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緊急特集:ルー・エリゾンドとリモートビューイング(1)

とうとう出版されたルー・エリゾンドの暴露本『IMMINENT』(直訳すれば「差し迫った」という意味)がUAP界隈で話題沸騰中である。

この本を書くにあたってのエリゾンドの肩書は、米国国防総省「AATIP(先進航空宇宙脅威識別プログラム[ADVANCED AEROSPACE THREAT IDENTIFICATION PROGRAM])」元責任者というものである。

キューバ系のアメリカ人であるエリゾンドは、20 代でアメリカ陸軍に入隊し、軍事情報部門のさまざまな機密プログラムに採用された。その後アフガニスタンと中東で複数の戦闘任務をこなし、その後は米軍の特殊作戦部隊や諜報部隊とともに世界中で働いた。

彼の任務は反乱鎮圧、麻薬対策、テロ対策、対スパイ活動など多岐に渡り、ISIS、アルカイダ、ヒズボラ、タリバン、FARC などに対する諜報活動を行った。

連邦捜査局 (FBI)、中央情報局 (CIA)、国土安全保障省 (DHS) などと協働して世界中で機密調査を指揮し、国防総省 (DoD)、国家防諜局 (ONCIX)、国家情報長官室 (ODNI)、国防長官室 (OSD) で勤務経験がある。

最終的に国家安全保障会議 (NSC) とホワイトハウスの特別アクセス プログラム (SAP) を管理し、2008 年に国防総省の仕事に戻った。

このとき、後にAATIPとなるAAWSAP(先進航空宇宙兵器システム応用プログラム)の設立に携わったジェイ・ストラットンから国防情報局の新たなプログラムをサポートするためスカウトされる。

彼はジム・ラカツキに紹介され、ジムは、このプログラムは当時の DIA 長官マイケル・D・メイプルズ中将の支援を受け、ハリー・リード上院議員 (ネバダ州民主党)、テッド・スティーブンス上院議員 (アラスカ州共和党)、ダニエル・イノウエ上院議員 (ハワイ州民主党) の超党派の上院議員グループの努力によって資金提供されたことをルーに話したという。

その後、ロバート・ビゲローや物理学者ハロルド・パソフにも紹介されるのだが、パソフはこの本の中で非常に重要な役割を果たしている。

エリゾンドは著書の中で、20代の頃に非常に「奇妙な」政府プログラムに参加していたことを明かしている。それは特殊な偵察活動に関わる部門であり、リモートビューイングに関わっていた。

現在連載中のインゴ・スワンの「リアル・ストーリー」との関係で非常に興味深いので、これについて少し詳しく説明したいと思う。

※この一連の記事(6回シリーズ)は期間限定で、暫くしたら消します

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