりにも雪ノ下だったのはまぁご愛敬)

そんな今作、中盤は凛の妹である、七倉綾香が出てくるのだが、この子が非常に萌えであり、私の前クール、萌えガール4選にも選ばれたほどである。

上記のように高校生のイチャイチャを眺めていると思ったらまさかの展開が起きたのである。中盤以降、これは驚くべきネタバレなのだがなんと凛と主人公の北浜瑛二が付き合い始めたのである、しかも北浜は高校を卒業し大学に進学した。これにはさすがに声が出ました。

しかし、大学生になった北浜に嫉妬する凛、運転免許を取り凛をドライブに連れていく北浜など、大学生になったことで描くことのできたシーンも多数登場し、これは新しいなと感じました。

しかも最終回はさらに年月が進み(大方予想はつくと思うが)、まさかの結末で終わりとなったのである。この系統の作品は飽きられる傾向があるので、この展開は非常に斬新だと感じました。(元広報長S)


同率5位 推しの子第2期

  • 東京ブレイド、ガチで舞台化おめでとうございます ここから先見るとアレなので損切りしたくない方は2期でやめときましょう

  • 作画が好き

同率5位は『推しの子』でした。

正直今期の推しの子、めちゃくちゃに面白かったんでもう少し上の順位かな〜と思ってたら5位で拍子抜けした感じはあります。
だって推しの子って2期の東京ブレイド編が推しの子史上一番おもしろんですからね。

内容としては、アイの死の真相に関して、星野アクアが舞台俳優陣・監督たちとのつながりを得るために東京ブレイドの舞台に出演する、みたいな感じでしたが、正直舞台が始まる前の問答(原作との乖離が〜とか、構成作家の悩み、みたいな部分)もだいぶ見てて面白かったんですけど、東京ブレイド編の面白さってやっぱり舞台における登場人物たちの演技に集約されてると思うんですよね。

例えば19話の有馬かなのくだり、これはめちゃくちゃ良かったです。
今まで、他の人間を引き立てる演技しかしてこなかった有馬かなが、アクアの助けにより自分の気持ちを押し出したスタイルに変わっていく、ヌンプルに作画がバケモンみたいに良かっただけでなく、それまでの有馬かなの過去回(デビューしてから苦悩)みたいな部分を知っているとめちゃくちゃ到達できた回でした。

あとは1期の時に、今日あまの演技でド下手な演技してたイケメン君も実はあれからかなり努力してました、みたいな話も面白かったし、その時の想いを演技に乗せていたのも良かったです。こういうキャラクター実はめちゃくちゃ好きなんですよね。傍目から見たらアホだけど実は裏でめちゃくちゃ努力している主人公タイプ、熱い漢が好きなんです。

話変わりますけど、今期OPEDどっちも良曲すぎませんか?
初めはOPのファタールしか見てなかったのですが、回を経るごとにEDのburningの良さにも気づきました。いや、冷静に羊文学の曲調良すぎんか。
そういえば一期の時も女王蜂のEDこんな感じで結構好きだったんですよね。

ちなみにコメントにもあったんですが、原作を最終話まで読んだ感じ、2期終わりからの話はぶっちゃけあまり面白くなく、今のうちに推しの子で高まっておくことをお勧めしておきます。(広報長S)


同率5位 下の階には澪がいる

  • 私は真珠先輩一択です。

  • 日本は海外に恋愛アニメで敗北を喫したと感じました。

私は真珠先輩一択です。韓国原作漫画が中国でアニメ化され、日本で吹き替え版が放送された今作。日本は海外に恋愛アニメで敗北を喫したと感じました。この作品の好きな部分は、主人公の杉浦陽がパッとしない大学生という点に共感できたのも一つの理由ですが、やはり最終話の真珠先輩が陽に振られたシーンです。お互い両想いでありながら、真珠先輩の家庭的事情により、想いを伝えられない、伝えさせない期間が長く続き、気が付けばもう取り返しはつかなくなっていました。陽が真珠先輩との妄想上の子供の名前を叫ぶシーンは一見すると気持ち悪いのかもしれないが、それほど真珠先輩のことが好きだったかをうかがえるシーンであると感じました。

