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久しぶりに聖戦の系譜をやった話


 お久しぶりです。お仕事に追われてここ半年ほどなーんにも出来ずにいた紺色わさびです。

 いやはや、仕事って辛いですね。学生時代は一回も飲まずにいたモンエナを買うようになったり、ストレスで毎朝吐き気に耐えなければならなかったりと、改めて日々働く社会人の方々には尊敬しかありません。いやほんとに。ちなみに、帰りの車の中では自販機で購入したアイスココアを飲んでいます。たまにコーヒーも飲みますよ。どちらも美味しいです。

 ……これは個人的な話なのですがね。コーヒーは、自宅で作ったブラックが一番好きです。なので、缶コーヒーを買う場合はいつも無糖ではなく微糖を選んでいます。ボスのレインボーとかですね。黄金微糖とかも好きです。けどワンダは少し苦手な味がしています……。

 さてさて。大体は記事タイトルにもある通りです。ここ最近、ちょこちょこ合間を縫ってではありますが、久しぶりに聖戦の系譜を遊んでいました、わさびです。といってもSFC実機ではなく、3DSのVCで、ですが。

 聖戦の系譜について知らない方は、こちらのURLをどうぞ。


ざっくりとした説明

 聖戦の系譜は、SFCで発売されたファイアーエムブレムシリーズの一作です。Switchで大人気のFE風花雪月のご先祖様、といった立ち位置ですね〜。歴代だと『暗黒竜と光の剣』、『外伝』、『紋章の謎』に次ぐ第四作目となります。

 ファイアーエムブレムといえば、SRPGの金字塔。なので、マス目上に設定されたマップを複数の味方ユニットで進軍し、制圧やボスの撃破などを繰り返すことでシナリオを進めていく、というゲームですね。それは聖戦の系譜も例外ではありません。

 ただ、この聖戦の系譜では後の覚醒やifに繋がる結婚システムを初めて採用しており、それに伴って支援と言われるユニット同士のバフなどにも特に力が入れられています。マップ上で男女ユニット同士を隣接させ続けると、カップルになったり、という感じですね。これをいわゆるカップリング、と呼びます。

 それだけだと「イチャイチャするゲームね」って感じがしますが、これがゲームを進める上でかなり、か〜な〜り重要になってくるので侮れません。というか、そこが一番大事だったりするくらいです。

 先ほども述べたように、基本は限られたマップの上を進み、章ごとに用意されたボスを倒してシナリオが進むわけですが、聖戦の系譜だとその『マップ』が広いんですよね。紋章や封印などの歴代FE作品の章四つ分くらいが一つに纏められている感じというか、とにかく長いのです

 全部で十二個ある広大なマップと、それぞれに三つ四つある敵の城。そして、各城ごとに違う動きをしてくる軍。そりゃ、城ごとに国が違っていたり、指揮官が違ったりするので当然ですよね……。この中でプレイヤーは味方ユニットを別方面に分けて進軍させる、あるいは既に自分の城が完全包囲された状態からの防衛戦など、プレイヤーの軍師としての腕が試されるゲームとなっています。

 ゲームとしてもやり甲斐のある本作ですが、シナリオはそれ以上に最高なものが用意されております。その辺はまた下で話すかもしれません。

 まぁ興味が湧いた方は、wikiなり動画なりで覗いてみることを強くオススッメします。ので、ここからは先は申し訳ありませんが、既プレイの方を対象にしたプレイ談とさせていただきます(流石にゲームの紹介を長々と書いていると、それだけで半日くらい終わりそうなので)。


ベストなカップリングを見出すための聖戦

 聖戦をプレイするのは今回で三度目です。FEシリーズの中ではトップクラスに並ぶくらい好きな作品なのですが、やはり一回一回が長いのは……ねぇ? いえ、広大なマップも進軍もカップリングも好きなんですけど、時間が吸い取られるわ吸い取られるわで……、風花もかなりヤバかったですがね。へへっ。

 さてさて。前述の通り、今回はマイベストカップリングを今一度考えてみようみたいなプレイでして。聖戦だとそれって人によって異なると思うんですよ。大きく分けて四つほどでしょうか?

