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[ Warita00's Eyes ] コーヒー豆も代替の時代 2022年6月18日(土) 日経夕刊 P.8
2022年6月18日の日本経済新聞の記事と割田の視点を共有します。
◆ 記事より
・動物性食品を植物性由来のものに置き換える動き
・米国ワシントン州シアトルのアトモ社が2018年より珈琲豆から作らない「コーヒー」をつくっている
・コーヒーの製造過程で放出される大量の温暖化ガスの削減をすることを目的にしている。「地球環境を良くするとともに科学的に作ることで常にコーヒーを提供したいと考えた」とのこと
・食品廃棄物の再利用であるアップサイクルを心がける。エナジーバーなどに使われるナツメヤシに注目。製造過程で廃棄される種に含まれる物質を化学反応させてコーヒー豆を構成するものと同様の成分を再現している
・コーヒーの生産量は気候変動の影響で2050年までに半減すると言われている。一方、毎年3%需要が増えている
◆ 割田の視点
・「代替品」と「その目的」。それは何のための何なのか。今後大事になる視点であるように感じます
・アップサイクルや地球環境をまじめに考えて行動する人が支持される傾向があるように感じます
・アトモ社の本社はスターバックス1号店のそばで、工場は本社近隣に構えているとのこと、自分達が「ニューコーヒー」を牽引するという意志が素敵です。価値観や意志と共に、ビジョナリーであること。活動の発展が期待されます
・まさか「コーヒー」が代替品で成立する日がくるかとは思っていなかった(知らなかった)ので新鮮に感じると共に、こういった挑戦するお話が日本からどんどん始まると面白い国になりそうですね👍
みなさまの周りで「新しい試み」は始まっていらっしゃいますか?
補足:すべての食べものはアレルゲンになりえるので、新しく開発された食べものに対するアレルギー反応は気になるところです。香りなどが似ているだけでたんぱく質が異れば、珈琲アレルギーである方も楽しめる「新しい珈琲」になりえるなど、プラスの側面と不透明な部分の側面に目配せしながら見守っていければと思います。
◆ clubhouseルーム「みんなで食事を楽しみたい#」
このテーマに関して、下記リンクでお話しています☺️
ながら聞きなどで是非お楽しみください👍
第112回