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KOBE Portrait Collection 2023

色々あって、遅くなりました。
9/2〜9/10まで、9日間にわたって開催されていた、KOBE Portrait Collectionが無事に終わりました。
約800名の方に来場いただけたようで、足を運んでくださった方には、心からお礼申し上げます。
また、会場やSNS等でも感想をいただき、とても嬉しかったです。

TOKYO Portrait Award2022の時にも書いたのですが、今回展示した写真は元々、TPA2022に出展するつもりの写真でした。
ところが写真を見たさきちゃんから「これKPCの方が良くないですか?」と意見をいただき、相談した結果TPA2022とKPC2023に出す写真を入れ替えました。
実際に展示してみて、やはりこの写真たちはKPCに出して正解だったなと、改めて思いました。

今回の展示写真のテーマは「ありがとう」でした。
さきちゃんから、社会人になるタイミングでポートレートモデルを辞めるという話を聞き、どこかの写真展で区切りとなる展示をしたいと思いました。
その時に二人でテーマを相談し、出てきたキーワードが「ありがとう」でした。
アイデアはもう一つあって、初めて撮影した道頓堀の同じ場所で、聖地巡礼のように同じ場所で撮影するというアイデアでした。

撮影日の午前は道頓堀で、色んなことを懐かしがりながら撮影しました。
2020年のこの撮影が無ければ、写真展でさきちゃんを展示することも無かっただろうなと。

(そういえばこの聖地巡礼で撮影した写真、どこにも出してない・・・)

午後は神戸に移動して、「ありがとう」の撮影。
神戸にも色んな思い出があり、ここでも懐かしがりながらの撮影になりました。

二人がバンザイしている影の写真は、さきちゃんとの撮影ではけっこう撮ってる、二人にとっては定番の写真。
さきちゃんは「謎の青春写真」と呼んでいて、撮影の度にいつも笑っていました。

さきちゃんのアップの写真は、普段のさきちゃんを見せたくて撮った写真です。
クールでもなく、キュートでもない、ナチュラルな表情を狙いました。
でもこの写真は実はさきちゃんが、ナチュラルな自分を演じている写真でもあります。

握手の写真は何名かから「ずるい」「反則」と言われたりしましたが、今回メインにした写真です。
「感謝」の気持ちはもちろん「送別」や「応援」、そして「再会」の願いも込めた写真です。

さきちゃんと、展示を前提に撮影をしたのは4回。
その3回を通じて感じた事は、きちんと自分の意思を伝えてくれるモデルさんだということ。
今回の展示写真も、さきちゃんの意見で差し替えた写真があります。
きっと言いにくいこともあったと思うのですが、言葉を選びながらきちんと伝えてくれたことに、随分助けられました。

この3年間を通じて、さきちゃんはわぁぷにとって最強の武器でした。
さきちゃんとの撮影で手にした写真は、いつもそんな気持ちにさせてくれました。
さきちゃんを撮影した回数は約40回。(何を1回と数えるかとかあるので約って書いてます)
その回数の積み重ねの一端でも、見てくださった方に伝わっていれば嬉しく思います。



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