インターステラー見ました
長かったけど面白かった。相対性理論の時間の流れ方の差の話はどうやっても最高なんですよね。長い時間を経ても薄れない感情のクソデカさを感じられるので。時間と建物のスケールは大きければ大きいほど良いと言われている。
ただよく分からなかったのが、量子重力理論が人類を救うっていうのが前提になってるとこ。大規模な植民のためのコロニーの重力環境作りに重力制御が必要みたいな説明だったけど、重力再現するなら宇宙船エンデュランスと同じように回転させればいいだけなのでは。あと、そもそも地球の危機っていうのが植物とか人間の疫病なんだったら地球脱出して済む話でもなくないですか?って思ったけど気候の変化の影響が大きいらしいのでなるほどねってなった。でもドーム作って住むとか新しい環境に適した作物を遺伝子操作で開発するとかしたほうが別の惑星開拓するより生存可能性高くないですか?
ストーリーに文句言うのはそのへんにしておくとして、ブラックホールとか四次元立方体とかがそれっぽくってよかったしワームホールが球体とかちゃんと考証してそうだった。ただ、結構小さめの宇宙船があんなに何度もいろんな惑星離着陸できるの推進剤とかどうなってるんだ。それができるくらいの科学技術なら、火星テラフォーミングとか人工光合成とか頑張ってくれ。
不満ばかり言ってるけど、家族の愛みたいなやつとか2001年感ある映像とかはとても良かったのでかなり楽しめた。ただやっぱり親父が娘の部屋を覗き見してるのが親の愛って言うのは客観的に見ると結構やばい気がする。
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