
ダイアナ・パスルカが語る宗教史、UFO現象
2月6日に「Shawn Ryan Show」に出演したダイアナ・パスルカの2時間半に及ぶインタビューを紹介する。
「アメリカン・コズミック」を読んだ方には重複する内容もあるが、新しい内容も含まれているので興味深いところもあると思った。
とにかく長いので気が向いたら読んでいただければと思う。
ダイアナ・ウォルシュ・パスルカは、ノースカロライナ大学ウィルミントン校の宗教学教授で、カトリックの歴史と、宗教、テクノロジー、UFO信仰の交差点を専門としています。パスルカの研究は、UFOと地球外生命体への信仰が伝統的な宗教と現代文化にどのような影響を与えてきたかに焦点を当てています。彼女の著作には、「ヘヴン・キャン・ウェイト」、「アメリカン・コズミック:UFO、宗教、テクノロジー」、「エンカウンターズ」などがあります。彼女は、カリフォルニア大学デービス校で学士号、バークレー神学大学院連合で修士号、シラキュース大学で博士号を取得しています。
パスルカの継続的な研究は、UFO現象と非人間的知能との遭遇の宗教的側面を探求しています。彼女は、一流出版社と協力し、知名度の高いメディアプラットフォームに出演し、宗教的な超自然的テーマに関する映画のコンサルタントを務めてきました。パスルカ氏は現在、バチカン使徒文書館と協力して、聖ヨセフ・デ・コペルティーノの列聖記録の翻訳プロジェクトを主導しています。彼女の仕事は、学術的な宗教研究と地球外現象に関する現代の信仰との間の溝を埋め続け、このユニークな研究分野における第一人者としての地位を固めています。
00:00 はじめに
02:51 ダイアナの初期の宗教体験
09:21 学術の旅と煉獄の研究
33:37 エゼキエルのビジョンと神秘的な伝統
50:57 サイケデリックではない高次の世界への道の探究
59:27 UFO 研究の紹介
01:06:18 バチカンのアーカイブと UFO 研究
01:14:30 ニューメキシコの墜落現場
01:27:35 バチカンへの旅
01:37:49 UFO の精神的および物質的側面の探究
01:45:04 UAP と精神的体験に関する歴史的および現代的な視点
01:58:03 社会と認知主権に対するテクノロジーの影響
02:07:55 現実とコントロールに関する哲学的および宗教的洞察
02:19:37陰謀、宇宙計画、儀式
ダイアナ・パスルカさん、番組へようこそ。
お招きいただきありがとうございます。
ダイアナの初期の宗教体験
11歳の少女の頃に初めての宗教体験をしたということですが。
はい、そこから始めましょう。私が今の仕事をやろうと決めたのは11歳のときでした。私が育った家庭は世俗的なクリスチャンでした。家には聖書がなく、クリスマスを祝ったりするだけで、聖書を読んだこともなかったし、イエスの物語も知りませんでした。
イースターの日にテーブルでイースターエッグを作っていたとき、たまたまテレビで福音書のドラマをやっていて、男たちが女性を殺そうとするシーンが流れていました。その女性は姦通の罪を犯していて、石打ちの刑で殺されるところだったのです。すごくドラマチックで、イースターエッグを作っていたのを忘れて、その場面に引き込まれました。
そのときイエスはしゃがんで砂に何かを書いていて、どうしてこれを傍観しているんだろう、ひどいと思いました。するとイエスは立ち上がって、「あなたたちのうちで罪を犯したことのない者が最初に石を投げなさい」と言いました。
その場面が私にはひどく印象的でした。それは律法を覆す行為でした。なぜなら初めに律法を犯したのは彼女だったからです。しかし彼はそれを覆したのです。
私は自分をかなりまじめな子供だと思っていました。人々が悪いことをしたり、世の中に悪いことがあることに憤っていました。私にとってイエスという人はある種の希望を与えてくれる存在のように思えました。それで私はその番組の続きをずっと見ました。
その番組は金曜日の夜に始まって、土曜日の夜にも放送され、イースターの日曜日に終わったのですが、私は最後まで見続けました。両親は不思議そうに私を見ていました。以前はそんなことにはまったく関心がなかったからです。
私はイエスが最後に十字架につけられたことを知りませんでした。それで彼が最後に十字架につけられたのを見て、「なんということだろう、彼は人々希望を与えたのに、十字架にかけられるなんて」と思いました。私は涙を流しました。母はそんな私をとても奇妙な顔で見ていました。
それで次の日、母に聖書を買うために本屋に連れて行ってもらいました。母は何を買えばいいのかわからなかったので、店員に尋ねました。そのときに買った聖書を今でも使っています。キング・ジェームズ版聖書の赤字版です。赤字版はイエスの言葉がすべて赤で書かれている版で、私にとってはまさにそれが欲しかったものでした。
