男女の友情は成立するのか?

 擦られに擦られた議題について、己の思うことを書いてみようと思う。この議題が擦られ続けている理由、それは答えがないから。だか最近派遣の単純作業バイトをやりすぎて一生こういうことについて17秒間考え続けている。なのでせっかくだから自由に書き連ねてみたい。

私の結論:その人といる時の性自認が両者一致していれば、男女の友情は成立可能

 性自認、、?LGBTなどについて語り始めている?と思った方、辞めていただきたい。正直問題、私はLGBTなどに全く興味がない、社会的に迷惑をかけるもの以外は何でもいいと思う。
ここで言う性自認は、「体は男だけど性自認は女だから女風呂に入れさせてくれ!」のようなものではない。

余談だが、私は本当にこのような性自認を主張する人間の意味が分からない。「いやいや性自認が女ならイチモツ持ちが女風呂にくる怖さ分かるじゃろがい😅」としか思えない。あとこの前、実年齢は40代だが自認は20代なので面接の時なども自認年齢を名乗るというトランスエイジとやらのニュースを見た。よく分からない。自認する分には勝手にしてくれればいいが、人間を困らせるのはただの迷惑である。

……長く余談をしすぎてしまった、全国の効率厨の同志、申し訳ありません。
私が言いたい性自認というのは、「その人といる時の自分の振る舞い方やマインド」という意味。だからLGBTなどを語る時に用いられる性自認とは違う、概念的なものだと思ってもらえたら。「性振る舞い」と言った方がいいかな、なんか語呂悪いね、やめとこう。

私が思う“男女の友情間における性自認”とは。

 人間誰しもいい意味で無意識に相手やTPOによって性格を変えていると思う。友達といる時はワイワイキャラ、職場ではしっかりした先輩キャラ、恋人といる時は退行して赤ちゃんキャラ、など。どんな場面でも誰に対しても同じキャラで生きていくことは不可能だ。

これと同じで、相手といる時の自分の振る舞いの自認が男なのか女なのか、その自認が相手と一致している場合に限り、異性間の友情は成立すると私は思う。なお、ややこしくなってしまうので、性自認が男男、女女の場合、友情が成立すると仮定する。

例えば、女が「この男と一緒にいる時、女友達と一緒にいる時みたいないらない気を遣わなくて楽だな、めちゃくちゃ下ネタ言えるな、あれっ、可愛いと思われたいと思わないな、好かれたいと思わないな」と感じ、女側が男のように振る舞うようになった、つまり性自認が男になった、そして男が「この女と一緒にいる時、男友達と一緒にいる時みたいに笑えるな」と感じた、つまり性自認な男になった、両者がそう心から感じたその時、やっと友情が成立すると思う。

一方で、同性の友達において、どちらかの性自認が性別と反転してしまった場合、同性の友情でも崩壊するだろう。

だからこそ、実際の性別はなんであれ、相手といる時の自分の性自認が両者一致していれば友情は成立するし、一致しないなら成立しないと思う。

男女の友情成立について話したかったのに、人間の友情まで範囲が広がってしまった、許して欲しい🥹🥹🥹

男女の友情が孕む危険性

 私は先ほど「相手といる時の自分の性自認が両者一致していれば男女の友情は成立する」と言った。しかしこれは「両者の“心からの”性自認が一致していた場合」に限ると思う。“心から”だ。

例えば、「本当は相手から好かれたい、どうにかなりたい」と下心満載なのに、あえて相手の性自認に合わせにいき、友達として近づく行為、これは現代よく見られると思うが、必ず近いうちに壊滅的な崩壊をするだろう。
曖昧な名前がない関係は、ぬるま湯に浸かっているように気持ちいい、ずっと続いて欲しいし、ずっと続くような気がする。しかしぬるま湯もお湯なのだ、ずっと浸かることはできない。いつか耐えられなくなる、そこから出たくなる。そこから出た時にはもうのぼせてしまっていて、そこでやっと自分が限界だったことに気づくのだ。

自分を偽り、相手に合わせたように振る舞うのは、一見互いの性自認が一致していて、友情が成立“している”ように見えるかもしれない。しかしそれはやっぱり“している”ように見えているだけで、儚く、すぐ壊れてしまうと思う。

成立しなかった友情はどこへ

 どちらかが性自認を意図的に相手に合わせていたが、もう合わせられなくなってボロが出てしまい、相手に「私たち友達だと思ってたのに、、、!!😭」ムーブをかまされ、消えてしまった見せかけの友情たちは、一体どこへ行くのだろう。
また、恋愛に発展して欲しいのに、性自認が一致していると思われてしまったことで生まれた架空の友情たちは、どうなるんだろう。

 擦りに擦られた、答えがない、「男女の友情」という議題。これについて議論される際、いろんな経験談や意見が飛び交う。この議論の背景には、行き場をなくした友情たちの魂が「忘れないで」と彷徨っているのかもしれない。


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