言葉を大事にする人
本を読むのが好きで、物書きになりたいと思ってた時期もあるので、写真に言葉を添えるのも好きです。
自分が写真に言葉を添えるので、他の人が写真に添えている言葉や文章も、とても気になります。
ハヤカワジンが写真に添える言葉が好きです。その言葉と写真で表現されている物語が大好きです。
初めてハヤカワジンの世界に触れた、彼女の写真集。その写真に添えられている言葉は切なくて、心に棘のように刺さりました。
そのハヤカワさんを撮ることから、ポートレートをはじめた自分には、写真はいつも言葉や物語の隣りにあるという、強い認識があります。
じきまる。さんの綴る文章が好きです。彼女は素敵な文章を綴る、エッセイストです。
じきまるさん自身が編集した、写真集「じきまるのへや。」は、写真集なんですが、エッセイ集のような読み応えのある写真集です。
そして彼女がnoteに綴っている文章も、彼女の感性で書かれた素敵なエッセイ。
じきまるさんが書いていた「少女っていつまで」というフレーズ。この問いの答えが、語られる日を実は楽しみにしています。
(社会人になって、忙しくなってしまったのか、更新が止まっているのが寂しいですが)
あやぽむさんは、詞を書く人でした。
あやぽむさんの個展で、ぽむの写真集を手にしました。パラパラと見てすぐに、「これ買う!」と言いました。
ぽむから写真集を手渡される時に「音楽をやってたので、写真に詞のようなものを書いてます」と伝えられました。
確かに写真一枚一枚に、短いフレーズで素敵な詞が添えられていました。
歌人の俵万智さんは、著書にこう書いていました。
「写真はないものは写せないけど、短歌は目に見えなくても心が見たものを写せる、書ける。」
写真と言葉をうまく重ねて、物語を伝えていきたいです。
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