①イベントや章会話、トラキアや漫画版、小説版を軸に据えた、ストーリー性重視のカップリング

②とにかく推しキャラが一番で、後は余った者同士の中からマシなものを組み合わせていくカップリング

③全体的に満遍なく強くなること重視で、子世代の戦力バランスを考えたカップリング

④バーハラの悲劇によって全滅(平民プレイ)

 こんな感じですね。私はこの中だと③に当てはまります。めっちゃつよー!ってユニットが活躍する中、後ろの方でぼーっと雑魚退治だけに参加する弱ユニットとか可哀想なので、みんな最強とはいかないまでも一人一人が闘技場を自力で勝ち抜けるくらいにはバランスを取りたいタイプです。セティならフォルセティ無くてもクソ強いでしょ、みたいな。

 なので、今回のプレイではそこの”満遍なく”ってところの良い妥協点を探す聖戦となりました。まずはそのカップリングをご確認ください!!

図1

 はい。ざっとこんな感じです。こうしてみると、そんな意外なカップリングはなく、無難にみんな強くなりそ〜っていう面白味のない結果であることが分かります。

 レスターとラナはミデェールで安定なんですよね。魔法神器がラナに継承出来たならまた色々と広がるんですが、結果はレスターが灰文字のフォルセティを握っているだけなので、親は無難にスキル重視となります。最強を求めるならノイッシュ父でついげきリングとか、フォルセティが無駄にはなるがスキルも悪くないレヴィン父とかあるのですが、結局は勇者の弓を握るのが一番強くなるのでミデェールかジャムカの二択になってしまいます。レヴィンとノイッシュは他のカップリングで明確に役割が持てますし

 今回はジャムカをアイラに託したので、消去法でミデェールになりました。追撃と突撃があり、ステもそこそこ良いので、後半で勇者の弓に星がつけばレスターは結構な射手に成長します。ラナも母親のおかげで魔力は伸びますし、杖を振るだけのお金も闘技場で十分に稼げます。

 お次はアイラ。個人的にラクチェが最強になるためにはノイッシュが必要だと考えているわさびです。ついげきれんぞくひっさつが合わさって最強に見える✨ ———のですが、これだとスカサハがちょっとラクチェと比べると可哀想なことに。いえ、ね? 良いんですよ。ステもいいし、スキルもいいし。十分強くはなるんです。

 ラクチェはCC後にれんぞくが手に入るのですが、スカサハはフォーレストなのでそれが無いんですよね〜。そこが難点。その点、ジャムカを親にすれば、ひっさつはありませんが、スカサハにもれんぞくを付けることが出来ます。そうすればラクチェと同じ扱いをしてもほぼ同じ結果を出してくれるスーパースカサハが誕生するわけですよ!!(大興奮)

 これが『全体的に満遍なく強く』の理論の真骨頂です。そんでもって、不足したひっさつ星付き武器で代用が可能です。自分はラクチェが好きなので勇者を持たせましたが、正直言って鋼の剣で十分脅威だと思われます。

 次に、ラケシスとアゼルですね。こちらはええ、魔法剣です。

 武器継承、無難なスキル、神族ありでデルムッドもナンナも普通以上に強くなります。魔法剣は余りがち(個人の見解です)なので、アゼルとナンナからそのままこの二人に使わせれば、無駄も少なく済みます。力も普通に伸びるので、マージ相手には物理で殴って倒したりも出来ます。今回やってみて便利だなと感じた点は、手斧や手槍持ちの間接攻撃騎馬隊相手の壁に遠慮なく使えるところですかね。これは嬉しい。まぁ手槍相手は相性がちょっとあれなので安定はしませんが。

 バリアリングを持たせればマージが混ざっていても前線に出せますし、割と頼りになりますよ。ナンナもエルト叔父様の大地の剣をフルで使えますし

 ただ、今回のカップリングではベオウルフが余っているので、魔法剣を使いたいという欲が無ければ彼と組ませてもいいかもです。スキル的にもいい感じですし。私は魔法剣かっけぇーと思ってアゼルとくっつけただけですし。

 さて残り半分ですね。次はシルヴィア。彼女は、リーンの戦闘能力も混みでホリンとくっつけました。踊るだけならレックスが経験値的にも無駄がなくて良いとか、最強コープルならレヴィンとか、色々思うことはあるわけですが、あんまり考えずにげっこう剣を受け継がせました。一線級とは言いませんが、悪くはないですね〜。闘技場は頑張れば勝ち抜けますし、間違えて敵の攻撃範囲に入れてしまった時も返り討ちにしてくれました。コープルも資金はパティに貰って杖振りCCすれば後ろで援護するクロード的な役割も果たせます。とはいえ、今回の満遍なく〜の平均値をちょびっと下げているのは確かですし、ここは改良の余地ありといったところ。

 次はフュリー!! 彼女は子世代最強候補のセティと、子世代で最も便利なフィーの親なので、ここは拘りたいところ!!