とまあこんな感じでここまでだと上質な恋愛作品かと思いますが、実は序盤はかなりハチャメチャでした。澪が陽の友達に対して、殴ろうとしたり、澪のストーカーに対して、真珠先輩がビール瓶を使って暴力をふるいかけたりと、よくよく見たら倫理的にアウトに近いシーンもいくつかあったかと思います。しかし、中盤から終盤にかけての澪の心情の吐露はそんな前半の部分がなかったと思えるほど丁寧に描かれていたと感じます。

昨今、韓国発や中国発のアニメはクオリティが非常に上がっており、現在配信中(TV放送がないのが残念ですが)の女神降臨も非常にテンポよい作品となっていますので、気になる方は是非視聴してみてください。(元広報長S)


同率5位 先輩はおとこのこ

  • キャラ関係や事情は複雑だが、それこそこの作品の強みの一つ。このような作品を増やしたほうがいい!

  • キャラクターへのスポットの当て方が素晴らしい。単なる三角関係恋愛モノに収まらない、深みのある作品でした。

同率5位は『先輩はおとこのこ』でした。

画像の3人のキャラクターたちの三角関係が描かれる本作品ですが、まぁ…かなり重たい話だったと思います。

1話見た段階で「うおおおお蒼井咲ちゃん萌えすぎィィィィ!!」とか言ってたら、全然深刻な話が降りかかってきてびっくりしてしまった。

このアニメで結構面白いな〜と思ったところは同性愛のくだりなんですよね。
いや、私って実は同性愛(男性)の作品ってあんまり好きじゃない、というか普通に敬遠しちゃって初めから視聴すらしない人間なんですけど、今回は前段階からそのような情報を持っていなかったというのと、同性愛は同性愛でも片方は女性の方に寄っている傾向があるというのもあり、全然気持ち良く見れてしまった。
なんなら、まこと君普通に萌えすぎ可愛すぎだと思うんだけど、これって俺が間違ってるのか?

そんなまこと先輩とりゅうじの恋愛模様が描かれているのですが、これがめちゃくちゃ萌えで良かった。まことの言動一つ一つに心を揺さぶられているりゅうじ萌えすぎだろ…と前半は思っていました。

このアニメって中盤あたりから一気にきな臭い感じになってくるのですが、まこと先輩、りゅうじ君、咲ちゃんと、それぞれのどのような問題を抱えていてどのような思いで過ごしているのか、ここの描写がとても明確になっていて面白かったように思います。

例えば、まこと先輩は母親の前では女装スタイルを貫けないことが判明しており、学校内と家庭内での過ごし方のギャップもきな臭ささを倍増させるものでしたが、私は特に、母親がなぜまことが可愛いものを身につけることに対して強い忌避感を抱いているのか、この真相を終盤に丁寧に1話使って描いてくれたのをめちゃくちゃ評価したいですね。

この回で話が一気に話がつながったし、後にまことが母親に対して気持ちを伝えようとする場面で2人の立場になって考えてみるとこの作品、深いな…となりました。

あとは、まこと先輩とりゅうじの恋愛関係における2人の気持ちのすれ違い、という部分も非常に見せ方が上手かったですね。
りゅうじは昔からまことに思いを寄せていて、交際関係になったのはようやく叶った念願というような状態でしたが、まこと先輩はまこと先輩で、りゅうじを恋愛面において好きなわけではなく、無意識にりゅうじの気持ちを裏切れないという考えで交際を認めてしまった、ということが2人の些細な言動のすれ違いから読み取れるのですが、これがめちゃくちゃ上手い。やはり言葉で表すのはちょっと難しいところがあるので、実際にどんな感じなのか自分の目でこのアニメを見て確かめてみてください。

ここまでマジでノンストップで打ったのですが、俺このアニメ好きすぎるだろ…
とりあえず、アニメでは咲ちゃんの話がまだ解決いなくて…ともったら映画が決まったらしい、ここで期待ですね。(広報長S)


同率3位 杖と剣のウィストリア

  • アクション抜群!ウィルくん推しになったくらい好きになった!

