「氷上の羽が生えた」（アジア太平洋研究科博士２年・趙政）

2025年2月13日 19:57

こんにちは! 趙政です!

北京冬季オリンピックの時、羽生結弦選手は中国で現象的な人物になりました。
当時28歳だった私は初めてスケートをしてみましたが、
先輩から「愛していればいつから始まっても遅くはない」と言われました。
これが私がフィギュアスケートを好きになった話です。

2025年3月1日 (土)Waseda On Ice 2025、ぜひご覧ください!

スケートを始めたきっかけ

縁を結んだきっかけは北京2022年冬季五輪です。

当時中国では、「3億人を氷雪運動に呼応させる」という呼びかけに応えて、
全国各地で市民が氷雪運動への参加を奨励する措置が出されました。

私は当時、北京国貿オフィスで働いていましたが、階下に室内スケート場があり、そこで初めてスケートをしました。

スケートのトレーニングやエピソード

スケートは高い技術的壁があるスポーツです。
私はスケートのクラブに入って系統的に勉強する必要があると感じたので、
アイスリンクの担当者に相談しに行きました。

当時、アイスリンクの担当者は私が申し込むと聞いて
「あなたの子供は何歳ですか」と聞きました。
なぜなら、担当者は私の子供が応募するのだと思っていたからです。

私自身が学びたいと説明したのを聞いて、担当者は最近北京冬季五輪の熱のため、多くの大人が相談に来て、アイスリンクも大人の教室を設立しようとしていると言いました。私はこのように新設された大人のクラスに参加して、スケート学習の機会を得ました。

フィギュアスケートに夢中になった

実は私がずっと好きだったスポーツはバスケットボールです。
特にバスケットボールを投げた瞬間から、空中で優美な弧を描いて、最後にバスケットに落ちるような清らかさが大好きです。
私は、フリースローは得意な一方で、体の体幹が強くないので、本番では発揮できないことが多かったです。

スケートを試してみると、身体接触を必要とせず、自分の身振りで美を存分に表現できるスポーツだと気づきました。また、私は小さい頃からパーカッション（ドラムなど）を習っていて、リズム感がいいです。フィギュアスケートが技術と芸術を完璧に結びつけることができることを発見したとき、まるで「コロンブスが新大陸を発見した」かのように、すぐに夢中になりました。

憧れのフィギュアのスター

フィギュアスケートの勉強は、自分の努力だけでなく、憧れの人の励ましも大切です。2人のフィギュアスケート選手が私に重要な影響を与えました。

まず1人目は羽生結弦選手です。彼はフィギュアスケートにオーラを与え、それを新しい境地に連れて行って、私を深く鼓舞してくれました。

もう一人は中国の陳露選手です。彼女は2回の冬季五輪連続で女子シングルのメダルを獲得したアジア初の選手だ。引退後、フィギュアスケートのコーチになりました。2020年、陳露先生は最初の成人クラスを開設し、私は2021年に加入し、北京の成人フィギュアスケート愛好家と一緒に学び、共に進歩する機会に恵まれました

試合を通じて自信を得る

私は合計4回のフィギュアスケートの試合に参加したことがあります。
2021年北京フィギュアスケート招待大会、2023年北京フィギュアスケート招待大会、2024年上海市民運動会初戦、2024年上海市民運動会決勝戦です。

成人組の試合で一般的にはジャンプの難易度は最高で1 Aまでです。ジャンプのGOEが0点を取れば非常に素晴らしく、質の高い完成と認められます。多くの場合、ジャンプはqまたは<、GOEは一般的に-2 ~-4と表示されます。成績や得点より、試合に出て最高の自分を見せることができることが最大の成功だと感じました。