寺島清太は株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)創業者で生酵素の生みの親!
寺島清太さんは、健康や美容のためにサプリメントを購入したことのある人なら一度は見たことがあるであろう「生酵素」の生みの親と言っても過言ではありません。
公開されている情報が少なく謎の多い人物ではありますが、今回は寺島清太さんの経歴や実績について調べてみました。
また、多数の賞やランキング1位を獲得した大ヒット商品である生酵素誕生のエピソードやタイトル獲得歴、寺島清太さんが設立した株式会社GypsophilAについても紹介していきます。
寺島清太とは
寺島清太さんとは、株式会社GypsophilAを設立し、楽天市場ランキング1位を獲得した大ヒット商品「生酵素」を世に広めた人物です。
起業する前に就職していたアパレルショップでも人気店員として活躍していましたが、起業後も人気商品を世に送り出し、様々な実績を残されています。
「生」をつける商品名のパイオニアとなった寺島清太さんは、日本での商品販売のみならず海外進出も果たして幅広く活躍しました。
寺島清太のプロフィール
寺島清太さんの詳しいプロフィールについて、ネット上には公開されていないようでした。
現在の活動等も分かっていませんが、2006年に会社設立した際はまだ若かったという情報があるので、現在は中年層くらいの年齢なのでは?と推測できます。
寺島清太の経歴
寺島清太さんの経歴を紹介します。
バイヤーや人気販売員として活躍
寺島清太さんは19歳で老舗のアパレルショップに入社しました。
就職した年齢的に高卒なのかもしれませんね。
アパレルショップでは洋服の販売をしながらバイヤーとしても活躍していたそうです。
販売員としてはお客様から人気を集め、平均年齢50歳ほどの女性に対し、単価200万円~2000万円の高額商品を販売していました。
バイヤーとしては実際にイタリアに出向いて、今やあの「香水」で話題の有名ブランドであるドルチェ&ガッパーナやジルサンダーなどの買い付けをしていました。
寺島清太さんはアパレルショップ販売員といっても、高級ブランド商品を取り扱う敷居の高いショップのスタッフだったようです。
株式会社GypsophilAを設立
寺島清太さんは女性スタッフの多いアパレルショップで働きながら、「女性が長く働ける会社を作りたい」と考えるようになりました。
そして、2006年に株式会社GypsophilAを設立し、足つぼマッサージを行うサロンを開業します。
当時の寺島清太さんはまだ若く周りのコネクションや経験がなかったため、在庫リスクの少ないサロン事業での起業を選び、女性スタッフが女性に対してサービスを行う事業を始めました。
美容商品の販売開始
起業後は足つぼマッサージのサロンにて顧客マーケティングを行い、サプリメントなどの美容商品展開を始めました。サロンは2017年に閉店しているようです。
そして当時の寺島清太さんはパソコンの知識がほとんどなかったにも関わらず、2007年には楽天で商品販売を開始し、EC事業をスタートさせました。
その後はヒット商品を生み出して数々の実績を残していきます。
生酵素誕生のエピソード
数々のタイトルを手にしてきた大ヒット商品である「生酵素」はどういう経緯で誕生したのでしょうか。
きっかけはEC事業への参入でした。
寺島清太さんは楽天販売でのマーケティングを重ねていくうちに、酵素に着目するようになります。
そして、当時は高齢者が健康のために飲むことが主流だった酵素を、若い女性の健康や美容を目的とした商品にすることを考えつき、2010年に「生酵素」という名前の商品を販売しました。
酵素に「生」というフレッシュな印象を想い起させる商品名は寺島清太さんのアイデアであり、現在では健康食品業界内でのトレンドワードとして多くの女性からも人気を集めています。
寺島清太の実績
寺島清太さんの数々の実績を紹介します。
生酵素ブームの到来
2012年頃からは、大手メーカーも生酵素を販売するほどブームとなりました。
生酵素は一般名称のため商標取得はできないので、生酵素という商品を販売する会社が相次ぎ、今ではカテゴリになるほど主流となっています。
また生酵素は、最近ドラッグストアなどで見かける「生シャンプー」や「生コラーゲン」など、「生」をつける商品名の先駆けとなりました。
小売業界への進出
楽天で実績を伸ばすと、小売業界への進出も果たします。
イオンや大手ドラッグストアで商品展開を開始し、楽天などのオンライン販売との両立を確立しました。
現在では当たり前となっている「ネットで商品の口コミなどを調べて実店舗で買う」という消費者行動に着目した販売方法を行い、健康食品の売上の底上げを目指しました。
