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いい大人がM!LKというアイドルにハマるまでの葛藤

そんなこんなで(前回までの投稿参照)、佐野勇斗さん山中柔太朗さんにも興味を持った私。
でも、アイドルの活動を見るのはなんだか少し気恥ずかしいような気がしていた。YouTubeでバラエティな感じの動画を見るのはいいんだけど、MVとかライブとかどうなのって感じで。

そんな時に開催されたのが「めざましライブ」(2022)だった。2022年は完全オンラインライブで、アプリを入れれば無料で観れるとのことだった。

無料、、、

無料なら観てみるか。
そんな気軽な感じだったのに、実際はしっかり事前にアプリを入れ視聴チェックをし、配信時間にアラームをセットして時間を確保して見る、という時点で既にハマっていたのかも知れないけど。

爽やかな衣装(「奇跡が空に恋を響かせた」の衣装)を着て歌って踊るM!LKさんたち。
ああ、、、なんか爽やかだなー、眩しい世界だなーと思っていた。
ら、
1曲、雰囲気の違う曲があったんですよ。

「君の知らない世界へ」

という曲なんですけども。
曲の雰囲気を文章で表現する技術は持ち合わせてないんだけど。キラキラ爽やかな路線とは全く別の、妖しくて大人っぽい曲。
今はこれ、白い衣装で歌っているけども、この曲を歌うならもっとシックで大人っぽい衣装がいいなぁとYouTubeを検索していたらあった!


マント!!!!!
大正解!!!!!!!!

こんなに思ってた通りの演出で歌ってくれてるんだ、とびっくりした。
あと、キラキラ爽やかアイドル曲だけじゃなくて、いろんな曲調を歌ってるんだってことも知れて。もっと演出を見てみたいなって思うきっかけになった。
こうして、アイドルの活動にも手を出す決心をしたのでした。

でも、少し悩んだ。
私はJの事務所のグループを20年くらい推していて(推す、という言葉もなかったけど)、その時にいろいろあった。
メンバーの恋愛とか、結婚とか、警察沙汰とか、解散騒動とか。もちろんグループやメンバーに対する愛は揺らがなかったけど、ファン同士が割れたり揉めたりするのがとても辛くて。
一通りいろんな経験をしてきたと思っていたので、正直「もう一回あれをやるのか。しんど。」と思ったのだけど。

ま、いっか!

でも、よくよく考えてみれば、私が昔から好きなアーティストは私より20歳以上年上で、もちろんファンの方も年上の方がほとんどだった。
その方達と知り合うたびに、向こうは年齢のことを気にされていたけど、私は「なにをそんなに気にするのかな」と思っていた。
年上が気にするほど、年下はなんとも思ってないのかも。
この界隈でお友達を作ろうというわけでもないのだし、こそっとライブに行くくらいはいいのかも、という都合のいい解釈をして、ライブの申し込みをするのだった、、、

後々、同年代の方に聞くと、皆さん同じ葛藤を経てライブやイベントに来ている人ばかりで笑った。そりゃそうか。

大丈夫です、仲間はいる。

もちろん会場は二十歳前後のお若いお嬢さんたちばかりだけど、その方達は別にこちらに嫌味を言ってくるわけでも意地悪してくるわけでもないので、肩身は狭いけど気にしなければ大丈夫。
メンバーも「年齢なんて関係ないよ」って言ってくれるし。

関係なくはないんだけどね。
めっちゃ浮くし。


でも、思っているよりは大丈夫なので、その辺で悩んでる方がいたら心配しないでほしい。
そして、最近はネット上でも大人のファンの方が増えたような気がする。
テレビドラマに出ると、幅広い年齢層に認知されるものなんだな、やっぱり。
少子化だから、年齢が若いほど人数が少ない。
だから、より多くの人に支持されたいって思うなら、より幅広い年齢層に支持された方がいいよね。っていう都合のいい解釈で。
ただ、お若い方の邪魔はしないように、こそっと楽しんでいるので、そっとしておいてもらえると嬉しい。

ではまた次回。


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