 今回のプレイはWiiで初めて聖戦をやった時も合わせると三回目。そのうち二回は、レヴィンと彼女を一緒にしていました。何故って、フォルセティがありますから。名前的にもモロそうでしょーってんで、迷いなくくっつけていましたね。ですが今回は初のクロード父にチャレンジしてみました。

 使ってみると、フィーはあまりレヴィン父時と違いはありません。いやひっさつが無いので弱くはなっています。ただ、うちでは勇者の槍を絶対に持たせるので、CC後のれんぞくがあれば山賊倒したりロプト教徒倒したりするくらいは十分というか……。役割でいうなら、村解放レンスター組への助太刀十章の司祭救出戦くらいなので、闘技場勝ててマウンテンシーフ倒せるくらいの強さがあればフィーは活躍出来るんですよね。

 セティに関しては、スキルがれんぞくしかありませんが、それ意外は要りません。ライトニングだけで終章まで戦えます。イシュタルを相手にするならちょっと不安……ってくらいで、他は問題なしです。星付きウインドを持たせたりすれば更に安定って感じです。優秀……!!

 さ、次はティルテュ。彼女はフォルセティ継承のためにレヴィンと仲良くなってもらいました。フォルアーサーです。聖戦攻略組なら一度は試したこと、あるのでは??

 スキルはついげきが無いこと以外は十全。ステータスも子供が両方とも魔法使いなので、神族補正もあり頼りになります。アーサーは六章初っ端からフォルセティ持ってきて暴れてくれますし、そのおかげでイシュトーにも困りませんでしたね。何かあればアーサー、と出来るのは強みでしょう。終章のペガサス三姉妹にも怯むことなく最後まで勝ち抜いてくれました。

 ティニーもアーサーからエルウインドを受け取れば即席レヴィンの完成です。途中で手に入れたトルネードを有効活用出来るのも嬉しいついげきは無いのでついげきリングを持たせましょう。ただ、れんぞくが被るのはちょっとだけ……ほんのちょっとだけ勿体無いかも。ヒルダも葬れますし、ティルテュの無念をその怒りで消し飛ばすならレヴィン父の彼女しかいません。「見ていてください。ヒルダは私が倒します……!!」

 最後はブリギッド。彼女のお相手はノイッシュです。ひっさつとつげきついげきが合わさって最強に見える(既視感)。ええ、その通り。少しでもラクチェに近い戦士を作ろうと思ってノイッシュにしました。ジャムカでもパティが武器を受け継げないこと以外はあまり変わりませんので、ここはスカサハのためのカップリングという感じですね。

 ファバルは普通にめっさ強いです。パティもがんがん戦って稼いで貢げますね(誰に?)。そのパティちゃんですが、武器レベルは終わっているので、いのりの剣とか持たせました。星付き細身の剣がベストですが、いのりもそこそこ使えます。なんせ祈りですし。

 という感じで、以上が今回の満遍なく強くなりそうなカップリングでした。まだまだ改良の余地とか遊び心は加えられそうなので、また聖戦がやりたくなった時は色々試してみたいと思います。カップリングは楽しいですね!!


好きな色々ランキングを考えてみた

 ここまで約五千文字。いやぁ、長くなりました。が、まだです。ここからは好きなユニット敵ユニットなど、聖戦の系譜に関する個人的なランキングを紹介していきたいと思いますので、付いてこられる方は是非とも付いてきていただきたいです。

 まずは、好きな親世代ユニットランキングから発表していきましょう。自己満足ですとも!!