  • このアニメが面白すぎて、他のアニメを見るのが怖くなってしまいました。2期ありがとう。

同率3位は、『杖と剣のウィストリア』でした!

私の周りでもめちゃくちゃ人気だったので納得の3位でしたね。

実はこの作品、原案が『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』シリーズ作者の大森藤ノさんで、元々原作の漫画が発表されたときから存在は知ってはいたのですが、まさかここまで人気が出るとは。
当時は、最初こそ反響はあったものの、そこからあまり話を聞かなかったため完全に存在をスルーしていました。私は漫画1話読んだ段階で止まっていたので、今回のアニメを視聴できて良かったと思います。

アニメの内容としては、魔法優位の世界で、魔法が不得手の劣等生が学院に入学、剣の力だけで成り上がっていくみたいな感じで、まぁどっかで見たことある展開なんですが、全話通して見た最初の感想としては、「これダンまちすぎるだろ…」と、これにつきます。

先ほども言った通り、原案が大森藤ノさんなので、それはそう、というような感じなのですが、それを加味してもあまりにもダンまちすぎるだろ。

まず、ダンジョン探索→ダンまち、ダンジョン探索中に下層に落下→ダンまち、主人公がミノタウロスとガチンコバトル→ダンまち、主人公が女の子を憧憬して努力する→ダンまち
でヌンプルにダンまちすぎておもろい。

👆さらにはダンまちのキャラクターまで出てくる始末で、(画像のキャラはどちらもソード・オラトリアシリーズのメインキャラですね)(2期待ってます。)なんか他にもリリルカみたいなドデカいバックパック背負っている、「フィン」とかいう名前でCV田村睦心のキャラ出てくるしもう…

こんな感じでダンまちすぎる作品ですが、私はもうお分かりのとおりダンまちが好きすぎる人間なので好きにならないわけはないんですよね。

個人的にはもう7話ぐらいからはもう一生おもろいおもろい言ってた気がします。
ウィルVSユリウス戦やら、ウィルVSシオン戦とか熱いシーンが多く、見ていて飽きませんでしたね。
私は戦闘作画のオタクなので、素晴らしい戦闘シーンも評価したいし、主人公(漢)ががむしゃらに戦って勝利を収めるような話が大好きなんですよ。

2期の制作も決まっているとのことなので、注目していきたいとこです。(広報長S)


同率3位 新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。

  • 非常に熱いアニメだった。努力による可能性本気でぶつかり合える仲間との出会い、どちらも大満足な内容だった。

同率3位は、『新米オッサン冒険者、最強パーティに鍛えられて無敵になる。』でした!!!!!!!!!

皆、想像できただろうか…?
新米オッサンがウィストリアと肩を並べる瞬間を________。

2024夏広報長Sが選ぶ最高のアニメーション、その堂々たる第一位はもちろんこの作品、新米オッサンなのですが、流石にまさかここまで上り詰めるとは思わなかった。(まぁランクインしなくても、広報長特権で番外編で無理やる持ってくる予定でしたけどねW

この作品、簡単に言えば、主人公はもうオッサンなのですが、大陸最強の冒険者が集う最強パーティ「オリハルコン・フィスト」の一員に加えられ、最強に鍛え上げられ無双が始まる…というような話なのですが、一言でいうとめっちゃくちゃアチィぃィぃぃぃぃんですよねぇ

私が個人的にこの回最高杉としてピックアップした場面はいくつかあるのですが、一つは第4話「オッサン、冒険者になる」ですね。
こ〜〜〜れ、神です。

この回が初めて私に「新米オッサンって実はガチで素晴らしい作品なのではないか…?」と気づかせてくれた瞬間で、今までのような主人公リックがただ無双するだけでなく、リックの過去回を描いてくれたことで、リックというキャラがより深まったんですよね。

