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口述試験の記録を見返してみました!

みなさん、こんにちは!
早稲田出版・講師の池野谷です。

先日、2次筆記試験の合格発表がありましたね!

全員が合格できるわけではないので、悔しい思いをした受験生の方もいらっしゃるかと思います。まずは、ここまで本当にお疲れさまでした。

今後どうするかということをゆっくり考えていただいて、「もう一度チャレンジしよう!」ということであれば、いっしょに頑張っていきましょう!

さて、合格した受験生のみなさま、本当におめでとうございます!
あとは口述試験ですね。

この記事では、私が受けた令和2年度の口述試験の記録メモを見つつ、最低限対策しておいたほうがいい!と思うことをご紹介します。

受験生当時の自分に向けて書いています。

口述試験については、すでに山口先生、香川先生、木戸先生がご紹介されてますので、こちらもご覧ください。

事例の与件文を頭に入れましょう!

体調管理は大前提として、まずは、与件文を頭に入れましょう!

口述試験では、なんと問題用紙を面接の場に持ち込むことができません・・・

一方で、各先生の記事でも触れられている通り、与件文に関する質問がされます。

そのため、与件文が頭に入っていないと、事例企業に沿った回答ができません。

あと数日で4事例の与件文を暗記することは難しいですが、最低限ざっくりした概要を話せるようには準備しましょう!

おススメはひたすら音読することです。音読しているとジワジワと頭に入ってきます。

また、ヤマを張らずにまんべんなく取り組みましょう!

私は受験生時代、「なんとなく事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲが聞かれそうだな~」と思って準備してましたが、当日は事例ⅠとⅣが問われ、少し焦りました・・・

2分間話せますか?

先ほど紹介した与件文のインプットもこの項目につながりますが、1問の回答は2分間を求められます

口述試験の面接部屋に入室すると、始めに名前や、和暦で生年月日を伝えます。

そのあと、注意事項がアナウンスされますが、その中で「1問の回答は2分間で行うように」とアナウンスされます。

さあ、ここでみなさん想像してみてください。

2分間ひたすら一人で話す機会って、日常生活でありますでしょうか?
しかも資料などなにもない状態です。

・・・あまりないですよね。

他の人との会話のラリーであったり、仕事においては「ポイントを簡潔に」話すでしょうから、2分も一人で話しませんよね。

ですが、口述試験では、2分間一人で話し続けることを求められます。

1問2分として、4問で8分。
注意事項などの時間を含めて、一人10分というのが口述試験の標準です。
回答時間が短い場合、追加質問をいただくことになります。

質問が多ければ多いほど、自分が苦しくなりますので、とにかく2分回答できるよう準備しましょう。

ちなみに私は、回答時間が短かったため、5問目をいただきました。

4問目を回答し終え、「やっと終わった・・・」とホッとした瞬間。
「では、最後にもうひとつ」といわれ、「うげっ!」って思ったことはとてもよく覚えています(笑)

2分間話すために必要なのが、先ほどお伝えした与件文のインプットです!

事例企業の状況に触れつつ回答することで、時間を使うことができます。

質問された内容

これから口述試験に臨まれる方は、実際にどんなことを聞かれるか不安かと思います。

令和2年度の内容ですが、私が質問された内容を参考までに共有します!

事例Ⅳは対策が薄かったので、面接後半はきつかったです・・・

いかがでしょうか?

おそらく筆記試験に合格された方、また、しっかりと二次試験の学習に取り組まれた方であれば、知識的に難しい問題ではないですよね。

知識的には、与件文片手に抽象化ブロックシートや、一次試験のテキストを見返しておけば十分です。

なお、実際の面接ではここまでストレートな表現で問われず、質問の解釈が正しいか自信がなかったので、何度か聞きなおした質問もあります。

最後に

みなさん、いかがでしたでしょうか。

この記事では、口述試験に向けて、最低限対策しておいたほうがいいことを紹介してきました。

口述試験は、合格率99%を超える試験です。

私が二次筆記合格後にネットで情報収集したときは、「遅刻せず会場にいき、面接で沈黙しなければ合格」といろいろなところで目にしました。

この言葉、まさにその通りだと思います。

最低限、与件文のインプットを行えば沈黙は避けられますので、あと数日しっかりと取り組んでください!

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!