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役割を脱いだ「じぶん」と出逢う
「じぶん」に被らせてるいくつもの役割を脱いでみることで、本心のじぶんに逢える。
はじめまして。こちらでライターを務めますミユキです。お仕事は、広告のプランナーやディレクター。今は、お仕事はお休みして、育児に専念しています。
家族の中での母という役割
2022年夏に母になりました。
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今までは、ふらっとどこかへ行ったり、友人たちと会っていたけど、母になってからは、それが簡単に出来なくなってしまった。
行っても良かったのだろうけど、なんか駄目な気がして…。
【子どもと2人っきりの世界】が日常になる日々。
そして1ヶ月に一度、ネガティブモードが炸裂し「パートナーに愚痴のオンパレード」という何とも言えない時間が始まる。
『あー、駄目だ。』と思い、友人に会いに来てもらったり、近所の絵本の会に行ってみたり、オンラインセミナーに参加してみたり。
何かを始めようとして変えようとして、数ヶ月間、色々迷走した。
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じぶんの立ち位置を振り返ってみた
ふと、【ノートを使った思考の整理術】なる講座を以前受けたことを思い出し、いざノートを取り出し、自分の現状を整理してみることにした。
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私に足りないのは大きく二つのことだとわかった。
①「じぶん」だけの時間がない。
(こどもと2人っきりが辛い…)
②働いていない分、社会との接点が少なくなった。
(仕事人間だったが、色々悩んで1〜2年働くことをお休みしていた)
ということ。
そんなタイミングでの久しぶりのセッションだった。
学生時代の部活や所属していた会社など…。組織の中に入ると「じぶん」の立ち位置を考え、行動してしまう。
だから、そういう事を抜きにして話せる友人は大切だし、そんな人達と過ごす「じぶん」は感じたままの会話が出来ていると思う。
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自分が知らない「じぶん」をみる
この時間はかなり楽しかった。
役割を考えなくていい相手(と思ってるよ、じっちゃん 笑)との会話は、共感と居心地の良さがある。
そして、セッションの中で「子育て」を「起業したと考えるってのはどうよ?」という視点を提示してくれたこと。
そこで、ワクワク感が生まれ、明るく前が見えてきた。
また私の中で一番嬉しかったのは、
「問いへの返答が素直!」
「自分の思考をノートにまとめるの上手かったよね」
と言われたことだ。
仕事をせず、子育てしていて私が陥っていたのは、褒められることがなく自信を失っていた。
しかも出産を機に退職した会社での自己評価がめちゃくちゃ低かったため、久しぶりに「じぶん」を認めてもらった気持ちになった。
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こうやって外野からぽんっと言われた一言で、今まで霞んでいたものが拓けてくるのだ。
子育ての捉え方が少し変わった
心のどこかで、【ちゃんと出来てない】とか、【もっと出来ることがある】という気持ちをネガティブに捉えていたが、その日からはその事実を淡々と受け入れられている「じぶん」がいる。
「じぶん」時間もパートナーと話して確保することができている。
次のじっちゃんとのセッションでのテーマは、『私にとっての働くとは何か』を言語化することと決まった。
そうやって役割の窮屈さを脱いだ素直な「じぶん」と、これからも向き合い、時間を積み重ね、晴れやかな気持ちで日常を送っていきたい。
●セッションを受けたきっかけは?
残業が続き自分の時間がなくなっていることにストレスを感じていたから。
●じぶん研究を初めて、解決した(し始めた)ことは?
「こうであるべき」と思い込んでいる事を、一歩引いて客観的に見られるようになってきた。
●WR研究室での一番のお気に入りは?
心に余裕ができること。
●研究室はあなたにとってどのような存在ですか?
「心の整体師」
●研究室に参加する前の自分に一言
あんまり思い詰めないでいいよ。
出来てる。出来てるよ!
●自分の記事を誰に読んでもらいたいか?
・一人で頑張っている人
・考えすぎちゃう人
・突破口が欲しい人
・行き詰まりを感じている人