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ジョン・レノンに助けられた夏
先日の8月4日、ジョン・レノン&オノ・ヨーコが訪れたことで有名な「樹の花」という喫茶店で行われたイベントに参加してきた。彼らが来店してその日でちょうど45周年なのだそうだ。
樹の花自体はかれこれ5回ぐらい訪れており、ジョンとヨーコを応対した当時の店主さんともお話したことはあったのだが、イベントに参加するのは今回が初めて。
予約開始から一分も経たないうちにソールドアウトしたという人気ぶり。都合により日帰りでの参戦だったが、わざわざ遠出をしてまで足を運んでよかったと心から思える素敵な一日となった。
見知ってる方々のトークショーから始まった。ジョンの知られざるエピソードの数々に心を踊らせながら聞いていた。
そして最後に、真のメインともいえる素敵な出来事が自分を待ち受けていた。お店の店主さんが、ジョン来店の際にサインしてもらったというTシャツと、そのとき吸っていたタバコの吸い殻を見せてくれたのだ。
まさか、まさかジョンの直筆サインとタバコの吸い殻まで拝めるとは‼️
あまりの興奮に失神しそうになるも、なんとか間近でじっくりと、愛おしむように眺めた。
思えば、中学3年生の英語の授業でビートルズの曲を聴き、そのときのジョン・レノンの歌声に惚れてから24年間、ずっと推しである彼を追いかけ続けてきて本当によかったなと思うし、午前中に行っていたポール・マッカートニーの写真展も含めて、もう言葉にならないぐらいジョンを一番を感じることができたのだった。
この2年間、体の不調があちこちに出てきて、いざこざにも巻き込まれ、不幸なことが立て続けに起きるものだから、さすがにもうつらくて、しんどくて、泣きそうな日々を送ってきたんだけど、あんな幸せな時間に巡りあえて、あぁ、頑張って生きてきて本当によかったなぁとしみじみ思った夏。
今はもう、いつ消えてもいいやと割り切って、書いている小説を完成させるべく頑張ろう!