それを家に持ち帰り、すぐに最初から読み始めました。私の祖父母はカトリック教徒だったので聖書を持っていましたが、両親は不可知論者で、教会には行かなかったのです。私は聖書を読み始めました。読みやすい本ではありませんでした。旧約聖書のヘブライ語聖書、創世記のような部分は、古代に書かれたテキストだとわかりました。
私はクリスチャンになることを決めました。両親に、私を教会に連れて行ってほしいと頼みました。そのとき私は11歳でした。両親にクリスチャンの学校に行きたい、この本を元の言語で読みたいと言いました。
最終的にカトリックの学校に行きました。当時は修道女が学校を運営していて、本当に良い学校でした。16歳で卒業しました。大学に進学し、その後イエズス会神学校に通いました。そこは司祭と一緒に学位を取得できる学校なので、司祭は私の同僚でした。司祭になるための養成課程で司祭と一緒に学校に通い、司祭が受ける教育を受けました。その後、博士号を取得しました。それ以来ずっとこの仕事をやっています。
すごいですね。11歳にしてはかなり深い体験です。
ええ、両親はびっくりしていました。奇妙だと思ったようですが、父はあまり気にしていませんでした。父は亡くなりましたが、母は私のことを心配してくれているように感じました。母は私が修道女になると思っていたようです。
煉獄の研究
ところで、私が学んだカトリックの伝統には「煉獄」というものがあり、私はこれにとても興味を持ちました。これは東方正教会の伝統でもあるので、プロテスタントではないほとんどのキリスト教徒は煉獄というものを信じています。
これは天国に行くには十分ではない魂のための中継地点のようなものです。つまり、普通の人、最高の人ではないが最悪の人でもないなら、地獄には行きません。煉獄と呼ばれる場所に行くのです。そこは罪を償う場所で、その後その魂は天国に行くのです。
これはカトリック教会と正教会の教義でしたが、どういうわけか消えてしまったので、カトリック教徒はそれを知らず、煉獄にいる魂のために祈ることももうありません。
私はなぜ消えたのか知りたかったので、アーカイブの研究を始めました。アーカイブは古い図書館です。アメリカやもちろんバチカンには本当に素晴らしいアーカイブがあるので、私はこれらのアーカイブで、1200年や1300年のカトリック教徒が煉獄についてどう考えていたかを調べ始めました。
煉獄を調査する本を書いているときに知ったのですが、実は煉獄はアイルランドにある場所だったのです。実際に今もその場所があり、アイルランドのレッドレイク、ロック・ダークと呼ばれる島にあります。そこは人々が洞窟に行って24時間耐えれば魂が浄化されると信じていた場所でした。中世後期の1200年頃までそうしていました。
この洞窟には何か特別な意味があるのでしょうか。
ええ、この洞窟には悪魔がいて、この洞窟で死後の世界の存在に襲われて生き延びなければならないのです。中世の人たちは悪魔や天使を区別せず、それが現実の一部だったのです。この洞窟は、そこで戦いを繰り広げ、戦いを生き延びれば罪が許されるという場所でした。
煉獄の洞窟はこれだけではありません。イタリアにも煉獄の洞窟がありました。ここから煉獄の教義が生まれました。時が経つにつれ、人々は煉獄を場所ではなく存在の状態として考えるようになりました。それで私はその本を書きました。
その本を研究しているときに、空中現象の記録に遭遇しました。1200年から1800年までのカトリック教徒は、空に何かを見ていました。報告書にも記載されています。彼らは「オーブを見た。それが何なのかはわからないが、煉獄の魂だと思う。だから、本来あるべき場所に返すように祈ろう」と言います。
それで私は、これらの記録を収集し始めました。天使だと思ったりもしました。たくさん見ましたが、何なのかわからなかったので、ちょっと脇に置いて、煉獄に関する本を書きました。
たくさんの記録があって、パターンも同じだったので、友達に見せたところ、彼はそれを見て、これはスピルバーグの映画のようだ、UFOのようだと言いました。正直私は、まさかUFOじゃないだろうと思いました。
その週に私の町でUFOの会議があったので行ってみました。そこでUFOを目撃した人たちに会いました。彼らの話を聞いたとき、パターンが一致しているように思われたので、これはカトリックの報告とまったく同じだと思ったのが2012年にUFOの研究を始めたきっかけです。
UFOの話に入る前に、煉獄の話にとても興味があります。あなたはそれについてどう思いますか?
