2024BCクラシック[枠順決定]血統覚書③
〓2024ブリーダーズカップクラシック血統
①フォーエバーヤング
リアルスティール× Congrats
父のリアステは、
2021年ここデルマーでBCF&Mターフを勝った
ラヴズオンリーユーを母に持つゲンのいい血統。
母系は、母父Congrats(Seattle Slew~AP)に
ヴァイスとローミンレイチェル。
②ハイランドフォールズ
Curlin×Awesome Again
父は2007年BCクラシック覇者。
父の母系にDeputy Minister~ヴァイス。
母父もDeputy Minister~ヴァイス系。
母母父トランポリノは1987年凱旋門賞馬。
③シティオブトロイ
Justify×Galileo
父はBCディスタフに出るオーサムリザルトと
同じJustify。
ヘネシー、ヨハネスブルグ、スキャットダディ
と日本でもよく見る名が連なるストーム系に、
父母父Ghostzapperがヴァイス系の配合。
母父ガリレオはサドラー×アーバンシー。
母母父にシアトリカル(ヌレイエフ系)
④ミクスト
Good Magic× Concerto
父Good MagicはCurlinの仔。
父の母系にハードスパン(ダンチヒ系)。
母父はチーフズクラウン(ダンチヒ系)
母母父のモントブルックは短距離志向で
仔のBig Dramaは2010年BCスプリント覇者。
⑤セニョールバスカドール
Mineshaft× Desert God
父MineshaftはAPにミスプロ系。
母父もミスプロ系。
1988年BCクラシック覇者Alysheba内包。
⑥デルマソトガケ
マインドユアビスケッツ× ネオユニヴァース
父はヴァイス×ヴァイスの配合。
母系はサンデー×トニービン。
サンタアニタで行われた昨年は2着と
日本馬で初の連対を果たした。
⑦ウシュバテソーロ
オルフェーヴル×キングカメハメハ
母系にシアトルスルー持ち。
昨年は5着。
⑧ピレニーズ
Into Mischief× Newfoundland
父はここ5年北米リーディングで敵無し。
ストーム系ハーランズホリデーに、
Icecapadeの仔クレバートリック由来の配合。
母系は父方にストーム系×ヴァイス系で、
母方はカーソンシティ(ミスプロ系)。
⑨フィアースネス
City of Light × Stay Thirsty
父はゴーンウエスト系Quality Roadに
ヴァイス系デヘアの配合。
母系はAPにエンパイアメーカー(Unbridled)
⑩タピットトライス
Tapit × Dunkirk
父は日本でもおなじみタピット。
APにUnbridledの配合。
母父もUnbridled×APで、
母母の5代目にスピニングワールドの名も。
⑪シエラレオーネ
Gun Runner × Malibu Moon
父GunRunnerは、
パシフィッククラシックS(デルマー)を勝ち
6戦無敗で引退したCandyRideが父。
GunRunnerの母父は2000年に惜しくも2着の
Giant's Causeway(ストーム系)。
(ちなみにその時の1着がTiznow)
母系はAPにヴァイス、ローミンレイチェルと
母母Darling My Darlingが
フォーエバーヤングと同じで従兄弟にあたる。
5月のケンタッキーダービーは最後で
鞍上が後に制裁をくらうおイタ。
今回も従兄弟同士の争いがあるのか?
⑫アーサーズライド
Tapit × Point Given
タピットトライスと同じTapit産駒。
母父はサンダーガルチの仔で、
プリークネスステークスと
ベルモントステークスを制した二冠馬。
⑬ニューゲート
Into Mischief × Majestic Warrior
ピレニーズと同じInto Mischief産駒。
母父は日本でもおなじみ。
APにシーキングザゴールドの配合。
奥深くにBuckpasserとSecretariatの両クロス
Dixieland Bandも見られる。
⑭ネクスト
Not This Time × Awesome Again
父の方はGiant's CausewayとEnd Sweep。
母父はハイランドフォールズと同じ。
母母の5代目にサンデーの宿敵Easy Goerが。
▶︎ちなみに…
▶︎余談ですが、現状北米のリーディングは
日刊スポーツによると(8/6現在で)
1位イントゥミスチーフ/⑧⑬
(父ハーランズホリデー)
2位マインシャフト/⑤
(父エーピーインディ)
3位ガンランナー/⑪
(父キャンディライド)
4位クオリティロード
(父エラシヴクオリティ)
5位ジャスティファイ/③
(父スキャットダディ)
6位ゴールデンセンツ
(父イントゥミスチーフ)
7位コンスティテューション
(父タピット)
8位アンクルモー
(父インディアンチャーリー)
9位カーリン/②
(父スマートストライク)
10位プラクティカルジョーク
(父イントゥミスチーフ)
のようで、
2019年からInto Mischiefの独壇場。
まさにアメリカ版ディープ。
Into Mischiefは、
父ストーム系ハーランズHに
母父クレバートリック系トリッキークリーク。
要はアイスカペイドにリボー。
その子供たちの
ゴールデンセンツも6位、
プラクティカルも10位
国内でもメタマックスがNST賞を快勝。
ポールセンやダノンフィーゴ、
シルフズミスチーフなど2歳馬が勝ち上がり。
よくご存知の方も多いと思います。