さらに、ここで一番すごかったのは、ED「さがしもの」の映像との連結なんですよね。
「さがしもの」は曲単体でもめちゃくちゃ素晴らしい曲ではあるのですが(ワイは2024夏最高のアニソンとしています。)、ED映像が少年期のリックを描いたものになっているんですよね。

4話がリックの過去を扱っためちゃくちゃ良い話出会った上に流れてくる「さがしもの」さすがに到達すぎているだろ…。

私自身がそもそも、主人公はなぜこのような目標を志すことになったのか?みたいな話で始まる過去回が本当に大好きなので、流石に適性がありすぎていました。

続いて第9話「全てを持って生まれた完璧な天才」。
こ〜〜〜れ、神神です。

こちらは第8話において、リックとの修行の末に大成長を遂げたアンジェリカとトカゲ野郎(名前忘れてコレ)の一戦があったわけですが、そこで大健闘を遂げたものの力及ばずという結果でした。しかし、試合は決まったもののさらにアンジェリカを一方的にいため続けるトカゲ野郎に対して激昂したリック…という導入で始まった第9話でした。

今までこのようにリックが感情を昂らせることなんてなくて新鮮だったのですが、何よりも、この回で一番私が評価したい部分は「リックとアンジェリカ」が共闘しているような描写を入れてくれたことなんですよね。

リックはやはり最強なので、どう考えてもトカゲ野郎を瞬殺できるわけですが、ここでは「アンジェリカとの特訓で伝授した技」を用いて、戦闘を行うことになります。

いや〜〜〜〜〜〜、ガチで気持ち良すぎるだろうが。
何がすごいって、第8話で敗北を喫したアンジェリカの心情としては、「リックとあそこまで文字通り死に物狂いで努力したのに、結局勝つことが出来なかった、結局私は変われなかった」というようなものですが、ここで、修行の日々で培った技でトカゲ野郎を打ち負かすことによって、アンジェリカの技も極めることができれば、トカゲ野郎なんて簡単に打ち倒すことができると、そうアンジェリカを鼓舞する意味合いも加わるんですよね。

👆気持ち良すぎるだろ

本当に凄すぎるだろ。8話の敗北があったからこそさらに昇華した9話。作者目線だと、8話でアンジェリカに勝たせて終了!が一番簡単に書ける展開だと思うんですけど、それをこんな形で9話に繋げるかと。本当に新米オッサンは素晴らしい作品ですよ。

最後に、第12話「クオーター・サムズアップ」
こ〜〜〜れ、神神神です。

リックVSブロストンとの決勝戦である12話ですが、ブロストンはリックの所属する最強パーティ「オリハルコン・フィスト」のリーダー的存在であり、かつリックを鍛え上げた師匠なので、師弟対決という形になります。

今まで無双してきたリックに立ちはだかる強敵として描かれるブロストンでめちゃくちゃ熱いのはもちろんなのですが、この回の真の素晴らしさは、ブロストンの生い立ちから、パーティ結成、リックを鍛えるところまでの過去回を描いた上での、リックVSブロストンという構図なんですよね。

ブロストンの過去回を描くことで、今まで作品の軸にあったオリハルコン・フィストの目標「カイザー・アルサピエトの討伐」の真相について綺麗に回収出来たし、リックとブロストンの戦いがより熱血になりました。

回想シーンにて、自身が強すぎたが故に孤立し、肩を並べることができる仲間を探すという目的もオリハル・コンフィスト結成の一要因として語られていましたが、リックとブロストンの戦いにおいては、まさに肩を並べられる人間同士の戦いとして描かれていました。

決着前のブロストンの一言。

「俺は一人ではなかった。」

これが本当に本当に素晴らしい。
熱血とはマジでこういうことを言うんだよな。


なんか、今このアニメの記事を書いているのが、最終回放送後から2ヶ月ちょっと経ったぐらいなのですが、いまだにほぼノンストップでここまで感想ベラベラ書けるのって、俺って本当にこのアニメのことが好きなんだな…となっています。
久しぶりに一つの作品でここまでコメントした気するな。治癒魔法以来かな?