煉獄は洞窟で、具体的な行為の場所でした。基本的にはカトリック教徒はそのことを知らないし、教皇も知らないと言うでしょう。魂が行き着くのは物理的な場所ではないと言うのが通常の考えです。
それは精神的な場所ですか?
彼らはそれを心の状態または存在の状態だと言いがちです。私はそれを魂の存在の状態として見ます、つまりそれは別次元の領域です。ちなみにこれはカトリックに見られるものだけではなく、比較宗教学で古代エジプトやヒンズー教、仏教などについても似た話があります。どうやらこれはプラトンやソクラテスにまで遡るようです。ギリシャの伝統、哲学の伝統です。体が死んだ後、魂に何が起こるかは、人生で何をするかによって大きく左右されるので、私はそれを非常に真剣に受け止めています。
聖書には煉獄という言葉がありますか。
煉獄は聖書のどこにも出てきません。1200年代まで成文化されていなかったのです。イエスの死後かなり経ってからです。魂のために祈ることについての言及は聖書の別の箇所にありますが、それは煉獄とは呼ばれていません。
何という名前ですか?
ダニエル書には亡くなった魂のために祈ることについての言及があります。
聖書は4世紀まで成文化されていませんでした。イエスの死後300年後のことです。初期のキリスト教徒は聖書を持っていませんでした。
私は宗教を擁護しているわけではなく宗教を研究しているのです。私がこれをやろうと決めたのは、イエスという人物に興味があり、イエスとその信者たちの生活がどのようなものだったかを知りたいと思ったからです。そのため聖書学をやる必要がありました。
私が通っていた学校は、カリフォルニア大学バークレー校の神学部であるグラデュエイト・セオロジー・ユニオンというところです。そこには、あらゆる種類のキリスト教宗派があります。聖公会、あらゆる種類のカトリック、ドミニコ会、フランシスコ会など。カリフォルニア大学バークレー校に所属する人たちもいます。
司祭がコースを受講し、聖公会の牧師になる人たちもいます。彼らはみんな長老派で、いわゆる新約聖書を学んでいて、聖書がどのようにまとめられたかを学びます。このクラスを取ったときのことを覚えていますが、そこには35人くらいの人がいて、全員が何らかの神学者や牧師になる予定でした。学者になる予定だったのは私だけだったと思います。
その全員がトラウマを味わいました。なぜなら、キリスト教についての物語を信じるように育てられたのに、その物語が解体され、新約聖書はギリシャ語で書かれていて、初期キリスト教徒は別の本を使っていたことが分かったからです。これは多くの人の信仰を破壊しました。そのうちの何人かはその後宗教学者になりました。
信仰を破壊された司祭たちもいましたが、私の信仰は強められました。神は真実の神なので、私は真実を知ることを恐れない、たとえ真実が人々を幸せにしないとしても、私はそれを学びたいと考えました。私はもっと知りたいと思ったので、博士号を超えて教育を広げました。
博士号を取得したとき、ドン・ジョン・ドミニク・クロスンに師事したいと思いました。彼は当時、世界でイエス学の第一人者であり、バークレーで教鞭をとっていました。そこで学部長に、彼と一緒に授業を受けられるか尋ねたところ、彼はもちろんいいよ、と言ってくれたので、彼と一緒に授業を受け、さらに学びました。そしてそれは私を強くし、信仰を強めてくれました。
私の生徒の中には、聖書の文字通りの解釈をする人と呼ばれる人たちがいました。聖書には矛盾があるため、文字通りに受け取るのは難しいのです。私が11歳のときに知っていたのは、神様が矛盾のあるものを創造するとは思えない、これは間違って翻訳されているに違いない、ということでした。
私の生徒の中には、後に非常に保守的なキリスト教の牧師になった人もいますが、私たちは今でも仲良しで、イエスと悪魔とレギオンについて会話を交わしました。
その話は、イエスがある町に来ると、悪魔にとりつかれた男がいて、悪魔がイエスに話しかけて、逃げろ、私の裁きはまだ下されていないと言うのですが、イエスは悪魔を捕まえて豚の中に入れ、町を救うのです。男は憑依されていると書いてあるので、私はこれをある特定の方法で読み、私の生徒はそれを文字通りに読み、私たちはそれについて意見の相違がありました。私たちは意見の相違がありましたが、彼は牧師になりました。面白いのは、私は10年後にUFOのことを経験して、彼の認識に至ったことです。今では私は彼が正しいと思います。
