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ケンドリック・ラマ―はアブダクション体験者?
ラッパーとして初めてピューリッツアー賞を受賞した世界的ヒップホップ・アーティスト、ケンドリック・ラマ―Kendrick Lamarがリリースした新しいアルバムの収録曲がUFOやエイリアンについてのものだとRedditで話題になっていたので紹介する。
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ジョージ・クリントンやサン・ラーを取り上げるまでもなく昔からブラック・ミュージックではUFOや宇宙人をテーマにするのが通例になっているし、特に珍しいことでもないのだが、ケンドリックの歌詞は全体的にやけにシリアスなのがちょっと注目される。彼はここ数年で急激にスピリチュアル・コンシャスな方向に傾斜している。
ちなみにもう一人の現在のブラックミュージックを代表するミュージシャン、フライング・ロータス Flying Lotusが今年出したアルバムには「インゴ・スワン Ingo Swann」という曲が含まれている(笑)。
Kendrick Lamarの新譜の楽曲の一つ「Hey Now」の歌詞より:
Startin' to see spaceships on Rosecrans
(Startin' to see spaceships on Rosecrans)
I seen the aliens hold hands
(I seen the aliens hold hands)
They wanna see me do my dance
(They wanna see me do my dance)
I let 'em watch me do my dance
ローズクランズで宇宙船が見え始める
(ローズクランズで宇宙船が見え始める)
エイリアンが手をつないでいるのを見た
(エイリアンが手をつないでいるのを見た)
彼らは俺がダンスをするのを見たいんだ
(彼らは俺がダンスをするのを見たいんだ)
俺は俺のダンスを彼らに見てもらった
過去にケンドリックはインタビューで子供の頃にUFO/UAPを見たことについても語っている。
2017年12月12日のハワード・スターンのインタビューで、ケンドリックは6歳の時にコンプトンにいたときにUFOを目撃したと明かし、それを複数のフラッシュかダーツが空を横切るようなものだと説明した。
彼はその出来事を非現実的だったと語り、その場にいた母親はまだ彼のことを信じていないと述べた。エイリアンによる誘拐について尋ねられると、彼は「おそらく」誘拐され、それがラッパーとしての創造的なエネルギーの源だったのではないかとユーモアを交えて語った。
このインタビューの5日後にニューヨークタイムス紙にUAPへの一般的な見方を大きく変えるスクープ記事が出たという符合も興味深い。