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「私がリンクに戻った理由」(2年・浅間百合子)

3月1日の早稲田オンアイスまであと1ヶ月を切り、
緊張と不安maxの商学部2年浅間百合子です!

今回は一度はスケートを離れる選択をした私が、
リンクに戻ってきた話をお伝えしたいと思います。


スケート人生start!

私がスケートを始めたのは小学一年生7歳の時。

なぜスケートを始めたのか、理由は覚えていませんが、
当時バレエとスキーを習っていた私にとって
フィギュアスケートは二つが合わさった革命的なものと感じたのだと思います。

とにかく滑ること、踊ることが大好きで、
スケートは私にとって正に理想のスポーツでした。

そこから小学校5年生の時に3級を取るまで一見順調だった私のスケート人生ですが、以降5年間、魔の4級地獄に陥ることになるのです。

4級地獄

4級を受け始めた当初はあと一歩!の所で毎回不合格になっていた私。

しかしそれが続くにつれ、「緊張」することを覚え、
どんどんジャンプが飛べなくなって行ったのです。

中学生になり、自分である程度スケジュールを組むことが出来るようになると、
その焦りから練習量を増やし、毎日リンクと学校、塾の往復をするようになりました。
今思えば、練習や目標設定の効率が悪かったと反省しているのですが、
その当時はとにかくガムシャラにやれば報われるだろう、
という思いでとにかく無謀な練習ばかりしていたと思います。

非効率な努力が報われるわけでもなく、腰や膝の痛みが増え、
大好きだったスケートもいつしか大嫌いになっていました。

そんな日々が続いていた高校入学前、
「先生、私大学受験の勉強が忙しくなるのでスケート辞めます。」
自分でも驚くほど突発的にでた言葉でした。

正直、大学受験に関して何も目標はなかったし
「勉強」というのは逃げるための言い訳に過ぎなかったと思います。

突如辞める宣言した私に対して「大学生になったら戻っておいで」
そう声をかけて下さった先生の言葉に当時の私は苦笑いしかできなかったことをよく覚えています。

そんなこんなでスケートをすることが嫌いになった私ですが、
当時ちょうどコロナ禍になりなんとなく見ていたのがテレビで放送されているスケートの大会でした。

華やかに踊る選手を見て、「やっぱり私はこの競技が好きだな」
と再認識した瞬間でした。

大学に入学して

しかし大学に入学した直後、私のスポーツのモチベは競技スキーにありました。スキーもまた幼い頃からやっていて、大学に入ったら基礎スキーから競技をやるんだと意気込んでいたんです(笑)

他の競技に少し視線を奪われていた時、幼い頃からレッスンをして下さっていた先生から「ゆりこちゃん、いつ戻ってくるの。今ならクラブ員に空きがあるよ」とお声がけいただきました。

そうだ!スケート!戻らなきゃ!
ハッとし速攻で神宮のクラブに再登録しに行きました。(笑)

スケートに復帰させてくれた両親、迎え入れてくれた先生には感謝してもしきれません。

大学生になってからのスケートは本当に楽しくて、踊れる幸せを日々改めて感じています。バレエやスケートを辞めてからの生活の中では舞台に立ったり踊る機会など全くなく、何か満たされないものをずっと感じていました。
そして今、やはりスケートがある生活が私の毎日に輝きを与えてくれています。

WOIは私にとって夢の舞台です。
こんな貴重な機会をいただいていいのかと不安にもなりますが、
ワクワクドキドキ楽しみの方が今は大きいです。

3級の私は大きな舞台で滑った経験はほとんどありませんが、
私が出来る限りの表現と心を込めたスケートをお見せしたいと思います!

3月1日16時より東伏見で是非お待ちしております!


⛸️WASEDA ON ICE 2025
2025年3月1日(土)
16時開場、17時開演、19時30分終演(予定)
会場:東伏見・ダイドードリンコアイスアリーナ
※上記のクラウドファンディングによる入場券をお持ちの方は、開場時間15分前(15時45分)より入場し、直前リハーサルをご観覧いただけます!
詳細は公式SNSにて順次公開してまいります!
是非フォローのほどよろしくお願いいたします。↓



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