好きな親世代ユニット

図1

 聖戦の系譜は言わずと知れた名作です。なので、どのユニットも格好いいし可愛いしで甲乙付け難いのですが、その中でも好き度が群を抜いている方を三名並べてみました。

 まず一位は獅子王エルトシャンの妹君で、攻防最強のマスターナイトへ変貌を遂げるラケシスです。彼女でシャガールにとどめを刺したプレイヤーは少なくないはず……。三章【獅子王エルトシャン】では、クロスナイツを率いて出陣したエルトシャンを涙ながらに止めてみせました。その凛々しさはもちろんのこと、エルトシャンの「そんなに泣かないでくれ……」には涙が止まりません。同シリーズの暗黒竜ではシーダが同じような台詞(こっちが大元)でナバールを説得しますが、彼女は泣いてなさそうですよね。それはそれで気丈さを感じて凄く良いのですが、ラケシスとエルトシャンの会話は聖戦世界の非情さを強く感じる場面であり、情景も思い浮かぶのがまたたまりません。

 二位はシグルドとセリス、その両方を助けて戦い抜いたフィン。アプリ版のヒーローズでは伝説の槍騎士の二つ名を持って参戦しましたね。彼はもう……本当にもう、泣けるんです。親世代編では勇者の槍で活躍し、子世代編ではリーフとナンナを守って重騎士隊相手に奮戦してくれますから。元々は顔グラが好きで使っていたのですが、アルテナが登場した時はもう涙ですよ(は?)。フィンとアルテナの会話は上記のノディオン兄妹会話と同じくらい泣けてきます。よかったねフィン……ってなります。

 三位は、親世代編の主人公にして聖騎士。騎士の中の騎士であるシグルドです。実質一位です。序章のエーディン救出からずっと、自分の信じる道のために戦って、国の命令だからとアグストリアを駆け回り、そして裏切り者の汚名を着せられながらも抵抗し続け、父を看取り、二人の盟友と妹を亡くし、最期の最期まで名誉のために戦った英雄。バーハラで放った「アルヴィス……きさま!!」という言葉を見た時は自然と唇を噛み締めていましたね。

 聖戦の系譜の親世代編は誰も彼もが全力で生き抜いた結果だと個人的には思っているので、敵も含めてみんな基本は大好きです。ムカ〜ってなったキャラはもちろんいます。サンディマとか、シャガールとか、アンドレイとか、レプトールとか、トラバントとか。

 けれど、子世代編になればその考え方が一気に変わるというか、必ずしもシグルドだけが正義だったわけじゃないってことが分かってくるのは、聖戦の系譜の魅力の一つですよね〜。

 ロプト教団は実働部隊はともかく、イードの神殿では子孫が砂漠に追いやられて細々と暮らしていました。アグストリアは結果だけ見れば何もしていないグランベルから一方的な侵略を受けて終章時点でも内乱の最中。トラキアは貧しい大地で民を養うために国王まで傭兵として他国へ出向く。そういった様子を、あいつら許さねぇって感情を持ったセリスの視点で、いやそうじゃないんだよってプレイヤーも教わるような旅路が子世代編でもあると思います。アルヴィスとかはその最たる例ですよね。

 バイロンやエルトシャン、マーニャ。同盟軍ユニットも魅力的なキャラばかりで……本当にもう。


好きな子世代ユニット

図1

 さて。では気をとりなおして、次は子世代ユニットのマイベストを紹介しますね。親世代ユニットもそうでしたが、まぁ大体好きです。ハンニバル将軍も大好きです。なので、好きの中でも特に好きなのをって感じですね〜。

 私はラクチェが好きです(告白)りゅうせい剣の圧倒的なポテンシャルと、もりもり上がるステータスと、ノイッシュ父で得られる最高のスキル群。目標を一度定めれば相手が倒れるまで斬り続けるその姿は頼りになるとかいう次元を超えています。大好き(二度目)。

 自軍では常にナイトリングレッグリングを継承させ、上位兵種騎馬と共に進軍させていました。強い敵は大体彼女が葬ります。親のアイラはやっつけ負けを考慮する必要がありましたが、ラクチェは要りません。どんな状況でも生きて次のターンを迎えます。たまらん強い惚れる頼れる

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 ヒーローズでは、こんな感じのスキルで使っています。遠距離反撃を孤軍に変えたり、Cスキルを始まりの鼓動にしたりと色々。そういえば、アイラもかなり強めの武器錬成がきましたね。……凸進んでないですけど。

 二位はアルテナです。彼女はトラバント、アリオーン、フィンなど周りのキャラも合わせて好きになりました。キュアンたちの死には深い悲しみを感じましたが、それも相まって彼女の登場には痺れます。そして戦闘面においてもゲイボルグのパワーが光る光る。二撃で大抵の敵を仕留めてしまうのですから驚きです。仲間入り後から少し経験値を注ぐだけでクラスチェンジも簡単ですし、お手軽お助けユニットとしても頼りになります。

