いきなり親に言ってはいけない3つの言葉
「認知症なんじゃない?」
「お金いくらある?」
「遺言書いて」
2年ぶりに帰省する方も多いと思います。
自粛を強制されていた期間が長く続きました。
その副作用が出てきています。
具体的には
足腰の衰え、判断能力の低下など。
年を重ねると回復に時間がかかることもあります。
物忘れすべてが認知症ではありません。
「認知症なんじゃない?」
冗談のつもりでも、本人はショックを受け思い込んでしまう可能性もあります。
これをきっかけに判断能力が低下していく可能性もあります。
物忘れに気付いているのは本人です。
ただ、明らかにおかしいと思う場合は地域包括支援センターなどへの相談をおすすめします。
「お金いくらある?」
話の流れにもよりますが、いきなり聞くのは問題です。
日頃から提案しているのは
身体やアタマなどの衰えにより、自立が難しくなった時にどのようなサポートを受けたいか、その本人の希望を聞くことです。
「体調崩してもこのままここで生活したい?」
自宅、高齢者専用の住まい、施設などご希望は人それぞれです。
子供が思い込んでいる場合も少なくありません。
その場合にかかる費用を年金、預貯金でまかなえるか。
ここで初めて親の家計に話題を移します。
「遺言書いて」
…遺言はそう簡単にかけるものではありません。
「よくわからないけど子供に言われたから書いてみるか…」
と残された遺言書が実現不可能だったり、かえって揉め事を誘発する内容だったりすることがよくあります。
本来ならば親からこのような話をするのが有り難いのですが
「あの時聞いておけば良かった…」
とならないために。
貴重な時間をお過ごしください。
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