初期のキリスト教徒は、全員が読み書きができたわけではありませんでした。彼らはカタコンベのような場所に彼らは死者を埋葬し、ローマに迫害されていたため隠れていました。そのため、彼らはフレスコ画と呼ばれるものをたくさん持っていました。彼らのフレスコ画を見ると、彼らにとって何が重要だったか、また彼らがどのように礼拝していたかがわかります。彼らは多様で、女性も男性と一緒に礼拝していました。厳格な性の区別はありませんでした。死海文書は初期のユダヤ人コミュニティについて多くのことを教えてくれます。イエスはユダヤ人で、キリスト教徒ではありません。
明らかになったことの1つは、1世紀に初期のキリスト教会がローマによってほぼ壊滅させられたことです。彼らの神殿は70年にローマによって破壊され、そのグループは分散して生き残ろうとしました。それで、彼らは口承の伝統を維持できなかったので、それを続けるために物事を書き留め始めました。彼らはプラトンの「国家」を利用しました。本当に素晴らしい本です。まだ読んでいないなら、ぜひ読んでみてください。
エゼキエルのビジョン
UFO研究者がよく言及する「エゼキエル書」について説明してもらえますか?
「エゼキエルの車輪」ですね。キリスト教の観点から私が知っていることをお話しします。それはエゼキエル書にあります。エゼキエルは預言者です。聖書は旧約聖書で、ヘブライ語で書かれています。エゼキエルは神の預言者として希望を与え、彼はビジョンと呼ばれるものを見たということです。これは今日の人々がUAPや天使とみなされるものと遭遇したときに起こることなので、それは非常にあり得ることです。新約聖書のパウロにもこのことが見られます。
エゼキエルに起こった出来事は「エゼキエルの幻」と呼ばれていますが、彼はそれが現実だと思ったに違いありません。彼はおそらく白昼夢か現実のように見える幻を見ました。それは奇妙に見えるこれらの生き物の幻で、翼があり、車輪も付いています。彼はこれを見て、神の民はバビロニア人によってほぼ壊滅させられているにもかかわらず存続するという認識を得ました。
これはショーン・エゼキエル・ソーと呼ばれています。ソーはおそらくセラフィムです。セラフィムはサラフの複数形で、天使の一種です。翼のある目のようなもので、車輪で示されることもあります。ユダヤ人はこれを神の玉座と解釈しました。これらは神の玉座にいる存在でした。この伝統はメルカバの伝統と呼ばれ、メルカバは文字通り戦車です。
人々がこれらの神の使者を目撃したときに起こるこのような出来事は非常に壮大なものです。その一部は、サイケデリック体験と呼ばれるもののように思えます。実際、宗教学の中でも、ネイティブアメリカン教会は植物の薬を非常に構造化された宗教的な方法で利用しています。そして彼らはこのような経験をしています。
サイケデリックな体験
サイケデリックな体験についてどう思いますか。
私の立場は、正しい意図で行われた場合は良いことだと思いますし、その意図がなければ危険です。おそらく意識の何かがオープンになるのでしょう。その結果、私たちが話してきたような別の存在に出会うかもしれません。その存在は良いものもあれば、悪いものもあります。
それが現実の領域だと信じますか、それとも想像の中で作られたものなのでしょうか。
現実の領域だと信じています。私がそう信じる理由は、いわゆるフィールドリサーチを行い、幻覚剤なしでこの領域にアクセスする人と、幻覚剤を使って頻繁にアクセスする人の両方に話を聞いたからです。彼らは、それらの領域で起こる類似の種類の事柄について話しています。特定の経験、彼らが遭遇する特定の存在、エンティティなどです。それは、それが本当の領域であり、私たちがそれにアクセスする方法を示しています。UAPを研究している政府関係者に会ったとき、彼らはこの領域に非常に興味を持っているのを知りました。彼らは意識がアクセスポイントであると考えてこれに興味を持っています。
それはどういう意味ですか?
