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【今日のニュース】バターカルテルと業界の闇

毎年高い高いと言われているバター


原因が酪農家減少や原材料高騰だとか言われているが、テレビでは本当のことは伝えない

アメリカ、欧米の2倍以上ある価格はなぜ上がり続けているのか調査してみた



バター輸入は国が一手に手掛けている 公取も疑惑に絡んでいる可能性

バター不足になったのは2007年からです。3年間も不足する理由などどこにもありません。

公取は気がつかないはずがありません。わざと目こぼししているんでしょうね。業界とつるんで。

牛乳は酸化していて体に悪いとか健康問題をいろいろ指摘され、ここ数年生産量が激減しています。そういうことを勘案して、カルテルを見てみぬフリをしているんでしょうね。

しかし最近は400円近いですからね。ふざけた価格です。



業界の闇 雪印食品牛肉偽装事件

2001年(平成13年)9月、国内でBSE感染牛が発見されたため、国はBSE全頭検査開始前にと畜された国産牛肉を事業者から買い上げる対策を実施しました。
これは、雪印乳業(株)の子会社であった雪印食品(株)がこの制度を悪用し、安価な輸入牛肉と国産牛肉とをすり替えて申請し、交付金を不正に受給したという、明らかな詐欺事件です。
事件は2002年(平成14年)1月23日の朝日、毎日両新聞の報道で表面化しました。
背景には、食肉業界で「原産地ラベル張り替え」が日常化していたことや雪印乳業(株)の食中毒事件の影響により雪印食品の売上が減少し経営が悪化していたことに加えBSE牛発生に伴う消費者の牛肉買い控えにより大量の在庫を抱えてしまっていた、などの状況がありました。
しかし、最大の原因は、当事者の考えや上司の指示がコンプライアンスや企業倫理に反するものであった、ということは否めません。
事件が顕在化してから3ヶ月後の2002年(平成14年)4月末に、雪印食品(株)は解散しました。



西宮冷蔵が内部告発以降他社と取引停止 なぜ告発者が悲惨な罰を受けるのか

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経営難、娘は進路問題が発生し自殺未遂



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政府のアンバランス政策

欧米のシステムは、生産し、余ったら輸出

日本は、生産し、足りなかったら輸入

ここに根本的な違いがある

ご存じのように日本は国土が狭く、小麦や米などの国際価格競争力は低く輸入品が安い傾向だ

中国産ニンニクなどは国産の3分の1(農薬がいっぱいですが)

最初に書いたバター輸入は国が一括して取り仕切るというのは国内生産者保護のためだ

そして国の方針として全国の牛乳は少なめに作られる

多く作ると価格低下、破棄を起こす為

牛乳が少ないので加工品のバターなども少なくなっていく

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このような構造的欠陥を抱えている

また、中国の食生活スタイルの変化も大きく、10億人の人間が10%乳製品の需要が増えたら日本人の需要2倍増えた事に等しい。

輸入バターは高騰し続けている

先ほど書いたように政府は酪農家に保護政策をして負のスパイラルを止めなけけばならない。また、価格上昇原因となっている、酪農家の収入があがらない原因の中間搾取業者の監視も必要。








まとめ

食肉、酪農業界は狭い村社会で、監視者も巻き込んだカルテルを形成している模様

この状態では新規事業者の参入は難しく、既得権益者が利益を上げている間に業界が衰退していくだろう

また、酪農家→加工→取引→運送→スーパーの卸売過程で、酪農家さんは搾取されている事も明記したい

ホクレンJA雪印という部分で不正が行われている

このような手詰まりの農家と中間管理業者が莫大な利益を得る構図は多くの場面で見かける

政府は手遅れになる前に酪農離れ、農家離れを防ぐべきだ

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小豆畑まお
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