るろうに剣心 追憶編がアメリカオリコンチャートに載り、日本最高の作品となるまで
少し前の作品ではあるが
1999年2月~9月にかけて全四幕が発売。この四幕をまとめさらに新たなシーンを追加した「特別版」がVHSとDVDでリリース。また2011年8月24日にはBlu-rayでも発売された。
第一幕『斬る男』
第二幕『迷い猫』
第三幕『宵里山』
第四幕『十字傷』
海外での評価
『Samurai X』というタイトルで海外リリースされ「Billboard」全米ビデオセールス総合チャート最高7位を記録。
世界の人気アニメをレビュー評価順でランキング形式に紹介している情報サイトAnimeNfoexitの「Top 200 Animeexit」部門で第1位
北米最大規模のアニメ紹介サイトAnime news networkexitの「Anime Top 50exit」で第5位
AnimeInsiderexit海外アニメ評論家が選んだ歴代アニメTOP50で第30位
20年前、日本は確かにストーリー、絵 すべてのクオリティが世界で頭2つ抜けていた
2020年では日本とそん色のない中国絵師は大勢いるし、外注は日本よりクオリティが高い
日本のバレーボール、スキージャンプ、車産業が辿った同じ道だ
いや、そんな概要や世間の評価はどうだっていいんだ
書きたい事はこの作品は皆に1度見てほしいという事で今NOTEを書いているんだ
まず追憶編ではなく縁編の評価から
世間ではすこぶる評価が悪い 冗長、蛇足と言う人までいる
しかし私としてはそれほど悪くない。るろうに剣心が編ごとにクオリティ委の差が激しいのはそう思うが
ダラダラとした引き延ばしも無い。キッチリ戦い伏線回収し見せ場有りで綺麗に終わっている
終盤のNARUTOやブリーチよりも上なはずだ(この2つは苦痛の部類だろう)
ドラゴンボールよりは下だと思う(正直比較対象として強過ぎるか)それでも、先ほど書いたようにキッチリ戦い綺麗に終わっているのだ
さて、なぜ追憶編の前に縁編を書いたかと言うと、縁編が無ければ追憶編は成り立たないのである。
過去編と言えばドラクエ3 龍が如く0 ベルセルク 結局の所、面白くて当たり前なのだ。
漫画、追憶編は本当に面白い
そこからブルーレイ 追憶編となるわけだが
改変が全て良い方向になっている これが本当にレアケースで素晴らしい
特に巴が剣心に十字傷をつけるシーン
漫画では偶然だが、ここに意味を持たせた
これはブルーレイの監督が心理描写まで深くるろうに剣心を理解している故のファインプレーだろう。
ラストの納得感は映画などでも重要だ
それがラストの巴の行動だ。これだけでも十分価値がある
今まで切れない刀で戦っていた人間が真剣でサクサク切っていく様は衝撃的だ。
北斗の拳で人が死ぬよりも、何倍も重く感じる
その事が逆説的に本編で不殺さずの意味を高めているのだ
言葉で最強と言われるだけで読者は実感できなかった部分が
追憶編でショックと共に分からされた。
前回も書いたが、今作では切れない剣、必殺技を叫び、ギャグ、少年漫画の湯祖を一切排除している
そこで映える心理描写、情景描写を楽しむ、大人の作品だ。
ぜひ観てほしい。
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