2024年にどハマりした神作品を紹介したい
いよいよ今年も残り一ヶ月となりました。
今月師走はまさに一年の総決算。自分たちがどんな日々を過ごしてきたのか、そして来年どんな自分になりたいのかを振り返っていくことになるでしょう。皆さんはこの一年、どんな自分になることが出来ましたか?
私はこの一年間、毎週何かしらnoteを更新するということをやっておりました。中には中身の薄いものや短い記事もあったかもしれませんが、何か書くことを決めてちゃんと形にするということを継続してやっていく、そんな一年に出来たと思っております。まぁあと三週間くらいあるので気を抜かずにいきたいですね。
noteを毎週更新したからとて何か良いことがあるわけではありませんが、”物事を継続出来た”という達成感は今後の自分にプラスになるのではないかと。あと単純に自分の気持ちや楽しかったことを皆さんに伝えるのは楽しいですから。
いや〜、それにしても一年があっという間です〜。
今週の記事では、2024年を振り返って……というほどでもないのですが、今年一年で「これいいなぁ」「面白かったなぁ」と思ったもの、どハマりした漫画やアニメなどについて語っていこうと思っております。
あくまで私が今年ハマった作品なので、今年連載開始されたものやそうでないもの、今年アニメになったものやそうでないものなど様々ですが、そこだけご了承くださいませ。
キュンキュンするのか、させるのか!?
2024年どハマリした神作品、そのトップバッターは週刊少年マガジンで連載中のラブコメ漫画。久世蘭先生の『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』です!!
こちらは本作ヒロインでスーパーモテモテ女子高生の川井モナちゃんが何故か唯一自分に見向きもしない黒岩メダカを何とかおとす(意訳)ために奮闘するラブコメディです。
圧倒的なルックスを持つ自分に学校中がメロメロになる中で、転校生としてやってきた主人公の黒岩メダカだけが何故か自分に惚れてくれない、自分の魅力にやられてくれない。そんなモナの悔しさと自尊心から、メダカをきゅんっ♡とさせるための日々が始まります。
実は黒岩メダカくんは家の事情で禁欲を強いられており、修行のために煩悩を鎮めているだけで本当はとっくにモナの魅力にやられてしまっていました。しかし、そんな事情を知らないモナは毎度色んな作戦を決行してメダカをドギマギさせていきます。
ここ数年で増えてきた女子が草食男子にぐいぐいいくパターンの作品で、モナの魅力とそれに耐えようとするメダカの頑張りっぷりがいい感じに微笑ましくてず〜っと読み進めていけますし、とにかく画力も高いんですよね。作中でモナが可愛い可愛いと言われることにも説得力があります。
最初はメダカをきゅんっ♡させるために大胆なアプローチを幾つも仕掛けていたモナが、徐々にメダカに逆にきゅんっ♡とさせられていき、乙女らしく恋心に悩む姿も可愛くてついつい二人を応援してしまいたくなる神作品です。
普通こういう「私めっちゃ可愛いでしょ!?」みたいなキャラって大なり小なり嫌味があるものですが、この作品の場合は渾身の作戦をスルーされたモナの反応が可愛すぎるんですよね。
終始可愛いしか言っていない気がするのですが、本当にこの作品は可愛いに溢れています。そのうちメダカも可愛いと思うようになっていきます。
あとは漫画的な嘘がかなり抑えめなところも魅力の一つだと思いますね。
そんな『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』はなんとアニメ化が決まっておりまして、来年冬からテレ東で放送が開始されます!!
これもう楽しみすぎてやばいです。果たして久世蘭先生のあの圧倒的な画力をアニメで再現することが出来るのか……。
本作はマガジンの作品なので、マガポケの方で無料で読むことが出来るみたいです。Kindleでも一巻は丸ごと無料で読めるので、興味のある方は是非ともこちら読んでみてほしいです!!
私は十巻まできています。次はいよいよクリスマスデート編の最終局面ということで次巻が楽しみすぎてやばい〜!!
このラノ🥇 負けて輝け少女たち!!
