【漫才ネタ】「普通が分からない」(バイトのシフト編)

「普通が分からない」 漫才
1: ボケ
2: ツッコミ

1: 「普通」が分からないんですよね
2: 確かに「普通」って難しいよね
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1: だからさ、もしかしたら極端なところから攻めていけばいけるんじゃないかな?って思ったんだよね
2: 極大と極小の、この端から徐々に範囲狭めていけば"普通"が見えてくるかもね
*
2: 何か分からない「普通」とかあるの?
1: 色々あるけど...バイトのシフトとか
2: なるほどね。週何回働くとか、一回で何時間働くとかね。まず極小から行くか
1: 週一、一時間
2: うん。習い事だね。小学生の習い事。まあ少なすぎるだろうね
1: 週一、二時間
2: うん。まだ習い事だね。
1: 週一、三時間
2: 何このオークションみたいなの
1: (無視して)週一、四時間
2: これ一生終わらないよ。このままのペースじゃ一生終わらないよ
1: くそ...「週一、四時間」で落札されたわ...
2: いや、オークションじゃないんだから
1: (無視して)4288円だった
2: (食い気味に)知らないよ。東京都の最低賃金1072円×4時間で4288円
1: じゃあ逆行こう。
2: うん。極大の方行こう。どうぞ
1: はい。週21、15時間
2: いや待て待て待て。人間の領域を超越してるじゃん。なんだよ週21って
1: バイト3つ掛け持ちしてるからね。7×3で21ってこと
2: そういうカウントになるのね。あ、じゃあ15時間ってのは...
1: (割り込んで)1時間、1時間、13時間
2: うん。無理だね。それだと週7になっちゃうよ。1時間で雇ってくれないよ。普通は
1: (キレて)だから、普通が分からないからやってるんじゃん!普通が分からないから極大と極小取って...(狭めていってやろうとしてんじゃん)
2: (割り込んで)分かった×4。なんかごめん
1: じゃあ週7、24時間
2: 死んじゃうよ
1: じゃあ間を取って週3。月水土。5時間、5時間、8時間。
2: めっちゃ普通を理解してるじゃねぇか。いい加減にしろ
(漫才終了)

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