つまり、物事は私たちの意識にあるものを通してアクセスできるということです。私たちはそれを理解し始めたばかりだと思います。
なぜ注意する必要があると思いますか?
私は、彼らが言うところの「憑依」を受けたことがある人々の話を聞いたことがあります。私は彼らの言葉を代弁するつもりはありません。彼らが私に説明したことは、キリスト教の伝統の中で私が聞いたことのあることです。憑依は、ほとんどの宗教的伝統で起こることです。ちなみに、キリスト教の伝統で起こるわけではありません。何かに憑依されることは悪いことであり、有害です。ですから、そのようなことが起こり得るのは、その領域に対処する準備ができていない場合です。ユダヤの伝統、ギリシャの伝統にもこれがあります。
これらの他の次元、つまりこの領域では、助けてくれる人々のグループがいます。例えば、メルカバの伝統では、40代になるまではこの体験を持つことが禁じられています。精神的に成熟していなければなりません。ギリシャの伝統では、数学をやって脳を準備します。体もアスリート並みに鍛えました。
ほとんどの人はそうではありません。彼らはただ人生を歩み、仕事をしているだけです。そして彼らはこのことをしたいのです。おそらく5回はうまくいきますが、6回目には人生で最悪の出来事となり、PTSDの影響を及ぼします。そういう経験をした人を知っています。だから私は保守的な側にいるのです。
サイケデリックに頼らずに高次の世界へ至る道を探る
別次元や異世界、何と呼ぼうと、サイケデリックに頼らずにそこへ至る人々はどうやっているのでしょうか。
ほとんどすべての主要な宗教的伝統には、この伝統があり、通常は修道院のコミュニティと呼ばれています。僧侶と尼僧のコミュニティ、またはヒンズー教ではサンニャーシンと呼ばれています。ソクラテスやプラトンについて話したように、ギリシャの哲学的伝統にも、一緒に暮らして助け合う人々のグループがあります。仏教ではサンガと呼ばれています。それは、お互いに助け合って世界へ到達する準備を整えるコミュニティです。知識、知恵、真実、そしてこれらの領域を提供します。
私は道徳的リアリストと呼ばれる哲学的立場で、真実や正義のようなものは現実のものであり、人間が死んでもそれらは存在すると信じる立場です。真実と正義は依然として存在すると私は信じています。それは自分が生きてきた限りの人生を生き、自分が受けてきたトレーニングを通してのみ得られるものです。
道徳的リアリストではない人はたくさんいます。ほとんどの人はそうではないと思いますが、人がこの領域を体験し、真実と美の存在を感じたら、それは素晴らしいことですよね。
ジミ・ヘンドリックスはサイケデリックの経験を通してこれを知っていたと思います。彼はそれを経験していました。彼はただハイになっているだけでなく美しいと言いました。サイケデリックから非常に多くのポジティブなものが生まれるので、私たちはその領域を、何らかの方法で、より効果的に探求するべきです。
私たちは子供たちにこれを教えません。私たちの文化は、これが現実であり、これらの素晴らしいものにアクセスする手段があるかもしれないという現実を完全に排除しています。私は彼らが超越的な体験を信じるべきだと言っているのではありません。しかし彼らはこれを渇望していると思います。これは人間として必要なものであり、私たちが奪われてきたものです。
私は本当に正直に言って、サイケデリックはあなたを賢くし、記憶にアクセスし、人生をより賢くナビゲートすると信じています。それはすべてをクリアにし、明確な方向性と進むべき場所を与え、過去の出来事や現在の出来事、人間関係に対する新しい見方を与えます。
同時に、私は宗教儀式で使用される薬物体験に敬意を払っています。でもパーティーでマジックマッシュルームを食べている私を見ることはないでしょう。私はその体験をとても真剣に受け止めています。私はふざけたりしません。ただ気まぐれにやったりはしません。なぜそれをするのか、何をするのか、どのようにするのか、その後の準備などについてよく考えます。つまり、もしそれをやるなら経験を最大限に活用できるように準備するつもりです。
UFO研究のきっかけ
それでは、UFO研究に移りましょう。UFOへの関心はどのようにして生まれたのでしょうか。
私はUFOに最も関心を持ちそうにない人間でした。14年前の私を知っている人なら誰でも、私がUFOについて話しているなんて信じられないでしょう。
これは煉獄の本が原因でした。私は空中現象の記録を作成しました。それを友人に見せて、UFOの会議に行きました。そこでこれらの経験をした人々に会ったことは話しましたね。私が研究していたことに関して、もう少し詳しく見てみようと思いましたが、誰にも言わず、ただ分析をしているだけでした。
