嫌な思いをしたことに限って忘れられずにぐるぐるしてた。
嫌な思いをしたことに限って忘れられずにぐるぐるしてた。同じようなことになりはしないかと余計な心配を繰り返してはそれを振り払うために余計な労力使ってた。
今もまだ余計な心配は頭に浮かんでくる。でもそれは仕方のない反応、自分の癖みたいなもので、実際にはなんの意味もないことって思える。
成功体験ばかり思い返しても足元掬われそうで怖いって思ってしまうのは、小さい頃に周りからしつこく言われていたから。「一度くらい上手くいったからって調子に乗るな」って。
だからといって不安材料ばかり数えていたらなかなか先へは進めない。それどころか怖気づいて止めそうになるのが私だった。
失敗ばかりしていたら駄目かもしれない。でも失敗するって怖がるばかりよりは、それは失敗するんだって知ることができたと喜べばよい。そんな風に思えてる。
負け惜しみって笑われるのかもしれないけれど、私にとってはこれは大きな進歩なはず。
人に偉そうに言う割に自分はできてなかったんだ。