お次に紹介するのは、『このライトノベルがすごい! 2025』で総合第一位に輝いたガガガの最終兵器こと『負けヒロインが多すぎる!』です。
ラブコメにおいて、いや現代の恋愛競争において必ず誕生する負けヒロイン。これは彼女たちの負けたあとを描いた作品です。初っ端から本作のメインヒロインである八奈見杏奈が盛大な負けっぷりを披露し、その後次々と負けヒロインが生まれていくという何とも残酷な恋愛模様が展開されていくのが画期的でとても面白いと思います。
基本的にコメディ要素盛り盛りでギャグっぽく進行していく物語ですが、時折見せる彼女たちの達観や悲観が今まで私たちの知らなかったラブコメの世界を感じさせてくれるので、ラブコメ好きの人にこそおすすめしたい一作となっております。
↑夏頃にアニメや最新刊の感想も語らせていただいているので、興味のある方はこちらも是非読んでみてくださ〜い。
私がこの作品に出会ったのは大学生の頃で、本格的に読み始めたのが去年の秋頃の話。正直に言っていずれアニメ化するだろうとは思っていたし、このラノも取るだろうなとは思っていました。
もちろんめでたいことで凄いことなのですが、冗談抜きでそのくらい人気になるよなと疑わないほど完成度の高いヤバ作品です。ただ、今年の夏に放送されたアニメまで群を抜いて凄まじい出来だったのには流石に驚きましたね。
ちなみに私の推しは焼塩檸檬🍋です。あと最新刊で登場した白玉ちゃんもすごく好きです。
己のエゴに従う者たちの凌ぎ合い
そして次に紹介するのは、『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』に続いて週刊少年マガジンにて連載中のスポーツ漫画『ブルーロック』です。
こちらはサッカーに打ち込む高校生たちの戦いを描く作品で、日本をW杯優勝に導く革命的なストライカーを生み出すための計画に招集された300名のFWが最後の1名になるまで競い合い、脱落した者はW杯の日本代表には選出されなくなるといういわばスポーツ漫画とデスゲーム漫画を混ぜたような異色のスポ根ものとなっております。
初期はデスゲーム寄りの作風で始まり、割と話題取りのための展開や台詞が多く含まれていましたが物語が進むにつれ各キャラのエゴが開花していき、『革命的なストライカーは世界で最も熱いところに誕生する』という言葉通りの手に汗握る激アツ展開が連発する神作品として有名になっていきました。
サッカー漫画というジャンルの関係上、どうしても女性キャラの登場は極々わずかで男性同士の絡みが増えるため女性人気というか女性向けの作品と思われがちですが、普段どんな性格でどんな喋り方でどんな生き方をしているキャラクターでもいざ試合が始まれば誰にも劣らぬ覚悟と夢を抱いて全力で目の前の試合に打ち込む姿の””熱さ””は男なら絶対に燃えること間違いなしです。
その熱量に焼かれながらページを捲る手が止まらなくなっていき、そのうち最新話に追いついてしまうのは男の性でしょう。これを読むとTVでサッカーの試合が見たくなってきます。
現在は二期を放送中で、展開的にも人気的にも今が飛び込むチャンスです。サッカーに全然興味がない人でも絶対に夢中になれる熱い漫画なので是非とも読んだことのない人はアニメからでも入ってみることをおすすめします。
私の推しは馬狼照英です。理由は覚醒シーンが格好いいからですが……諏訪部さんの声がシンプルに好きなのもあります。黒バスで青峰が一番好きだったのでその繋がりも。
学園物と忍者の融合、期待の新連載
最後に紹介するのは、週刊少年ジャンプで今年連載を開始した忍者×学園物のバトル漫画『しのびごと』です。
現代世界に忍者が人知れず存続している世界観で始まる本作では、ヒロインの向日アオイを護衛する任務についた忍者名ヨダカが同じく護衛として配属された同級生たちと協力してアオイの日常をなんとか守りつつ青春を過ごしていく学園物と忍者物両方の要素を兼ね備えたハイブリッドな漫画となっております。
ヒロインのアオイが結構な変人でドジっ子のため、彼女を簡単な怪我から守るのも割と大変だったり、極度の人見知りでコミュニケーションが苦手なヨダカのきょどりっぷりも読んでいて飽きない面白さがあります。
上で語った通り、護衛についているのはヨダカだけではなく、可愛らしい眼鏡っ子の忍者名ヒバリやイケてる今時男子風の忍者名ウミネコなど知り合いではないものの同じ任務を遂行する仲間として時に切磋琢磨し、時に助け合うチームワーク的な面も持ち合わせています。
ヒバリとウミネコは会話や潜伏がとても得意なので積極的に護衛対象のアオイに近付いて比較的近い距離で任務に挑みますが、主人公のヨダカは本当に人見知りでネガティブなため当初は遠い距離からいざって時にその圧倒的な戦闘力で護衛対象を守る役割を担う予定でした。
それが何故か、とある一件からヨダカがアオイに気に入られて一番遠くにいるはずが一番近くにいることになってしまっていて、その予定調和とはいかない様子が毎週楽しみな作品です。
連載開始から数話の間はちょっとしたいざこざや程度の低い忍者の襲撃から護衛するというものだったのが、最近になって魅力的というか単話で終わらないネームドの敵忍者も出てきたり、忍者としてとても強い設定の主人公にも地力で劣らない敵も出てきたりしてますます眼が離せない展開となってきました。
近いうちに単行本も出ると思うので、是非ともその際にはご購入いただいて、読んでいただいて、そんで応援していただけたらいずれはアニメ化もするかもしれないので……よろしくお願いします〜。
まとめと感想
今回は今年どハマりした神作品を紹介していきました。
ブルーロックやマケインはご存じの方も多かったと思われますが、しのびごとのファンですって方はまだまだ少ないんじゃないでしょうか。ジャンプ作品なので、このまま面白い展開が続けばいずれは人気が出てきて知名度もぐんぐん上がっていくんじゃないかなぁと思いますが、どうなることやらですね〜。
個人的にはめちゃくちゃ期待している枠なので、是非とも輝いてほしいところです。アンケートも毎号入れていますよ〜。
ジャンプ作品なら、あとはアニメ化したアオのハコや新連載のひまてん!、シド・クラフトの最終推理が面白くて好きですねぇ。
こう……新連載の終わらないか不安でヒヤヒヤする感覚がたまらないですよね。
では、本日の記事はここで〆にしたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。今回の記事は文字数的に割と短めだったかもしれませんが、その分URLに飛んで私おすすめの作品を読んで楽しんでいただければ幸いです。
どれも神作品なのできっと皆さんもどハマりするはず……?