このブログを読んで新米オッサンに興味を持ったオタク!ぜひ私とクオーター・サムズアップしてこのアニメについて語り合いましょう。(広報長S)


第2位 負けヒロインが多すぎる!

  • それぞれのキャラクターが個性的で観ていて飽きなかった。キャクターのイラストも良かった。流石いみぎむるといったところか。

  • 内容のみならずアニメとしてのクオリティがダントツで高かった。特にEDの映像やカバーのセンスが素晴らしいのだが、その中でもCRAZY FOR YOUが一番好きです。

  • 私は温水佳樹一択です。 最終話がアニメオリジナルの展開だったというのもよかったですね。 豊橋に行ってきたのですが、本当に負けヒロイン一色なのでおススメですよ。

第2位は『負けヒロインが多すぎる!』でした。

こんにちは!!ラブコメ専門家の広報員Tです。負けヒロインが多すぎる、いい作品でしたよね。序盤、中盤、終盤隙が無かったのではないでしょうか。ラブコメ専門家としては久々に滾る作品が来てくれてものすごくうれしみおさしみです。

内容としては序盤で八奈見杏菜、焼塩檸檬、小鞠知花という3人のヒロインが"負け"を経験してしまうところからスタートします。

この作品は大きく分けると3つの部分に分かれていまして、1話から4話がこの作品のイントロダクション兼八奈見のターン、5話から7話が焼塩のターン、8話から11話が小鞠のターンという感じでそれぞれのパートでメインになっているキャラが違います。その後に待っていたアニオリ最終話が神オブ神でした。この話単体でもマケインの面白さは伝わると思うので、11話まで見てない皆さんも最終話だけは是非ご覧いただきたい。

(ここからはネタバレを挟むので、見たくない方は次の改行部分までかっ飛ばしてください)

内容を深く掘り下げていくと、最初のパートのエンドは温水くんと八奈見さんが付き合っているという噂が流れ、その噂が広まることを良しとしなかった温水くんが八奈見さんとの関係性にいったん区切りをつけるというシーンから始まります。その後に噂を聞きつけた袴田(八奈見さんを振った男)が温水くんの前に現れ、「八奈見さんを幸せにしてあげてほしい!」と他人事を抜かします。いや、振ったお前が言う話じゃないだろ。このやり取りをカツアゲと勘違いした小鞠が八奈見さんを二人のところへ連れていき、二人それぞれにお説教。「温水くんは私にごめんしなさい」というセリフがあるのですが、非常に八奈見杏菜というキャラを表しているセリフでめっちゃすこです。これで二人がちゃんと仲直りし、友達としての関係をちゃんと築いたところで最初のパートが幕を閉じます。

次のパートは焼塩が幼馴染綾野との諦めきれない思いを断ち切るストーリー。綾野と千早がちゃんとカップルであるところを見せつけられ、山奥の別荘に逃げ込むという場面もありましたが、覚悟を決めて2人が出会った小学校で焼塩が思いを打ち明けるというエンド。綾野は鈍感すぎるし、もともと焼塩のこと好きだったのかよ。もし告白でもしていたら両思いでハッピーエンドだったのに…もったいない。ここで思いを伝えた後の晴れ晴れとした焼塩の表情が眩しかったです。ちなみにこのパートだと綾野と焼塩がデートしているという話を知り、2人を尾行していた朝雲千早さんがグラサンにマスクという「怪しい」格好で現れたのが狂気的でした。怪しいと勘づいて綾野にGPSを取り付けるという徹底ぶり、それでいてCV.上田麗奈だし、恐ろしい女だよ、あんた。

そして最後のパートは小鞠知花さんの成長物語。「自分がちゃんとしないと文芸部の先輩に顔向けできない」と極度の人見知りでありながら、文芸部の文化祭企画をなんとか成功させようというストーリーでした。3つあるパートの中で1番良かったし、1番感動したストーリーがこれです。とにかく温水くんがかっこよすぎました。小鞠が倒れた時には少ない人脈を集めて教室の準備を完了させたり、部長会で小鞠がうまく発表できなかったときも一生懸命作った活動報告書を代読してあげたり、やるときはやるすごい男です。そしていつもの外階段で、うまく喋れない小鞠がメッセージでこれまでの自分の過去を涙ながらに打ち明けるシーン、思わず胸打たれました。何度見ても涙なしには見ることができないので是非ハンカチかタオルをご用意の上、ご覧になってください。とにかくストーリーが濃厚で、二郎でトッピングマシマシのラーメンを食べた時の満足感と似たものがありました。

