これは運命か。という出会い
今日も
「取材の内容どうしようかなー」
なんて考えながらいつも通りの勤め人をしていたのですが。
たまに来るお客様の一人と仕事が暇だったのもあり、
会話してみよう。と思った。
取材するにあたって「何気ない会話から取材の質問を問う」
という技を伝授されたばかりで、さっそく実践してみたかったのもある。
何度か来てくれてるのもあって、
そのお客様は「先生」という名称で呼ばれていて、
ちょっとした疑問から
「何の先生なんですか?」
と訪ねてしまった。
お名刺をいただき、ありがたいお話もいただき、資料になる教材までいただいた。
「僕の最終学歴は中卒です」
というと、先生は
「どうして高校や大学に進学しなかったの?」
と聞いてくれて
「中学校すらまともにいかなかったので学校という場所にいきたいとは思えない」
と答えた。
「じゃあ、どうして中学校にはまともに行かなかったの?」
と、続けて聞いてきた。
「遊んでた方が学校に行くより楽しかったからです」
正直にそう答えた。
するといつもそういう話をした時に大人や教職の人から出る言葉
「ちゃんと勉強しなさい」
「今の時代学歴や資格がないとだめだよ」
「じゃあ、なまけてたんだね笑」
みたいな言葉が来ると予想はしていたのだが、
先生は違った。
「いいじゃん。それで正解だよ」
だそうだ。
予想外な言葉に何も言えずにいると続けて
「高校や大学はお金を親出す事や奨学金などで払って行けるけどそうじゃない方法だってあるんだ」
「高卒が欲しければその資格を取ればいいんだし大卒が欲しければ放送大学で良いんだ」
「未来高校っていう通信で通わなくても高卒が取れる学校もある」
と、まぁこんな短時間に色々と教えてくれた。
「数分の間に色々勉強になる事を教えてくれてありがとうございます」
お礼を言うと
「教えるのが仕事なので」(キリッ
本当にこの時はキリッって聞こえた気がした。
先生にはやりたい事があり、僕が考えてる取材の話をすると
理に適った提案を持ち掛けてくれた。
それは、
「商都静岡復興プロジェクト」
というものだ。
これは、僕の地元であり愛する静岡は昔商業が盛んな街であったのだが、
今や商業高校出身の若手で商売を上手く繁盛させられてる人が少ないのだという。
そんな方々の商売をお手伝いする。コンサルティング、広告宣伝する。
そのノウハウを僕に与えるので実行してもらえないか?という提案だ。
願ったり叶ったりである。
僕自身、自分で経営者に取材をしようと思い立った矢先に
全面バックアップ付きでプロジェクトとして活動をしつつ、
僕のやりたかった取材つまり経営者のお話が聞けるのである。
実にありがたい申し出であり、自分で動いてなかったらここまでのチャンスは得られなかったと思う。
結果としては相手の提案に便乗する形になってしまったわけであるが、
それらの活動を通じて自分で商売、会社化するも構わないと了承を得た。
そんな訳で、これからその活動を通じて自分の起業への道のりを短縮する事に成功したのである。
勤め人も捨てたものじゃない、
勤め人でありながら勉強してきて初めて物凄く進めた大きな一歩となった。
今週末にその集まりに参加させてもらうべく、改めて簡易ではあるが名刺を作ることになったので、記事はこれくらいでまとめさせてもらいます。
Twitter:モトキ@高卒を5ヶ月でとりたい
→こちらでも随時更新させてもらってます
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