18.偉い人はハブられる
自分が勤めてる会社は古臭いところで大人数に連絡する際、メールで一斉送信をしていますが、その際に気づいたことについて話します。
タイトルがネタバレなんですが、一斉送信用のメールアドレス一覧を作った際に、とりあえず条件に一致する人全員リストアップしてから偉い人を除外しました。
偉い人を除外する理由
別に悪意があって除外したわけじゃなくて忖度の一種でした。
そもそもリスト作成を依頼してきた人からそうしてくれと言われました。
これは、一般従業員向けの業務連絡なんて経営層にとってはノイズみたいなものなんで、ノイズを増やすべきではないからです。
・・というのは建前で、本音は余計な情報与えて藪蛇を避けたいからです。
変なことに突っかかったりする人はどこにでもいますからね。
たまたま経営層の目に留まって、余計な仕事増やされたらたまりません。
これは自分の考えなんで、依頼者がどう考えてたかわかりませんが概ね似たようなものだと思います。
要するに偉い人には余計な情報は伝えない、という文化がナチュラルに根付いています。
情報を共有しない文化
大して影響のない業務連絡ならいいんですが、こういう文化の会社なんで自分達で対応できる範囲の悪い報告はあまりしません。
なので、噂話を聞いたり従業員アンケートとったりすると、細かい綻びが結構あるのに気づきます。
個人的な感覚としては、社内の地盤を一度整理しなおしたほうがいいなー、と思ってます。
が、上層部の方針とかって社内のことにはあまり目を向けず社外に対するアクションをとる施策が多いです。
この辺のギャップの原因がおそらく情報共有しない文化にあるんだろうなー、て思ってます。
コストダウンより売り上げアップの方が好きなだけかもしれませんが・・・
偉い人は部下から報告が上がってきてるので情報共有できたつもりになっていても、その情報はふるいにかけた後のものってことに気づいてないんだと思います。
いや、さすがに気づいていないということはありませんね。
除外された情報の中に重要なことがあるかもしれない、と疑っていないのほうが近いかもしれませんね。
変なものがあることはすぐに気づけても、あるはずのものがないことってなかなか気づけないものですし。
自分も風通しの悪さに気づいたのってここ数年で、会社という閉鎖された環境にいると異常なことに気づけないんですよね。
まとめ?
そんな感じに風通しの悪い会社ですが、なんかDXがどうのって話が今さら出てきました。
DXの前に風通しの悪さの根本原因についてもっと考えたら?と思うものの、システム更改するとか派手な方針ばかりで地味な改善は望めない感じで、なんだかなー、という愚痴でした。
こんなところで愚痴ってないでちゃんと報告しろよ、て声が聞こえてきそうですが、空気を壊す度胸はないです・・・
特にまとまりはないですが、ガス抜きしたくなったので、ちょっともやもやした話を書いてみました。