推し短歌 謎の友達
年齢も仕事も顔も分からないけれど友達だから友達
私には毎晩のように集まって遊ぶ謎の友達がいます。彼ら彼女らとはネットの世界で会っているし、公開している情報が正しいとは限らないので、本当の相手ことは殆ど知りません。謎だらけです。
それでも何度もチャットやメンションで会話をする内に、好みや感覚のすり合わせができて、友情を感じるようになりました。
相手の年齢や立場がわかってしまうと話しづらい部分もあると思うので、ネットの世界だからこその関係だと思います。
社会人になると学生時代の友達とは疎遠になりがちで、寂しさを感じていました。しかし謎の友達のおかげで、寂しさが埋められました。
私の推しは謎の友達です。