改名する話。<第1話>
こんにちは!和沙日(と)蚕です!
今回は自己紹介で言っていた中の、「改名する話」について
書いていこうと思います!
(自己紹介はこちら)
改名の理由
蚕 「当たり前だけど、なんの意味もなく改名するわけじゃないよ。」
和沙日「noteはなんとなくだったのに?」
蚕 「それはそれ、これはこれだっ!」
和沙日「はぁーい」
では早速、理由をお話ししていきたいと思います。
簡単に分けると、理由は3つです。
性別がはっきりする名前だから。
会ったことも話したこともない人につけてもらった名前だから。
名前の由来についていけなくなったから。
順番に詳しくお話していきます。
・性別がはっきりする名前だから
これは、世の中の人が改名する理由の中でも
トップ3には入る理由なのではないでしょうか。
花子や、太郎などの名前には、「女の子っぽい」とか「男の子っぽい」
という固定概念がつくことがあります。
現代の社会において、LGBTQ+であると自称している方の中には、
それを不快に思ったり、別の名前でありたいという思いを
持つ人がいます。
僕も、その中の1人です。
今の名前も嫌いではないのですが、やはり一度聞いて、
男だとか女だとか思われるような名前なのはちょっと苦しいです。
ですので、性別がはっきりする名前だからというのは、
「もっと中性的な名前でありたい。」という願いからの理由ですね。
蚕 「今後、性別についての記事も和沙日に書いていって
もらうんですけど、その記事に僕らの性別についてとか、
他にどんな人がいるのかとか書いてもらう予定です。」
和沙日「書くよ〜」
蚕 「投稿されたら、ぜひ読んでみてください。」
・会ったことも話したこともない人につけてもらった名前だから
和沙日「一番めんどくさい話だね〜」
蚕 「でも話す内容一番まとまってると思う」
和沙日「そーね」
つまりどういうことかというと、
親族がつけた名前ではないということです。
親に「なんで別の人に頼んだの?」と聞いたところ、
「名前をつけると自分のものという感じがして、それは違うと思ったから」
とのことでした。
それを聞いて僕は、「なるほど」と納得しました。
まぁ、納得とまではいかなかったかもしれませんが、
ちゃんと理由があって、親なりに考えてくれていたのだと、
きっと当時の僕は受け入れたのでしょうね。
ですがやはりショックを受けなかったわけではなく、
「そうなのかぁ」と思いながらも、
「でもやっぱり、つけてほしかったなぁ」という思いもあり、
改名に繋がったのではないかと思います。
和沙日「まぁ、私も子供いたら、"モノ"とは思いたくないよね」
蚕 「そうだねー。でも、名前つけたからと言って"モノ"になる
わけじゃないとは思うね。」
和沙日「名前は親から子に贈る、最初のプレゼントって言われるもんね」
蚕 「うん。でもまぁ、俺は親のその判断でよかったって思ってるよ。」
和沙日「あ、俺って言いましたね」
蚕 「…うるせ」
和沙日「照れちゃってまぁw」
蚕 「次だ次!和沙日も話せ!!」
和沙日「え〜〜、担当外ですぅ」
蚕 「ぐぬぅ…」
・名前の由来についていけなくなったから。
突然ですがみなさん、自分の名前の由来ってご存知ですか?
名前をつけられる時、必ず理由があってその名前をつけられると思います。
例えば、好きなタレントの名前をもらって「旬」とか
こんな子に育ってほしいという願いから「優人」とか
好きな食べ物の名前から「苺」とか「あずき」とか、
こんな感じです。
僕の場合は、「こんな子に育ってほしい」のパターンでした。
由来を知ったのは、確か小学校2年生とかだったでしょうか。
当時はあまり気にしていませんでしたが、
少しずつ大きくなってくると、段々名前の由来を理解し始め、
そのうち、名前のような人にならないといけないと思うようになりました。
僕につけられた名前は、とても素敵な名前で、
かわいくて、かっこよかったと思います。
でも、ちょっと、自分にはキラキラしすぎていたと思います。
名前に期待が込められていたとはあまり思っていないのですが、
どこかで、「名前に似合う人間」にならないといけない。
それが、自分に名前をつけてもらったことの恩返しだ。
などと、思い込んでいました。
誰に言われたわけでもありません。
僕が、勝手に僕自身に言い聞かせていました。
その結果どうなったか。
名前が怖くなりました。
怖くなったというよりかは、めっちゃストレスを感じるようになった
って感じです。
名前を呼ばれるたびに、その名前の意味が頭によぎり、
「自分はその名前に見合った行動をしているか?」
「さっきの言動は名前とは反対のものだったから、気をつけなきゃ。」
名前は結構な頻度で呼ばれていたので、
毎回こんなことを考えていると、さすがに疲れてきます。
名前を呼ばれることが、自分を軽蔑する言葉のトリガーとなり、
次第に名前を呼ばれるのが怖くなっていったというわけです。
完全に自業自得というか、何やってるん?って感じだと思います。
仕方ないです。だって蚕なんだもの。
(そんなこと言ったら蚕愛好家の方とかに怒られそうですね。
ごめんなさい。)
今は、よく話す周りの人には
ニックネーム的な感じで改名後の名前で呼んでもらっているので、
由来について考えることは、ほとんどなくなりました。
昔からの友人からは、まだ元の名前で呼ばれているので、
ごくたまに、考えがよぎることがありますが、
それでも、自分を追い詰めるようなことは、あまり考えなくなりました。
和沙日「結構昔の話だよね」
蚕 「そうだね」
和沙日「悩んでた時期とか言ったら年齢バレする?」
蚕 「まぁ…バレてもいいんじゃね?とは…」
和沙日「うーん…いつか必要になったらでいいか」
蚕 「うん」
和沙日「期間でいったら4年とか?」
蚕 「そんな長かった?」
和沙日「ちょっとトーク記事とか書かん?」
蚕 「それいいね」
新しい記事の内容が決まったところで、
今回はこのくらいにしたいと思います。
ちょっとずつ手続きの話とかもしていこうと思いますので、
第2話の記事が出たら、また読んでいただけると嬉しいです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それでは、またお会いしましょう。
蚕 / 和沙日「The Sky's The Limit!!」