この作品のいいところを挙げるとしたらきりがありませんが、とにかくキャラが強い。「喋らなければかわいい」を具現化した感じの八奈見さん、「性格が明るすぎて存在が眩しい」焼塩、ガチで「小動物」という表現がふさわしい小鞠。ヒロイン3人ちゃんとキャラが立っています。それだけではなく、脇を固める「勝ちヒロイン」の皆さん、アクの強い教師陣と生徒会メンバー、さらにブラコン妹までいてキャラが大渋滞しています。

そんなキャラ同士のやり取りがちゃんと面白く、表情豊かというのもまたこの作品のいいところで、個人的に好きなやり取り三選を挙げるとすればこんな感じです。

・何度話しても甘夏先生に自分の生徒と認識されない温水くん

・「彼氏ができない」ことを温水くんに嘆く八奈見さん

・佳樹と温水くんの兄妹トーク全般

特に2つ目、普通に温水くんが八奈見さんに恋愛対象として見られていない可能性はなくはないですが、2人の距離感的には「あっても」おかしくないような気はします。ちなみに温水くんは八奈見さんのことを「ラッコ」と評価。まあ見た目は100点満点ですが、普段の言動、そして暴飲暴食を積み重ねる姿を見ていると、「ヒロイン」として扱ってもらうのは難しいんじゃないですかね…。どちらかと言えば八奈見さんはかわいいよりも面白いの印象が勝ってしまいがちなので、仕方ないと思います。どうか虚しい匂わせストーリーを作らなくていいように頑張っていただきたい。

ストーリー以外の部分を評価するとしたら、作画は安定と信頼のA-1 picturesで最強でした。ED映像3つあったと思うのですが、1つ目(LOVE2000のやつ)をセル画で作ってたの普通に凄いなと思いました。劇伴担当も「明日ちゃんのセーラー服」という個人的には大好きな作品でもお世話になっていたうたたね歌菜先生で相変わらず神でした。今年の夏作品ではふたきれでも劇伴担当していましたが、これもすごく良かったです。ストーリーはいいけど…という作品がある中で細部にもこだわって良いアニメを作った制作チームは素晴らしかったと思います。

2期制作決定の正式アナウンスはありませんが、円盤の売上や原作のストックを考えると、来ないはずがないでしょう。できれば同じチームで、同じクオリティで2期も作ってほしいなと思います。(広報員T)


第1位 逃げ上手の若君

  • 歴史物であるがところどころでわかりやすく現代のものに例えられていたのが面白く良かったと思う。また、悪役が本当に悪いやつなので倒すところも観ていて爽快だった。

  • 作画の良さと歴史物という点と期待の結川あさきさん

  • 1話1話が映画レベルのクオリティ。CloverWorksすごい。

  • 私は雫ちゃん一択です。 もちろん、松井優生先生が描く男の娘も本当に良いですよね。

WASKアニメ大賞2024夏、見事第1位に輝いたのは『逃げ上手の若君』でした!

思ったよりも弊サークル内での人気高すぎてびっくり。
てっきり負けインが前期のユーフォみたく他に圧倒的な差をつけて1位になるとばかり思ってました。

やはり、1話のめちゃくちゃエロい顔つきになるショタ萌え時行様がTwitterでバズったのが一要因になるのでしょうか。
いや、めちゃくちゃ萌えだよな、時行様……。

まぁだけど、この作品最高の萌えって言ったら雫たむ(CV矢野妃菜喜)だろ!!!!

