2024BCクラシック[デルマー]特徴覚書②

▶︎デルマー競馬場の特徴おさらい

をしてみる。
JRA公式の解説はこちらで
(LINKで飛んでダート2000のタブからどうぞ)

形状はこんな感じ

ダートコースは1周1マイル(約1600m)。
スタンド側に10ハロン(約2000m)、
向正面に7ハロン(約1400m)用引込み。
最終コーナーからフィニッシュラインまでの
直線部分は919フィート(約280m)。

京都ダート(1607.6m)とほぼ同じで、
最終コーナーから決勝線までは、
札幌(264.3m)と
福島(295.7m)の中間というイメージ。
コーナーに5%、
直線に2.5%のバンク角あり。

(JRAVAN-Worldから抜粋)


2000メートルを走る際、
内外どちらの位置を取るか、
有力馬との距離をどれだけ取るかが重要。
北米競馬場は全て類似した馬場レイアウト。
中でも「デルマー巧者」の表現が使われる。
人気薄でも内ラチ沿いを巧みに進んで
知らぬ合間に他馬との距離を付けられる。

(JRA公式より抜粋)

これは枠順が非常に重要
コーナー加速がキモ?かな?

▶︎デルマーと言えば、

思い起こされるのは2021年。
矢作センセが
芝でBCフィリー&メアターフを
ラヴズオンリーユーが優勝して
ダート1800mのBCディスタフで
マルシュロレーヌが優勝という
日本の競馬史を塗り替え新たな扉を開いた、
歴史的快挙を成し遂げた競馬場。

基本的にアメリカ特有の赤土で粘土質。
ドバイのメイダンに似てるのかな?
今年のキングアブドゥルアジーズ(サウジ)も
同じような馬場に変わって、
ダートの質は重くなったと、
何かで読んだ記憶が。
日本の砂主体の馬場とは質が違うけれど、
チャーチルダウンズの粘土質の赤土で
勝ち負けしたエバヤンなら大丈夫かなと。


‪▶︎デルマーの主要レースのうち

参考になりそうなのは、
パシフィッククラシックS(GI)
こちらの過去5年を列挙してみます。

[2019年]
① ハイアーパワー
Medaglia d'Oro × Seattle Slew、NJ
② ドラフトピック
ゴーンW、ストーム×ボールド、テディ
③ モンゴリアングルーム
Mineshaft、ストーム
×ロベルト、ミスプロ、ダンチヒ

[2020年]
①マキシマムセキュリティ
ニューイヤー(Street Cry×ディキシー)×AP
② シャープサムライ
Giant’s Causeway
× Street Cry(マキャベリ)、ヴァイス
③ ミッドコート
Fappiano、ヴァイス×ヴァイス、Seattle Slew
Street Cry内包で1.2着

[2021年]
① トリポリ
サドラー、ロベルト×タピット
②ティズア(ティザ?)マジシャン
ティズナウ×ディキシー、プレコロ
③ドクターポスト
ゴーンW、Strawberry Road🇦🇺
×ストーム、Seattle Slew
※TiznowもSeattle Slew持ち

[2022年]
① フライトライン
タピット× In Excess、ロベルト、ストーム
② カントリーグラマー
タピット系、プレコロ×ストーム、プレコロ
③ロイヤルシップ
Unbridled's Song、Seattle Slew×NJ
タピットの1.2着

[2023年]
①アラビアンナイト
アンクル×AP、ストーム
②ゴーロケットライド
キャンディ×アンクル、ストーム
③スローダウンアンディ
アンクル系×スマスト、ダマス
※4着セニョールバスカドール
Uncle Mo内包が独占。

[2024年]
①ミクスト
Curlin、ハードスパン×ダンチヒ、バックパサ
② フルセラーノ
コジーン、Graustark(リボー)
× Jump Start(AP、ストーム)
③ リインカーネイト
Curlin、ハードスパン×ストーム
Goodmagic産駒が1.3着
※ Jump Startはハーパーの母父

なぜか2018年も抽出してしまっていたので
載せておきます。
[2018年]
① アクセラレート
スマスト×ヴァイス系、ダマス
②パヴェル
Giant's Causeway×マリアズ(リボー内包)
③プライムアトラクション
Unbridled's Song ×AP、Strawberry Road
※Strawberry Road🇦🇺の子の
エスシーナやアジナがBCディスタフ勝ち。

という感じ。
出走各馬の中から、
うまくデルマー巧者が見つけられるかどうか…
枠順も非常に気になるところです。
その年によって違いますけれども、
馬券内に同じ血統同士が見られるのも
目に付いたような気がします。
※着外全てまで確認していません🙇‍♂️



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