「魅せるスケート」
こんにちは！
人間科学部1年の穂積乃愛です。
「魅せるスケート」
それは私がスケートに取り組む上で最も大切にしたいと考えている目標です。
今回のnoteを通して、私の魅せるへのこだわりについてお話ししたいと思います。
拙い文章ですが最後までお読みいただければ幸いです🙏
そして私たち、早稲田大学スケート部フィギュア部門は、2025年3月1日に「WASEDA ON ICE」というアイスショーを開催します。このnoteを通して、「WASEDA ON ICE」そして、私のスケートについて興味をもって頂けたら嬉しいです☺︎
幼い頃
魅せるスケートの美しさに1番最初に気づいたのは小学生の頃、太田由希奈先生の指導を受けていたときです。太田先生は、常に美しい姿勢で滑ることを中心に教えてくださいました。小さいころは、先生に少しでも近づきたい！先生みたいにどの瞬間を切り取っても綺麗な選手になりたい！と、とにかく先生の現役時代の動画を見て真似っこをすることが楽しくて仕方がなかったことを覚えています。
さらにノービス、ジュニアと年齢を重ねるにつれて、色々な曲やプログラムで滑る機会が増え、より美しさや魅せることへの意識が高まったように感じます。
グリンチとの出逢い
中でも2024〜2025シーズンのショートプログラム『グリンチ』は、私を大きく変え、より魅せるスケートへの思いが強くなったプログラムです。
これまでは自分が踊りやすく、また自分自身の魅力を最大限に引き出せる「綺麗系」の曲を中心に選んできました。周囲の先生方や友人たちからも、「綺麗系の曲の方がのあちゃんらしい」と言っていただき、その言葉が自信となっていたため、なかなか新しいジャンルの曲に踏み出すことができませんでした。しかし、大学生となり、親しい先輩たちが引退していく様子を見ていると、私自身の引退も少しずつ近づいていることを実感し、このまま同じようなスタイルを続けることに不安を感じるようになりました。
最初は、2024〜2025シーズンも「綺麗系」の音楽で振り付けを考えていましたが、自身の成長と可能性を広げるためにも新しい挑戦をしたいという思いが強くなり、振り付けが始まる少し前に『グリンチ』に曲を変更しました。
新たなジャンルの難しさ
グリンチの振り付けをはじめたときは振り付けの先生もびっくりしていたくらい踊れず、新たなジャンルの難しさを感じました。
「動きがゆっくりで綺麗になりすぎている。」「もっと強くテキパキしないとグリンチの曲調に合わない。」「首が使えていない。」など課題は山積みで、いつもはすんなりと進む振り付けがひとつひとつの動きが上手くできないので想像以上に時間がかかりました。振り付けの際、先生から「曲が鳴っていなくても、この子はこういう曲調の曲で滑っているのだろうなとわかるくらい、はっきりと動いてごらん」と言われたことが強く心に残っています。その言葉を受けて、たとえ音楽が流れていなくても、まるで曲が頭に浮かぶような雰囲気を作り出せる選手になりたいと強く思いました。
グリンチの振り付けが進んでいくにつれてこれまで以上に踊りを工夫したい、もっとこう滑りたいという気持ちが増し、「魅せる」へのこだわりも強くなっていったように感じます。
魅せるへのこだわり
私の今までのスケートは楽しく滑ることを1番に考えたスケートでした。ですが、今シーズンを通して「魅せる」ということは単に美しく見せることだけではなく、自分自身の良さを引き出すことでより力を発揮するものだと気がつくことができました。私だからこそできるスケートを目標に、魅せるにこだわったスケートをこれからも追求していきたいと思います。
最後に
少しテーマとは離れてしまいますが、私は以前から振り付けに興味があり、いつか誰かのプログラムに携われたらいいなと考えていました💭
今回の早稲田オンアイス2025では曲の編曲も振り付けも全て自分で挑戦してみました…！
また、グループナンバーの振り付けも担当させていただきました。
スケートの美しさや魅せるにこだわったプログラムを会場の皆様にお楽しみいただければ嬉しいです！
会場でお待ちしております🫶🏻
最後までお読みいただきありがとうございました。
⛸️WASEDA ON ICE 2025
2025年3月1日(土)
16時開場、17時開演、19時30分終演(予定)
会場：東伏見・ダイドードリンコアイスアリーナ
※クラウドファンディングによる入場券をお持ちの方は、開場時間15分前(15時45分)より入場し、直前リハーサルをご観覧いただけます！
詳細は公式SNSにて順次公開してまいります！
是非フォローのほどよろしくお願いいたします。↓
https://www.instagram.com/waseda_figureskate