人生40年でようやく法華経にたどり着く
法華経の上巻、中巻を読み終える。
人生40年でようやく法華経へとたどり着いた感じだ。
立花大敬先生の解説が、とてつもなくわかりやすい。
◯法華経=大乗仏教というよりも、一乗仏教なのだ。
一つの巨大な乗り物で人々を救うというのが、法華経だ。
◯この経典自体は強力な力がある。
日蓮聖人が何故、南無妙法蓮華経と唱えたのかよく分かる。そしてまた、日本の新興宗教の大きな源にもなっている。
◯だが、この経典は強力な力があるゆえに、権力者には利用もされる。この経典自体の危険性(権力者やカルトに利用されること)すらも、この経典は警告している。
◯この経典は、二十代、三十代の頃に読んでも理解できない。社会経験が必要なのだ。
◯四十代に入って、職場で大きな裏切りも経験して、ようやく、大いなる存在から、開くことを許された経典だ。
ようやく自分もこの法華経の意味と力が分かった。
若い頃はむしろ、法華経は敬遠もしていた。禅やヨーガに関心があった。
四十代は法華経から学ぼう。