【4年生の想い】 『サッカーをしていて良かった』 木南花菜
サッカー人生に終止符を打つ
21年間生きてきてその半分以上をサッカーに費やしてきた
サッカーがあるが故に犠牲にしてきたこともある
でもそれ以上にサッカーがあったからこそ、素晴らしい経験を数え切れないくらいに沢山した
辛かったことの方が多かったはずなのに
振り返ると、大好きなみんなとのかけがえのない瞬間が、ひとつひとつ鮮やかに蘇ってくる。
今シーズン、
チームとして目指していることあって
個人として達成したいことあって
その上で副将として今の自分がすべきことを考え続けた
でも私はそんなに器用じゃなくて
ひとつ頑張れば他の何かが疎かになった
どれだけ考えても
どれだけ悩んでも
どれだけ嫌になっても
ア女での日々は足を止めてくれない
やらない後悔をしないって決めてたけど
どこか妥協しそうな自分が定期的にやってくる
だけど周りを見ると
自分を犠牲にしてでもチームのことを想って行動している人がいる
逃げ出したくなるようなことがあっても、自分と向き合い続ける人がいる
どんだけ悩んで泣いても、最終的には頑張ろうって前に進んでいる人がいる
みんなが頑張ってる姿に
自分も何度も頑張ろうって思えた
だから私も、少しでもみんなの原動力になりたい
それが私なりの、みんなを想うカタチだと思った
みんなの前で言葉にして伝えることは苦手だけど、自分の言葉で伝え続けた
学年ミーティングで、目を逸らしたくなるようなことも逃げずに、みんなと向き合い続けた
試合でしんどい時、苦しい時、声を出して鼓舞し続けた
みんなの気持ちが切れている時は、自分が誰よりも熱く泥臭くプレーして、みんながもう一回頑張ろうって思えるようにプレーし続けた
どれだけみんなに伝わっていたか分からないけど、
少しでも多くの人に想いが伝わってたり、
頑張ろうって思えるきっかけになってたらいいな。
みんなと一緒に闘いたい
みんなのために闘いたい
そう思わせてくれて、ありがとう。
こうして、私がここまでやり続ける事ができたのは、本当に沢山の方々の支えがあったからです。
今までサッカーを通じて出会った最高の仲間、指導者の皆様、本当にありがとうございます。
そして家族へ
どんな時も変わらず応援してくれてありがとう。
いつもいつも美味しいご飯と、出かける前に玄関や車から言ってくれる、今日も頑張ってねが本当に力になっています。
兄はこの文章さえも見てくれているか分かりませんが、きっと応援してくれているでしょう。
ラスト、やりきるから見ていてね。
もしかしたら私はサッカーじゃなくても良かったのかも知れない
だけど、私をみんなと繋げてくれたのはサッカーだから
私は、サッカーをしていて良かったと、心から思うことができます。
最後に、
この前、尾崎豊の曲を聴いた。
母が好きで、小さい頃から家とか車で流れていたからたまに聴きたくなる。
ある曲の歌詞を紹介します。
1月6日、西が丘で全員が輝くために。
最後までみんなを想って走り続ける。
翔頂となろう。