ライトクオンタムを考える
時として
シンザン記念勝ちの牝馬から
名牝や大物が出ることがあります。
古くは、
桜花賞とは関係ありませんが、
1997年のシーキングザパール。
1999年のフサイチエアデール
(1着→4歳牝特1着→桜花賞2着)に、
勝ちはしませんでしたが、
2007年のシンザン記念は2着で
(勝ち馬アドマイヤオーラ)
チューリップ賞も2着で
(勝ち馬ウオッカ)桜花賞を勝った
ダイワスカーレット。
3着まで入れると、例えば、
2011年のマルセリーナ(桜花賞馬)も。
2016年のシンザン記念を2着、
その後、チューリップ賞2着
(勝ち馬シンハライト)で
桜花賞1着のジュエラーもいましたね。
そして、時系列は前後しますが、
2012年のジェンティルドンナしかり。
2018年のアーモンドアイ(直行)しかり。
ジェンティルドンナは
シンザン記念の後、
チューリップ賞4着で桜花賞。
アーモンドアイは直行して
ティアラ3冠をぶっこ抜き、
その後海外も含めてG16勝。
今年のシンザン記念勝ち馬、
ライトクオンタムもその資格が!?
と注目される訳です。
と、ここで、
あえて1頭抜いておいたのが、
2020年のシンザン記念勝ち馬、
サンクテュエール。
シンザン記念1着で
→桜花賞6着、オークス13着。
ライトクオンタムは
果たしてどちらのケースでしょうか?
サンクテュエール(美浦)、
ライトクオンタム(栗東)、
どちらも
ディープインパクト(サンデー系)産駒。
ちなみに
シーキングザパールは、
シーキングザゴールド産駒。
フサイチエアデールは
サンデーサイレンス産駒。
ダイワスカーレットは
アグネスタキオン(サンデー系)産駒。
ジュエラーは
ヴィクトワールピサ(サンデー系)産駒。
アーモンドアイがロードカナロア産駒で、
マルセリーナも
ジェンティルドンナも
ディープインパクト(サンデー系)産駒。
血統からは判別出来ません😅
しかし気になるのは、
軽いんですよね…。
サンクテュエールで454kg。
アーモンドアイで464kg。
(馬券圏内の子を眺めるとこれでも軽い方)
プラスで出てきても
せいぜい430kg台でしょうし…。
京都と中京ですし、
レース質が違いますし、
勝ち方も違いますし、
比べることがおかしいでしょうけれど、
時計比較をしてみます。
▶︎ライトクオンタムは
レース上がり3F35.6に対して34.6。
▶︎サンクテュエールは35.7に対して35.5。
ちなみに、
▶︎アーモンドアイは35.3に対して34.4。
こちらの方に似た感じかと思いきや、
ライトクオンタムのシンザン記念は、
その上がり3Fが
11.5-11.9-12.2の中の34.6。
サンクテュエールの場合は(10頭立て良)
12.2-11.5-12.0の中、35.5。
アーモンドアイの場合は(11頭立て稍重)
12.1-11.7-11.5の加速ラップの中34.4。
何やらきな臭くなってきました…。