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シンガポール旅行記 〜vol.1 英語を使う〜
シンガポール滞在は実働4日間。一人旅はこれまで何度か経験してきましたが、海外での一人旅は初めてでした。誰にも頼ることができない状況で自分の英語力がどこまで発揮できるのか、わくわくした気持ちでシンガポール旅行をスタートさせました。
ちなみに私の英語力(スペック)
英検準1級、TOEIC 795点
海外経験は旅行程度。
※観光でフィジーに数日間、北欧に約2週間行った程度です。
1.言いたいことは通じる
滞在の4日間で英語が通じなかったことはほとんどありませんでした。というのも、振り返ってみると、話す機会がそこまで多くなかった・・・気がします。
ホテルでのチェックイン・チェックアウトのとき、外でご飯を食べる時、買い物をするときくらいでしょうか。
2日目にポケモンgoのイベントに参加したとき、現地のプレイヤーの方々とコミュニケーションをとったのが一番英語を使った場面かもしれません。フランスの方とクレッフィを交換してもらったときは、クレッフィが英名でなんというのかわからず、France, regional Pokemonを連呼していたら、相手の方が察してくれました。あとは、このイベント中、台湾の方に声をかけていただくことが多かったです。
とにかく、この度で私が使った英語は上手であったかは別にして、言いたいことは、ほぼ伝わっていたと思います。
2.言っていることのだいたいは分かる。ただ詳細まで分からない。
言いたいことは通じていた気がしましたが、相手の方が言いたいことがよくわからなかった場面が何度かありました。
一つは、ホテルのチェックイン時に、deposit・・・SG$100・・・と言っていることが最初は何のことか分からず、困惑しました。ゆっくり説明してもらって理解はできたのですが、私が泊まったホテルでは、チェックイン時にSG $100を預けて、何もなければ、チェックアウト時に返却するという「一時金預かり」のシステムがあるということでした。後で調べると、海外のホテルでは、チェックイン時にdepositを求められることが多いようですね。これも日本では馴染みがないので、良い経験になりました。
あとは、英語を使う以前の問題なのかもしれませんが、外食をする際、そのお店での注文のルールがあるので、これを聞くのに苦戦をしました。特に、チャイナタウンで食事を取った際、注文の仕方が分からず四苦八苦しているときに、店員さんがゆっくりと注文方法を教えてくれていたにも関わらず、自分がうまく理解できず、何度もNoNoNo・・・と注意をされました。
(フードコートのように注文した料理を自分で取りに行くのかと思っていましたが、席に待っていれば届けてくれるということだったらしく・・・。)
3.この旅の中で、よく使った英語表現
・Can I use VISA?
「VISAカードは使えますか。」
シンガポールはほとんどのお店でクレジットカードのタッチ決済ができます。現金を使ったのは、チャイナタウンで食事をしたときくらい・・・
私はVISAしか持っていかなかったのですが、場所によっては、VISAが使えないところもあるようです。Mastercardの表示はどこでもあったので、こちらのほうが万能なのかな・・・と思いました。
・Can I have plastic bags?
「レジ袋をいただけますか。」
シンガポールも2023年度から、レジ袋が有料化になるそうです。その影響かどうかは分かりませんが、それに先駆けてか何店舗かは、レジ袋が必要かどうか求められたり、袋がついてこなかったりしたことがありました。セブンイレブンでは、レジ袋が付いてこなかったので、こちらからお願いしたことが何回かありました。
・I don't have a reservation, but do you have ・・・?
「予約をしていないのですが、大丈夫ですか。」
ホテルの朝食を頼んでいなかったので、フロントでお願いしたときにこの表現は使いました。また、現地のカフェなどに行ったときは念のため・・・この表現を使いました。
・I'd like 〜. または、・・・this one, please.
「〜ください。」「これが欲しいです。」
飲食店での注文のときには、I'd like to〜. ショーウィンドウの中の商品が欲しいときにはthis one, please.で乗り切りました。
4.思ったこと
「話すこと」については、言葉が詰まることはさほどありませんでした。・・・
私が使っていた英語が本当に簡単な英語(中学生レベル)だったというのもあるかと思いますが、このレベルでも十分に通じるのだと再認識しました。
しかし、「聞くこと」に関しては、自分の実力不足を実感しました。相手の方が話していることはなんとなくは分かるけれど、詳細まで聞き取れず、(相手の方が)話すスピードを落としてくれたり、簡単な表現に言い換えてくれたり、何度も同じ説明をさせてしまったときは、とても申し訳ない気持ちになってしまいました。このままでは悔しいので、しばらくやっていなかったオンライン英会話を再開しようかと画策中です。
あとは、前述のように、ホテルでのdepositに関する知識や外食時の注文のルールなど、分かっていれば、スムーズな理解ができた場面もいっぱいありました。
英語の教師として、言語に関する知識を教えるだけではなく、海外独特の習慣や文化について知ることが、円滑なコミュニケーションを生むことを、今回の経験から伝えられるようにしておきたいです。