6月の振り返り
なんだか、6月はものすごくあっという間だった。忙しくすぎるというより、気付いたら終わっていた感覚。
実家で過ごす時間が増えた
6月は1週間弱を実家で過ごした。
今回はなぜか今までで一番居心地が良くて、
ずっとこのまま実家にいたいと思うようになった。特に何があったわけでもないけれど、家族と夕飯を食べて、テレビを見て、犬の散歩をして、という日常がとても愛おしかった。
家族も私がいると家が明るくなると言ってくれるし、実際に私もそれを肌で感じている。
特に母親は本音はずっと私が家にいて欲しいと思っているだろう。けれど、娘の人生は娘が決めて欲しいと思っているからそれは口に出さない。
本当は帰ってきて欲しいのだろうけど、いつも笑って送り出してくれる。それがわかるからこそ、今回は特にホームシックにもなった。
なんで私は今から一人暮らしの家に帰るのだろう?と違和感さえ持つようになったのだ。
今回をきっかけに、もう実家に帰って地元でアルバイトでもいいから仕事を探そうかと思った。
家の目の前のグループホームで働こうか、とか今まで考えてこなかったようなことが浮かんだり、身体が帰りたいと言っているような感覚だった。
だけど、家に帰って1週間ほど経つとまた冷静な自分がいて、実家に戻ったら本当に働かなくなりそう、とか、今の恋人とはどうなるのか、とか考えてしまって、結局またいつもの日常に戻った。
恋人との関係性
恋人からはありがたいことに、同棲したい、結婚したいと言ってくれている。
恋人からしたら、私は当たり前にこれから仕事を始めて、当たり前に子供ができる生活を望んでいるのだろう。けれど今の私には、そのレールに乗れる自信がない。勢いで乗ってしまうのもいいのかもしれないが、そこの気持ちに整理がつかなくて、ずっとモヤモヤしてしまっている。
恋人と過ごす日常はとても幸せだし、いつか結婚したいと思える日が来たら、この人と。と思っている。
けれど、いつまでも待ってくれるわけではないだろうし、私自信気持ちの整理がつけられていないから、相手の時間を縛ってしまっている感覚がある。
この気持ちはいつか話さなければと思っているけど、うまく伝えられる自信がないし、向こうの反応を見るのが怖くてずっと言えないでいる。
今月の振り返りというよりも気持ちの変化になってしまったが、6月は特にそれを感じた。
毎日考えていた。
自分は欲張りで、本当の理想は、
仕事を辞めて実家に帰り、その間に今までやりたかったおてつたびへの挑戦やデザインの資格をとって、この先の生き方を見つけながら、恋人とも週末に会う、みたいなことを1年くらいしていたい。
けれど現実を考えると、結婚をしたいという恋人に一年も待たせるのは申し訳ないし、もしかしたらそれでお別れすることになるかもしれない。
なにより30手前で8年も勤めた会社を辞めたことを後悔するかもしれないし、一年後に仕事が見つかる保証もない。
どっちを選択しても、後悔するかもしれない。それが怖くて結局、何も変わらずに休職して1年が経とうとしている。
正直、終わりは見えない。
現状に甘えて、雇用期間が終わる日までこのまま休職を続けるかもしれない。
ずっと、自分にとっての幸せを問い続ける日々で、気付いたら7月になっていた。
幸いにも、家族、恋人、友人、周りの人で「そろそろ働かないの?」と焦らせてくる人は誰1人いない。
私は本当に人に恵まれているんだな、と感じている。
7月は、恋人に今の気持ちを伝えたり、信頼できる友人に相談したりして、少しずつ方向性を決めていけたらと思っている。