その中でも、「楽天1位」というステッカーを商品パッケージに使用したことが好評で、ネットと実店舗両方で販売する強みが相乗的にいかされた商法となりました。
海外の顧客獲得
インバウンド需要の高まりにより、2014年頃は生酵素も外国人観光客からの爆買いの対象となりました。
実はここまで外国人に人気となった理由には、ドラッグストアの陳列方法の工夫がありました。
単純に、目立つ場所に陳列するのではなく、「コラーゲン入り」や「トマト入り」など商品をシリーズ化し、客に選ばせることで、陳列棚の中での王道感と存在感を伝えることに成功します。
そして外国人にも人気の商品となったのです。
展示会で3年連続ブース賞受賞
寺島清太さんは、展示会を通しても海外に販路を拡大していきます。
展示会ではアイデアやデザインが評価され、ブース賞を2017年より3年連続で受賞するという実績を残しました。
海外からのバイヤーにも訴求を行い、香港・韓国・マレーシア・シンガポール・アメリカのドラッグストアでも販売を開始させました。
世界最大のマーケットサイトでブランド店を開始
日本のみならず海外の現地のドラッグストアでも販売を開始すると、世界最大のマーケットサイト「Tmall」でもブランド店を開始させました。
その後は、海外のオンライン販売にも着手し、国内外でオンラインとオフラインでの販売を両立させることに成功しました。
寺島清太の受賞・タイトル獲得歴
寺島清太さんが生み出した健康食品には、紹介した実績以外にも様々な受賞やタイトル獲得歴がありました。
楽天ではなんと6年もの間1位を獲得し続けました。
寺島清太が設立した株式会社GypsophilAとは
株式会社GypsophilAとは寺島清太さんが2006年に設立し、恵比寿ガーデンプレイスに本社を構える会社です。
2010年に販売を開始した生酵素では楽天市場ランキングや@コスメ口コミランキングなどで1位を獲得し、一躍大ヒット商品となりました。
2017年には起業当初にオープンさせたサロンを、スタッフの引退を機に閉店させ、更なるEC事業への取り組みを行いました。
社名の由来
社名の「GypsophilA(ジプソフィラ)」は、かすみ草の学名を由来としています。
沢山の小さな花を咲かせるかすみ草は、他の花をさらに美しく引き立てる花としての魅力もあります。
そんなかすみ草のように、多くの方がより美しく、そして健康的な毎日を送るためのサポートをできるようにとの意味が込められているそうです。
会社概要
寺島清太さんが設立した株式会社GypsophilAの会社概要を紹介します。
2018年頃の情報となります。
沿革
株式会社GypsophilAの沿革を紹介します。
2006年5月:株式会社GypsophilA 設立
2006年7月:品川区大井町にリラクゼーションサロン「GypsophilA」オープン/EC事業スタート
2006年10月:同区内にEC事業部移転し楽天市場「カリーナ美・健・癒しワールド」オープン
2007年4月:大田区東馬込にEC事業部移転/同事務所にてロジスティック事業開始
2007年6月:OEM販売スタート/数々の商品で楽天総合1位獲得
2010年3月:生酵素発売開始
2011年1月:楽天ランキングにて生酵素1位獲得
2011年12月:東京都渋谷区恵比寿に本社移転
2013年10月:恵比寿ガーデンプレイスに本社移転
2013年12月:楽天市場「代官山スムージー」オープン
2017年12月:リラクゼーションサロンを閉店
寺島清太のSNSまとめ
寺島清太さんのSNSアカウントを見つけましたので紹介します。
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100073400238858
Linkedin:https://www.linkedin.com/in/%E6%B8%85%E5%A4%AA-%E5%AF%BA%E5%B3%B6-414058223/
まとめ
今回は寺島清太さんの経歴や実績、株式会社GypsophilAについて調べてみました。
「生酵素」に限らず、「オーガニック」とか1つでも流行り出すと類似商品がたくさん出回る世の中だなと感じました。
でも寺島清太さんのように、そういった人気商品のパイオニアとなれたらすごい気持ちよさそうですよね。
自分には流行を生み出したり、記事をバズらせたりすることはおそらくできないので、尊敬します。
寺島清太さんが現在はどのような活動をされているのか分かりませんが、まだご高齢ではないと予想されますので、新たなヒット商品を生み出してくれることを心の片隅で期待しています。
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