「インテリジェンス」とは?

皆さん、こんにちは。
丸谷元人Officialサイト運営事務局です。

丸谷元人が長く発信している最重要キーワードのひとつが「インテリジェンス」という言葉です。ともすれば独り歩きしがちなカタカナ表記である「インテリジェンス」について、皆さんと少し紐解いてみたいと思います。

インテリジェンスとは「情報」のことです。しかし、ここでわざわざ「インテリジェンス」という理由は、もう一つの「情報」であるインフォメーションと区別したいからです。


インフォメーション(収集されただけの情報) と インテリジェンス(分析された情報)の違い

日常生活におけるインテリジェンスについて、丸谷元人著 「インテリジェンス大国への道(育鵬社)」ではこのような例を挙げました。

・ 緻密な情報収集と分析研究によって強敵を打ち負かした企業のインテリジェンス
・ 買い物の際に発揮されるインテリジェンスによって家族の健康を守った主婦

ここではもう一つ、国家という視点から別の例を出してみましょう。

日本には、日米同盟を通じ、米軍から「一流のインテリジェンス」をシェアしてもらっているから、日本は大丈夫だという意見があります。しかし、そもそも「一流の」というのは、誰の、何を基準とした評価なのでしょうか?

いくら他人が分析したインテリジェンスであれ、もらった側がそれを自分の頭で咀嚼せず、単に鵜呑みにするなら、それはただの「収集されただけのインフォメーション」です。その情報にミスリードされ、結果分析を誤ってしまえば、国家の安全が脅かされる事態に発展することになるでしょう。

事実、そのようなミスリードやディスインフォメーション(偽情報)を意図的にばら撒くのもスパイの立派なお役目です。(詳しくは、「インテリジェンス大国への道 ー国家や企業を脅かすスパイ活動の実体ー」をご覧ください)


「国家の安全が脅かされる」

国家の安全が脅かされる事態となった時、そのツケを払うのは国民一人一人です。

「ハマスの襲撃」のようにその日は「ある日突然」来るように思われますが、実は今この瞬間もジワジワと私たちの生活に忍び寄ってきている可能性があるのです。
つまり、インテリジェンスと密接につながっている 諜報戦とは「平時の戦争」なのです。


インテリジェンスなき国は滅びる

これを肝に銘じて日々一人ひとりがインテリジェンスのアンテナの感度を上げて行かねばなりません。

これからも丸谷元人はインテリジェンスの観点から発信を続けます。
自分の愛する国や家族を守るため、一人ひとりが「インテリジェンス武装」していきましょう!

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