インゴ・スワン「リアル・ストーリー」（145）

私は、シルフェン、ジャネット、そして私が興味深い箱の実験について伝えた 7 月 26 日付けのウルマン博士への手紙の返信を受け取った。

「親愛なるスワン氏： 西海岸でのあなたの研究の報告書を送ってくださった心遣いに心から感謝します。私は、あなたが驚くほど挑戦的な結果を達成できたことに非常に感銘を受けました。アメリカ心霊研究協会でのあなたの研究に関連して、同様の調査を進められることを願っています。いずれにせよ、この件についてあなたとぜひ検討したいので、アメリカ心霊研究協会でお会いするか、市内で夕食を一緒にとることはできないかと思っています。あなたのご都合がよろしければ、どちらでも喜んで」

私はウルマン博士と会った。彼は素晴らしい人物で、私たちは友人になった。

その後、私はジョン・ウィンゲート博士から7月31日付の手紙を受け取った。彼は、ウルマン博士が明らかに知らなかった、あるいは関わりたくなかった問題を調査していた。

「親愛なるインゴ：オシスとジャネットと (個別に) 話し合った結果、オシスが保証する実験を実施することの難しさの多くは、手順の責任者がいないことに起因しているように私には思えます。ジャネットは事前に相談されないことが多く、それでもオシスは自分が責任者だと私に言いますが、権限は与えられていないと言います。誰もが自由に行動し、批判者は抜け穴を見つける可能性があります。オシス博士は批判を非常に恐れています。」

「できればオシスがいない８月に、あなたとジャネットと数人の観察者が、これまで『トレーニングセッション』として行ってきたような実験を、厳格な管理のもとで実施する時が来たことにあなたも同意してくれることを願っています。ジャネットも私も、あなたが十分にうまくやってくれると確信しています。そうすれば、あなたが提案したように文書化されたレポートを配布することに何の問題もありません。」

「ジャネットは現在、以前の実験に取り組んでおり、秋の初めに配布できる状態になることを願っています。」

それらは単に、ASPRは内部的に混乱しており、陰謀、愚かさ、そして残念ながら、あまりうまく隠されていない憎しみの温床であったことを反映していた。