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 ヒーローズではこんな運用。聖印を近距離防御にしたり、孤軍にしたりする程度で他のスキルはあんまり動かしません。

 そして、三位はティニー。彼女はもう、もう辛い。というか母親であるティルテュのバーハラの悲劇後が悲しすぎて、何だかどうしようもない哀しみに晒されるんですよね。ヒルダだけは絶対に許さない。ヒルダというと、今はゴネリル家のヒルダちゃんの方が有名ですね。彼女には早めに総選挙を勝ち取っていただきたい。

 アーサー同様、ヒルダ打倒に燃えているわけですよ。あんな可愛い顔して、心の底では覚悟が決まっていると。というか、子世代は境遇的に仕方ないところはありますが、覚悟決まりきっているキャラが多いですよね。ファバルとか、セティとか。セリスとリーフは怒りだけで戦っているところが多く、危なっかしさを感じたりもしますが。

 残念ながら、ティニーはヒーローズ未実装なのでした。次の子世代ガチャ辺りで来るんじゃないかなぁと思います。……ということは、石を貯めておかねばならないのでは? わさびは察した。

好きなエネミーユニットランキング

図1

 そろそろ流石に長くなってきたので、ランキングはこれを最後としたいと思います。好きな章とか、場面とか、まだまだ語りたいことは沢山ありますが、またの機会に。

 さてさて。FEシリーズは魅力のある敵キャラでいっぱいです。当然、聖戦の系譜もそんなキャラであふれています。……あふれているか?

 堂々たる一位を飾ったのは、トールハンマーで最強の敵魔法ユニットとして立ちはだかる……というか進軍してくる雷神イシュタル。冷徹な敵幹部かと思いきや、子供を密かに逃がしてあげたり城で匿ったりと、その奥底にある優しさが逆に辛いですね……。終章では、死に場所を求めているかのような台詞も出てきましたね。ティニーで説得を試みた結果、泣く泣くフォルセティを撃ち込んだプレイヤーも多いのではないでしょうか?

 もはや言うべき言葉はない……。貴様に雷神イシュタルの最期の戦いを見せてやろう!!

 フリージ城すら制圧された状態では、解放軍と戦う理由は最早無いようなものだが、それでも戦う他無いのだという強い意志を感じます。ここまできたら引き下がれないのだと。ロプトウスを手にする前のユリウスのことを好いていたんだろうなぁ、と勝手に想像もしちゃいますよね。

 二位は、トラキアの国王であるトラバント。親世代編でも印象深い仇敵ですが、トラキアの内情を知れば知るほど、一方的な恨みばかりを寄せられる相手でもないことに気付いていきます。ただ、それでもリーフにとっては親の仇であり、レンスターにとってはただの侵略者。仲良くして〜!! と叫びたくなります。

 だから好きにせよと言っている。ただし、民をこれ以上、苦しめるな。わしの願いはそれだけだ。

 トラバントといえば、この台詞。攻め込まれ、後が無いという状況下でアリオーンに全てを託し、自分を嫌われ者としてレンスターとの因縁に決着をつけるために出陣しました。お前であれば奴らも恨んではいまい、という言葉にも少しうるっときますね。しかしキュアンを殺したのはだなそれとこれとは話が別でだな

 三位は、七三軍団の中でもかなりの武人と噂のリデール……ではなく、ザインです!!

 これは意外。いえリデールも好きなんですけどね。イシュトーとかライザアリオーンも候補ではあったのですが、何と言ってもアグストリアの騎士らしさを感じられる覚悟を少ない台詞の中に感じたのでランクインしたわけです。

 主君の命ならば仕方がない。という気概で襲いかかってくるザインは、こちらも全力で勝負を挑まざるを得ません。だがしかし、初見でとりあえず突撃するとナイトキラーの餌食になります。おそるべし、神器ナイトキラー……!!


最後に

 こんな長文を読んでいただき、ありがとうございます。とりあえず書き殴った次第ですので、読みにくいところもあったかと思います。本当に感謝です。

 また聖戦に関する記事は別で書きたいと思いますので、その時は是非そちらもどうぞ。あと、スマホ縦画面なので難しいですが、ヒーローズの記事も書いてみたいなぁなんて。

 ちなみに、一番好きなBGMは『因縁の対決』です。

 

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