【運営ノート】企画部長|吉崎勇輝
はじめまして。Ride2021で企画部長をしている吉崎勇輝(よしざきゆうき)といいます!普段は早稲田祭運営スタッフで企画局という場所に所属しています。運スタって幹部代はマネージャーみたいな仕事が多くて
「俺は実働がしたい!」
って飛び出して来たのがRideに入った経緯です。
"企画"というおしごと
企画部長のおしごとを一言で表すと団体のサポートになります。出演したい団体さんを募集して、選定して、ヒアリングして、コラボを決めるくらいまでが企画部長の仕事になります。
運スタの企画とRideの企画の違い
運スタの企画とRideの企画は似ているようで大きく異なります。どっちも主役は団体さんという意識は同じですが、運スタは団体と共に作るという意識がより強いです。団体さんと使用する曲を一緒に考えたり、演出内容を提案したりします。
逆に、Rideは新歓公演なのでその団体さんのらしさを発揮してもらう為に、こちらからはなにも提案しません。どっちがいいの?って質問されると非常に困ります。「餅は餅屋」ということわざにあるようにパフォサーさんに丸投げした方がいいのかもしれません。けれど、何も提案しないで丸投げしてしまうと一つの公演としてまとまりがないものになる危険もあります。
二つの間のいい塩梅を探すのが企画担当の役割です。
団体を募集する
一つの公演を作る中で団体さんの出演が決定するまでには、実は結構複雑な流れがあります。
まず、Ride2021が開催されることを団体さんに知らせること。例年、1月中頃にやっていることですが今年は1月1日にやりました。理由としては単純に面白いじゃん!です。それともう一つ、こっちは真面目な理由ですが、募集して決定するまでの時間を考えると二週間くらい前倒しにした方が練習時間的にいいという経緯もあります。
募集ですが、今年もTwitter上で広報を行いました。その結果、初応募の団体さんを含め28の団体さんがRideに出たいと言ってくれました。ここでも運スタとの違いになるんですけど、運スタは募集をするときに「落とす方法」を考えます。運スタのネガキャンがしたいとかではなく、自分たちのやりたい企画を成功させるためイメージに合わない団体さんは残念ながらお断りさせていただくことがあります。
一方で、Rideは「全団体通す方法」を考えます。例え、雰囲気とは違っても広報で参加してもらえないかとかその団体さんの新歓の場を奪わないように最大限努力しました。その結果として、Ride2021は本募集を提出してくださった団体さんは全てなんらかの形でRideに関わってくださっています。
"コラボ"を実現させること
個人的な思想なんですが、パフォサーが主催する公演以外の公演、例えばRideやEF(早稲田祭のEnding Festival)などの魅力はコラボにあると考えています。系統が全く違う団体さん同士がコラボする時は見る前からワクワクするし、お互いのいい部分が発揮されるコラボは目を奪われます。Ride2019の下駄っぱーず×バンカライズムはそのいい例だと思っています。
だから今年もコラボをやりたい!というのが企画部長としてのわがままでした。コロナウイルスが猛威を振るう現代でコラボを組むというのは危険な選択肢かもしれませんが、それを上回るくらいコラボは魅力的です。
コラボはRide運営の方から各団体さんに提案させてもらうのですが、コラボ決めのミーティングが自分的には一番真面目に取り組んだ回でした。全ての団体さんと一度zoom上でヒアリングをして要望などをお聞きして、それを踏まえて運営でコラボか単体かなどを話し合うんですが、運営もみんな思想があるので今の組み合わせになるまで何回も何回も話し合いました。それくらいコラボ決めは真剣で大変です。
企画の苦悩
これは統括の望月の方が実感してることだと思うんですけど、企画担当は団体さんと何かで板挟みになることが多いです。団体さんと放研さん、大学、その他色々の仲介になるのが企画担当なので双方の妥協点を探すのがとても苦労します。団体さんの要望はできれば全て叶えてあげたいんですが、タイムスケジュール的に不可能とかそういうことも多くてそれを伝える時はメンタルが弱いので胃がキリキリします。
Rideで見るべきポイントとは
もちろん団体さんの圧巻のパフォーマンスです。Rideは広報や制作もめちゃめちゃレベル高くてかっこいいんですけど、何と言っても主役は団体さんです。新入生にとっては初めて団体さんの演技を見る機会になると思うので是非その魅力を感じてください。
僕も大学に入り直したらパフォサーに入りたいです。