明日へ向かう言葉 2024.11.27
最も偉大な発明家は誰か。それは「偶然」である。
マーク・トウェイン(作家)
世界初の抗生物質であるペニシリンは、
培養器をカビだらけにしてしまったことで生まれた。
アイスクリームのコーンは、セント・ルイス万博で
容器がなくなった時にウェハースを代用したことで生まれた。
サンドウィッチは、賭け事に夢中になった伯爵が
手を汚さないで、パンに肉を巻いて食べたことから生まれた。
今でこそ、「当たり前のもの」として世の中にある。
これらは、偶然の状況が重なりあって発見、発明された。
まだまだ他にも、沢山ある。
これだけ物が溢れて色々なサービスが提供される今でも、
組み合わせ次第で、偶然はまだまだ転がっているはず。
人は自分の視界に映るものを中心に、認識する。
少しでもアンテナを立てて、認識の感度を上げる。
そして、その「偶然」を見逃さない。
人の思考の死角や盲点を、狙うのだ。