そして、これは興味深いと思いました。これは基本的に現代の昇天物語です。魂の上昇です。人々が誘拐されたりする画像を見ると、宇宙船に上昇しているのがわかります。煉獄の画像でも同じことが見られます。ヨーロッパのカトリック教徒の魂が上昇しているのがわかります。これを研究しても信用を失うことはありません。それで、この研究を始めました。とても興味深いものでした。
その後、有名な航空宇宙企業や機関の航空宇宙エンジニアたちからメールや電話が来るようになり、彼らは私が行っている研究について話をしたいと言ってきました。
彼らが1800年代に起こった天使の出来事についてなぜ知りたいのか、理解に苦しみました。彼らと話し始めたら、彼らは私と同じようには見ていないことが分かりました。彼らはそれらの現象を実際に起こったこととして見ていました。でも私は何かの比喩として見ていたのです。
彼らはこれらの人々にどんなことが起こったのか、例えばどんな怪我をしたのかを知りたかったのです。それで、私は自分のしていることを見直し始め、彼らの視点から見始めたのです。これが現実の出来事だと思うとショックでした。それで私は1年間ショックを受けていました。私はライス大学にジェフ・クリパルという友人がいて、私は彼にすべてを話したのですが、彼もショックを受けていました。
これがもう比喩ではないと思わせたターニングポイントは何でしたか?
そうですね、ターニングポイントは、タイラーと呼んでいる人に会ったときでした。今振り返ってみると、彼はSAPの1つで働いていました。
SAPについて説明できますか。
軍の特別アクセスプログラムと呼ばれるもので、タイラーは未承認のSAPで働いていました。彼は自分の仕事を趣味と表現していました。2013年のことでした。彼は自分の仕事を趣味と表現していました。彼はさまざまな機関から多くの承認を受けていました。国防総省やNASAなどです。彼はミッションコントローラーとして働いていました。また、スペースシャトルのような人としても働いていました。彼はスペースシャトル計画に携わり、それが終わるまでずっと働いていました。彼はいつもスペースシャトルの打ち上げに立ち会っていました。科学的なこともやっていました。だから、初めて会ったときはよく理解できなかったのですが、彼は本当にデータを知りたがっていました。だから、私がバチカンでやる仕事に本当に興味があるかどうか知りたがっていました。また、意識に関する仕事にも興味がありました。なぜなら、彼は自分の分野では意識が次のステップだと言っていたからです。
私は彼と一緒に仕事をするのにとても時間がかかりました。なぜなら、それが私の人生に何を意味するのか、つまり、それが私の人生を変えるかもしれないのではないかと心配していたからです。そして、それは私の人生を変えました。それが変わったのは、カトリックの伝統を新しいレンズから見始めたからです。
私はアグレダのシスター・マリアSister Maria of Agredaのような修道女を調べていました。 1500年代に生きていた彼女は天使との体験をしたのですが、最初は天使とは呼びませんでした。そこで私は、これらの人々が経験した体験を調べました。今見ると、素敵な祈祷カードがあり、彼らが経験した素敵な出会いのように見えますが、アーカイブにある一次資料を読むと、実際にその出会いは、表現されているものとはまったく異なっています。そして、それは私にとって衝撃的でした。
アーカイブには2つの主要なものがあります。バチカンアーカイブとUFOリサーチアーカイブです。さまざまなアーカイブがありますが、このアーカイブについて多くの情報を保持しているのは、まずバチカンアーカイブとバチカンです。以前はバチカン秘密アーカイブと呼ばれていましたが、使徒アーカイブと呼ばれ、教皇のアーカイブです。そこに行くには、特定の資格が必要です。資格を持っていたので、そこへ行って、カトリックやキリスト教の伝統における、天使の出来事があったり、空中浮遊や異常な活動があったりした聖人の一次資料を見ることができました。それを見て、自分で一次資料を評価することができました。
本当に貴重な仕事ですね。
ええ、私はその仕事をしました。聖人を調べ始めると、そこで何が言われているかがわかります。一次資料と呼ばれるものがあります。これは、聖人が経験したその経験について最初に出てくる資料の一部です。シスター・マリアは自分の経験を書いています。それがとても重要なのは、彼女自身がそれについて書いたものだからです。
後にそれは編集され、教会によって変更されました。彼女は天使を見たと言いました。それは幻ではなく、現実でした。彼女はそれが光っていて、混乱したと言いました。天使には見えなかったからです。そしてそれは杖を持っていて、彼女はその杖が彼女の中に入ったと言いました。これは現代のUFOアブダクション報告のように見えます。
なぜ教会はそれを編集したのでしょうか。
それが彼らの神学に一致しなかったからです。それは今日でもよく起こります。私はそれが政府でよく起こることを知っています。
カトリック教会は直接証言を取り上げて、これは私たちの考えと一致しないので、変更すると言ったということですか?