思い返してみると、夏アニメは萌えな妹キャラが多かった…。
雫ちゃん、負けインの佳樹ちゃん、ロシデレの有希ちゃん、まよパンのさくらちゃん、しかのこのシスコンあんこちゃん、、、と妹恵まれすぎたクールでしたね。

私は小学生の時に結城美柑ちゃんにガチ恋してから妹キャラが本当に大好きなので、まさに最高のクールと言えるでしょう。

この通り、このアニメ視聴していた理由の90%ぐらいは雫たむが萌えすぎてブヒブヒ言いたかったからなのですが、流石の私にもちょっと言いたいことがあります。

それは…
「雫ちゃんの出番もうちょっと出番を増やしてくださいよ!!!!」
ということです。

いや〜ね、雫ちゃんって非戦闘系だし、基本領地にいるからあんまり出せないのはわかるんだけど、それでも我々のような萌え豚に向けて出番を増やしてもらっても良いのではないでしょうか。2期で更なる活躍を求めます。

一生雫ちゃんの話しかしてないのですが、本編自体も結構面白かったと思います。
敵の攻撃を避けることにはとっても秀でている時行様ではあるが、相手を倒す決定打を持ち合わせていないためにどのようにして相手を打ち倒すか、のような戦略的な面白さも持っていて良かったと思います。

そして、全体的なクオリティの高さも感じ、蹴鞠の蹴った玉→切り落とされた首のような斬真な演出もあり、振り返ってみれば確かに1位なのは納得という作品でした。(広報長S)




番外編 かつて魔法少女と悪は敵対していた。

今期の番外編枠は『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』でした!

本当は新米オッサンをこの枠に入れることを想定していたのですが、なんか本編で普通にランクインしててワロタ、ということでこの作品を選ばせていただきました。

このアニメはタイトルにもある通り、魔法少女と悪の組織の構成員の一人がお互いに惹かれあって…みたいな内容の話で、まぁ端的に言っちゃうと、恋は世界征服のあとで、みたいな内容で実際そうなんですけど、それ以上に萌えを倍増させてメルヘンチックな感じを強めたのがこの作品になるんじゃないかな〜と思っています。

とにかくめちゃくちゃに萌えで、15分ぐらいの放送ショートアニメーションなのに視聴した後の満足感が以上に高い。
萌えに全振りしたみたいな作画と演出で、かつ起用している声優陣のラインがめちゃちゃあの頃すぎて気持ちが良い。メインヒロインの声は中原麻衣で、その他のキャラクターも川澄綾子さんだったり、伊瀬茉莉也さんとかのラインがバンバン出てくる。
最近の有名な声優を使って萌えアニメを作ることは簡単だと思うんですけど、こういう一昔前の声優陣の萌え声は本当に素晴らしいンゴね〜という心持ちになりました。

あとはこのアニメって、悶デレ共有会議っていうアニメ終了後に(Dアニだと急に悶デレ共有会議付きverみたいなのが用意されていた)中原麻衣さんだったり、小野友樹さん中原麻衣さんはもちろんのこと、川澄綾子さんもたまにきてその週のアニメについてトークを交えながら視聴するコーナー、みたいなのがあるのですが、これも実は高評価につながっているんですよね。
普通にこの人たちが最近そういう声優トーク系のものに出てくるイメージがあんまりないので、普通に話聞いてるだけでも面白かったりするんですよね。(川澄さんはFGOの配信でちょくちょく見かけたりはしますが)

というふうに良いラインの声優陣を起用している今作ですが、先ほども言った通りヌンプルに萌えがすぎるので、ヒロインの白夜たむに常に目が離せない状況になるアニメーションなんですよね。

この作品、元々作者の藤原ここあ先生が妖狐×僕SSという漫画を書いていて、その頃から萌えイラストのレベルが抜きん出ていたのですが、今作においてもしっかりその萌が引き継がれていてなんならいぬぼくより萌え強まってね?みたいな感じいなってます。

あとは、OPEDどちらも曲が強すぎる。どちらもまほあくの世界観とめちゃくちゃにマッチしているし、EDは毎回白夜たむと軍人さんの萌えなやりとりを見た後に聞かされるとヌンプルな到達なんですよね。