はい、そして元の記録はそのまま残しました。人々は今ほど読んでいなかったし、私たちがそれを見るとは思っていなかったのです。
それは興味深いことです。カトリック教徒は他に何をしたのでしょうか?
それはすべての宗教で起こることだと思います。どの宗教でも人は何らかの出来事を抱えています。それは彼らにとって意味深い正当な出来事であり、そして彼らはその出来事を語り、それが人々の人生を変え、そしてその宗教は、まるでそれは起こらなかったかのように、それを編集します。
今、UFOの話題でそれが起こっています。
ええ、つまりそれはすべての主題で起こります。それで、私はカトリックの伝統を遡って、できるだけ多くを見ることにしました。そしてなんと、ほとんどすべてがそのように見えました。私たちが認めている天使とは違って見えましたし、多くの場合、彼らは不穏でした。ジャンヌダルクの経験も、とても不穏なものでした。
私たちはジャンヌダルクの物語を知っています。彼女は戦士です。少女戦士で、神からフランスのために、イギリスに対して戦うように言われました。誰が彼女にこれを言ったのか、誰がジャンヌダルクにこれを言ったのか、神が降りてきたのか、と疑問に思いました。最初は彼女はそれが何なのか認識していませんでした。シスター・マリアと同じで、認識の欠如、混乱があったのです。
それは光の存在で、彼女の父親の庭に現れ、彼女の前に現れて、あなたはこれをすることになると告げました。彼女は何だこれは、と感じました。彼女はそれが再び現れるまでそれを真剣に受け止めませんでした。そして彼女はそれが聖ミカエルだと認識します。そして聖ミカエルは、彼女に戦士になるよう求め、それが彼女の使命でり、人々に伝えなさいと言い、彼女は行きます。そして人々は彼女の言うことを聞きます。なぜなら彼女は知り得ないことの知識を持っているからです。彼女は物事の予知能力のようなものを持っていました。彼女は最終的に火あぶりにされます。だから私はそれが不穏だと言いたいのです。天使は彼女を軍隊で戦わせ、勝利しますが、最後には火あぶりにされます。
善良な天使が娘にそんなことを望むだろうか? 私は望みません。つまり、私が言いたいのは、それは、調べ始めるとずっと複雑になるということです。それがあなたの信仰を殺すという意味ではありません。あなたが信仰を持つ人であれば、その信仰はそれを調べることに耐えるべきです。それが私がやったことです。それが私がUAPのことに関わるようになったきっかけです。
そのうちある人々から連絡が来て、彼らはそれが現実であるという観点から、彼らはそれが起こっていると信じており、何が起こっているのかを知りたいので、できるだけ多くのデータが欲しいと言いました。それで私は彼らにデータを提供していました。
私はそのうちの1人と仕事をし始めました。2013年から2018年の間のことです。当時は特別アクセスプログラムとかリバースエンジニアリングプログラムという言葉を知らず、それに携わっている人々がいることなど私は知りませんでした。彼らは議会にいませんでしたし、このことについては話されていませんでしたし、ニューヨークタイムズの記事はまだ報道されていませんでした。
ニューメキシコの墜落現場
本に書いたように、私はニューメキシコの墜落現場に行きました。墜落現場とされる場所で私はタイラーとギャリー・ノーランと一緒に、私たちは残骸を見つけました。それはロズウェルではありませんでした。ロズウェルはおそらくカモフラージュの場所のようなものです。
残骸(破片)はどんなものでしたか?
そうですね、破片は金属のカエルの皮のように見えました。ええ、カエルの皮のように見えましたが、金属でした。
写真はありますか?
いいえ、撮影できませんでした。
どうやってこの場所にアクセスしたのですか?
タイラーは素晴らしいアクセスを持っていました。彼は空港をノーチェックで通過できる人で、IRSの監査も受けたことがなく、法律を超越しているようでした。だから私は彼を「アメリカン・コズミック(アメリカの宇宙人)」と表現しました。私はこの人に驚きました。私はとても衝撃を受けました。今まで会ったこともなかったし、存在すら知らなかった人だったからです。
彼がしたことの中には、SpaceXの打ち上げが失敗したときのトラブルシューティングも含まれます。2018年か17年だったと思いますが、墜落して彼の電話が鳴り、宇宙飛行士たちはみんな「どうやってこれを直せばいいの?」と聞いていました。彼は墜落したものを直す人でした。
スペースシャトルのチャレンジャー号が墜落したとき、彼は墜落の原因を解明するチームにいました。チャレンジャー号墜落事故で亡くなった宇宙飛行士ジュディ・レスニックは彼の友人でした。
あなたはまだ彼と関わりがあるのですか。
彼との間でその後に起こったことは話せません。
それで、この場所には他に何があったのでしょうか。
彼は私がUFOを信じていないから現場に行くように頼みました。その通りです。私は信じていませんでした。彼は、あなたはUFOが架空の存在か別の世界にいると思っている人だと言いました。私は証拠がない限り、それを信じることはできませんでした。それで彼は、ある場所に行くべきだと言いました。そうすればあなたは納得するでしょうと。
そして彼は私に行かないかと誘い、私が「はい」と言うまで1年ほどかかりました。「はい」と言ったとき、私は「誰かを連れて行かなくてはいけない」と言いました。一人で行きたくないので、同僚の1人を連れて行かなくてはいけないと言いました。
ところで、私は自分の本「American Cosmic」を何度も読み返しています。その本にはたくさんのことを書きましたし、すべて正直に書いたので、当時は理解できなかったデータが含まれているのです。今、自分の本を読み返すと、ああ、そんな事があったんだ、と分かります。彼からたくさんの資料をもらいました。たくさんのプレゼンテーションや論文など、今でもそのメモを読み返していますが、今では当時のことを理解しています。
私は信じていなかったし、それが起こっていることも知らなかったのす。それで彼は私をニューメキシコのこの場所に連れて行きました。彼はそこは1940年代にUFOが墜落した場所だが、それはロズウェルではないと言いました。
私は当時学部長で、カトリック史の研究ですでに賞を受賞していました。私がUFOの研究をしていることは誰も知りませんでした。私は、ライス大学の友人のジェフ・クリパルを一緒に行こうと誘いました。彼は、目隠しをして行かなければならないというので躊躇しました。
ちょうどギャリー・ノーランを知ったばかりでした。彼は今では有名人です。彼に一緒に行くかと尋ねたところ、彼はもちろん行くと答えました。彼はそれを解明するための実験室の機器をすべて持っていたので、私はタイラーにギャリー・ノーランと伝えました。彼は彼を調べ、数日かかりましたが、戻ってきて、彼はOKと言いました。
私たちはニューメキシコに行き、その場所に泊まりました。そして翌日、墜落事故回収場所に行きました。タイラーが設定して持ってきた特別な金属探知機があり、私たちは車に乗り込み、ある時点でタイラーが目隠しをしろと言ったので、私たちは目隠しをし、さらに40分行きました。そして外に出ると目隠しを外しました。
私は周りを見回すと、タイラーがこの場所を知っているかと尋ねました。私は「いいえ、もちろん知らない」と答えました。すると彼は「Xファイルのエピソードの1つに出てくる場所だ」と言いました。私はまだ信じられませんでした。なぜこの人たちが信じているのか知りたかったのです。彼らは2人とも完全な信者だったからです。
私たちはそこで1日中過ごしました。私たちは部品の残骸を手に入れました。私たちはこの物を手に入れましたが、入手するのは大変でした。あちこちに瓦礫があり、瓦礫の山でした。タイラーは、人々が見つけられないように瓦礫をそこに置いたと言いました。
私たちは残骸を持ち帰りました。それは彼のバックパックの中にありました。空港でギャリーは止められました。タイラーはそれを予測していました。タイラーは私たちに、怖がらないで、大丈夫だからと言いました。
ギャリーは後でレーザー顕微鏡などでそれを調べ、異常だと言いました。その後にもたくさんのことがありましたが、何が起こったのかは言えません。
(2)につづく