 特に非常に印象深いのは、最終話でEDが流れた後に、OP「未完成ランデブー」も拾いたいな〜と思ってたらそのままOPが流れ始めて絶叫してしまったのですが、このOPの最後が"END LESS"で締められたことなんですよね。
この"END LESS"って未完成ランデブーの"未完成"の部分を表現してる部分なのですが、それ以上に製作者側からのメッセージ性も非常に強いものだと思うんですよね。

藤原ここあ先生が亡くなられてしまって、未完となってしまった本作ですが、ただ言葉通りの"未完"という意味合いじゃなく、白夜たむや悪の組織の面々の物語はこれからも続いていく、という意味で未完成な作品であることを示しているように感じるんですよね。

そう意味で非常に丁寧に考え抜かれている作品であると感じました。

私はかつて魔法少女と悪は敵対していた。並びに日本のアニメーションを本当に愛しています。(広報長S)


筆者が選ぶ!今期の萌えキャラ:深森白夜

あの…結構アウトよりのキャプだと思うんですけど、後世ですからどうか許してくれませんか?

多分今回のブログが、筆者が選ぶ!今期の萌えキャラ最終回になると思うのですが、最終回ぐらい自分に正直でいさせてください。
本当は前期の萌えキャラで選んだ乙ちゃんも、お着替えしてるシーンがあったりするのですが、そういうキャプも貼ってみたかったんだぞ…

先ほどのまほあくの感想コメントでもさんざん書いていた"深森白夜たむ"がこのキャラクターです。
本当に萌えなんですよね…

感情表現が非常に豊かでとても愛らしいし、言われたことならなんでもすんなりやってしまうような純粋無垢な感じ。
本当に萌えなんですよね………。



最後に

ブログを終え、今期アニメ視聴という終わりのない冒険へ再び足を踏み入れていく俺と、このブログを読んでいるそこのあなた(は?)

最後に、今までWASKアニメ大賞に関わってくれた数々のアニメーション、ブログ作成を手助けしてくれたサークル員・OBの皆様、そして何よりも非常に拙い文章でしたがここまで付き合ってくれた読者の皆様方、本当にありがとうございました。

実はWASKアニメ大賞、私(広報長S)が今年度限りでサークルを引退するので、私が主になって書き上げるのはこれで最後になるんです。

初めてアニメ大賞に関わったのが、2022年秋にアキバ冥途戦争とヤマノススメNext Summitで新入生Sとして感想コメントを書き始めたのが始まりでした。

あれからほぼ2年が経過したわけですが、長いようで本当にあっという間という感じです。

ブログとしてアニメの感想を書き連ねていく行為は、それまでは本当にやったことがなかった状態だったのですが、実際やってみると、書いていくなかでそのアニメについての新たな気づきを得られたり、自分の考えを改めて整理できるので、やってみて良かったと思っています。

アニメの感想ブログは個人的にこれからもぼちぼち続けていきたいな…という思いがあるので、今後はnoteのどこかでひっそりとアニメの感想を呟き続けるアニメおじさんになっているかもしれません。

それと今後のWASKアニメ大賞なのですが、今回で最終回かもしれないし、ここから続いていくことになるのかは僕自身も全然分かっていないのですが、個人的な望みとしては続けていってほしいなとは思います。

アニメ大賞は早稲田大学アニメ声優会の数少ない"アニメ"の部分だと思うし、なんだかんだで「入会前からこのブログを読んでました!」みたいな意見をもらうので、実はいろんな人に読んでいただけているらしいです。

なんか最後サークル員に向けたメッセージみたいな感じになってしまったんですけど、自分からはこれで言いたいことは全部言えたと思っています。


ということで、ここまでWASKアニメ大賞を読んでいただき本当にありがとうございました!!

最後は今期(2024秋)で好きなアニメトップ2の紹介とともにお別れとなります。


では、

トリリオンゲーム妻、小学生になる。の世界でまたお会いしましょう。

それと良いお年を!



以下引用元


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